妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

34 / 913
今回はカレコレ屋結成直後の話です。


シディの就活

sideカゲチヨ

妖精王の森をでて数日たったころ俺たちは今後のことを話すため

ハンバーガーショップにきていた。

 

「五人でカレコレ屋やるのはいいとしてさ、ヒサメとカンナ、フィーアは高校行くじゃん

その間俺たちどうする?」

 

ときくと

 

「カゲチヨは高校行くだろ?」

 

とシディにいわれた。

 

「なんで、俺もう二十だぞ?」

 

「肉体年齢は十八だろ?」

 

「その理屈だと俺ずっと十八じゃん!」

 

俺たちが言い争ってるとヒサメがハンバーガーを頬張りながら何か言ってきたので

食べてから話をさせると

 

「高3の途中でその体で学校いけてないなら高卒になったほうがいいんじゃない?」

 

「俺、留年生扱いなのか!?ってか俺まで学校行ったらシディどーすんの。」

 

シディは体も心も一応二十歳だし学校行くとしても今の学力で大学はかなり厳しい。

しかしシディから飛び出した言葉は、

 

「俺はサラリーマンになる!」

 

「「いや厳しくね?」」

 

「うーんシディは会社勤め向いてなさそう・・・」

 

「まずどうやってなるか知ってますか?」

 

俺とヒサメが突っ込み、カンナは適性を心配し、フィーアはさらに根本的なことを心配した。

こうしてシディの就活が始まったのだった。

 

sideフィーア

それからまた数日がたったころ

 

「おぉ!面接までこぎつけた!」

 

カゲチヨの書いたESのおかげでシディさんは面接までこぎつけていた。

 

「カゲチヨのおかげだな。面接頑張るぞ!」

 

「俺はシディにはもっと向いてる仕事あると思うぞ。」

 

「アーシもそうおもうな~シディちゃんと敬語使えるか不安だけどだれとでも

すぐ対等に接しられるし。運動能力あるからそれを活かす職種にしたほうがいいと思うな。」

 

カゲチヨとカンナちゃんが、進めるが

 

「だが人間はサラリーマンになってこそ一人前なのだろう?」

 

「なにそのひと昔前までの価値観?」

 

「ますます不安です・・・」

 

こうしてデカい不安を感じつつ面接に向けてシディさんにアドバイスするのだった。

 

sideシディ

面接当日、俺は面接会場で順番を待っていた。しかしカゲチヨが耳と尻尾は隠したほうがいいと言ってくれたがなんだか落ち着かないな・・・

すると隣に座ってる人に

 

「なんだよその髪色、普通地毛でも黒に染めるだろ?」

 

といわれてしまった。まさか髪色も気を付けなければいけないとは、

 

「てかどこ大?」

 

「俺はここにいるが?」

 

「大学だよ!ってか大学でてないのかよ!顔だけで生きてきたのに同じ面接に来るなや!」

 

散々に言われてしまったが精一杯アピールせねば・・・

 

こうしてついに俺の番が来た。しかし

 

「大学をでてないのにうちには入れませんよ。まぁ今から大学で頑張ってくださいね~」

 

といわれてしまった。

そうして面接が終わろうとしたとき、俺は気配を感じ

 

「皆!伏せろ!」

 

声を掛けた瞬間巨大なエイ型の異宙人が空を飛びながら会社に迫っていた。

そして俺は素早く振り向き

 

「ハァッ!」

 

火球を繰り出し追い払った。

 

「ピイギャァァ!」

 

可愛そうなことをしてしまった・・・他の人たちが腰を抜かし、漏らしてしまうものがいるなかそう思った。

そしてカゲチヨから電話がかかってきた。

 

「面接どーだった?」

 

「すまん、ダメだった。学歴がないとダメらしい。」

 

「凹むなよらしくねぇな。」

 

「ありがとう。」

 

やっぱりカゲチヨは優しいな。

 

「バイトなんだけどお前にあってそうな仕事、カンナとみつけたしさ。」

 

「本当か!ぜひ聞いてみたいな。」

 

「今、お前の受けてる会社異宙人に襲われたんだろ?フィーアが迎えに来てくれるってさ。」

 

「そうか心配かけてしまったな。」

 

そういって電話をきり

 

「それではこれにて失礼する。」

 

「待ってくれぜひともわが社に!うちは将来安泰、高収入、なんだ!」

 

「けど明日死ぬかもしれぬ地球に安泰などなくないか?」

 

「それは・・・」

 

「だから、俺は楽しそうな方をとることにした!」

 

「そんな~」

 

こうして俺は会社をさったのだった。

 

でるとすぐにフィーアと会うことができた。

 

「残念でしたね。せっかく面接までいったのに・・・」

 

「うむ、だが俺は皆が俺のためにみつけてくれた仕事を頑張るつもりだ。」

 

「それでこそシディさんですね。学歴なんかなくても立派ですよ。」

 

「ありがとう。」

 

フィーアの一言に俺は癒されれた。

 

こうして俺は、食事を人々に運ぶ仕事に就いた。今の仕事は楽しいし満足だ!

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。