妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日はまた如月さんの依頼で研究所に来ていた。
「今日の依頼はなんだろうな・・・」
「すみませーん!誰かいませんかー!」
俺とカンナが如月さんを呼ぶと
「誰もいないのかしら・・・はーい!」
その声の主は金髪碧眼の美女だった・・・
「あれ?研究員さん?凄い美人だね!」
ヒサがそういう。
「見た感じ海外の人ですかね?」
「研究所では嗅いだことのない匂いだから初めて会う人だな。」
フィーアとシディも分析する。
「お待たせしました!何か御用でしょうか?」
女性は要件を聞いてくれたが・・・
「あ、あの・・・その・・・・如月さんはいますか・・・?」
じどろもどろになっちまった・・・
「カゲ・・・」
「大人の女性もダメなんだね・・・」
ヒサにカンナ!呆れた目で見るなよ!
「女性が苦手な赤メッシュの男の子に角の生えた女の子たち・・・耳の生えたカッコいい人・・・もしかしてカレコレ屋の方たちですか?」
なんと女性は俺たちのことを知っていたのだ!
「なんでアーシたちのことを?」
カンナが疑問をぶつける。
「やっぱり如月さんから聞いていたんです!面白い方たちだと。」
如月さん・・・俺の説明がなんか誤解を生んでる気が・・・
俺がそんなことを思っていると
「あ、カレコレ屋の皆さん来てくれたんですね!」
如月さんがやってきたけど・・・
ドテッ!
「あううう~・・・」
また転んだ・・・
「大丈夫ですか?」
女性は如月さんの手を取る。
「はい、では紹介を始めますね。彼女はアイリス、うちの職員なんです。」
「初めまして。」
アイリスが挨拶をする。
「俺はカゲチヨっす。」
「私はヒサメです!」
「カンナだよ!」
「フィーアです。」
「シディだ。」
俺たちも自己紹介をする。
「皆さんにお会いできて光栄です!」
そう言われると照れるな・・・
「で、アイリスさんと一緒に何をすればいいの?」
カンナが聞く。
「今日は貴方たちにはアイリスの仕事の手伝いをしてほしいんです。」
「内容はなんだ?」
シディが内容を聞く。
「アイリスさんはSCPで能力があるんですけど実際に見せた方が早いです。お願いできますか?」
「はい、皆さん写真を撮るので寄ってください。」
アイリスが俺達五人を写真で撮った。
「そしたら・・・」
「きゃ!カゲ、私の肩掴んだ?」
「俺じゃねーよ?」
そう言って俺とヒサが後ろを向くと・・・
「おお!」
「何ですか!?」
「穴の中から手が出てて浮いてる!?」
シディとフィーア、カンナが言う通り一瞬手が浮いてたぞ!?
「これが能力なんだな・・・」
「はいこれが彼女、SCPー105の能力カメラを使って撮影した写真は撮影場所のリアルタイムな映像に替わりアイリスはそこに写っているものを写真を通して実際に触ることができるんです。」
「まさに超能力ですね・・・」
フィーアの言う通り凄すぎだろ!
「撮影された人間からは目に見えない穴から女性の手が伸びてるように見えるみたいですね。」
さっきのはそれのことか・・・
「オブジェクトクラスはSAFEです。」
「まぁ、こんな優しい人だもんね。」
如月さんの言葉にヒサがそう返す。
「嬉しいです。」
「便利で悪用されると厄介な能力だけど職員として働いてもらっているんです。今回は能力拡張のために外で撮影して欲しいんです。五人は護衛も兼ねてるのでよろしくお願いします。」
「うむ!精一杯やらせてもらうぞ!」
如月さんの依頼にシディがそう返した。
sideヒサメ
そしてやってきたところは・・・
「ココがカレコレ屋・・・!」
「アーシたちはいつもここで依頼を受けてるんだ!」
目をキラキラさせるアイリスさんにカンナちゃんがそういう。
「希望だったから来たけど本当に良かったんですか?」
フィーアちゃんが聞く。
「はい!皆さんのお話を如月さんから聞いて一度来てみたかったんです!」
「そう言ってもらえると嬉しいな!俺の石コレクションも見るか?」
「はい!」
シディとアイリスさんはもう仲良くなってる・・・
そして私たちは六人で写真を撮った。
「凄くいい写真ですね・・・本当に楽しそうで羨ましいです。」
「研究所から許可が下りたらいつでも来ていいですからね。」
「ありがとうございます。私も能力を人を助けるために使いたいので研究所にいるんです。過去には暗殺に利用した人もいましたし・・・」
アイリスさん・・・私やカンナちゃん、フィーアちゃんは少し研究所のことを思い出してしまった・・・
「でもアイリスはこうして役に立とうとしているんだ。立派なことだと俺は思うぞ。」
「あぁ、危なくなったら俺らを頼って良いからな。」
シディとカゲがそう言った。
「ありがとうございます。」
sideカンナ
そうして帰っている途中だった。
「テメェら全員道ずれじゃああ!」
なんと男が刃物を振り回しながら走っていたの!?
「きゃあああ!」
「なんだ!?アイツはぁ!?」
逃げ惑う人々の中アーシたちはどうやって制圧するか考える。
「俺の血液操作じゃ距離が遠い・・・それに振りほどこうと抵抗されたら厄介だ・・・」
「私の高速移動ではあの人込みの中だと力を発揮しにくいですね・・・」
どうすれば・・・アーシが考える中アイリスさんが
「なら私に任せてください!」
そう言ってくれた。
アーシたちはアイリスさんの作戦を聞いた後急いで男の近くに向かった!
「お前ら何しに来たああ!刺して・・・うおっ!?」
男はアーシたちに刃物を振り上げるけどそれは能力を使用したアイリスさんが刃物を奪って阻止する!
「やけになって人を巻き込んじゃだめですよ!」
「根性叩きなおします!」
「ああ、許せないことだ。」
「おらよ!」
「それっ!無抵抗の恐怖を知ってね!」
アーシたちが氷と蹴り、爪、血液、水で男を制圧した。
「う、動けない…」
こうしてアイリスさんのおかげで死者もなく犯人を取り押さえることができた。
sideフィーア
「そんなことがあったんですね・・・」
私たちはあったことを如月さんに報告した。
「でもアイリスさんのおかげでアーシたちも存分に力を出して取り押さえることが出来たんですよ!」
カンナちゃんの言う通り早速役に立ちましたね・・・
「皆さんにそう言ってもらえると嬉しいです。」
アイリスさんも笑顔ですしこれで仕事は完了ですね・・・
「皆さんと撮った写真は大切にしたいと思います。」
「友達なんですからまた撮りましょう。」
私はアイリスさんにそう言った。
「・・・!はい!」
こうしてまたSCPと友達になったのでした。