妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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SCPシリーズ294 コーヒー自販機

sideカゲチヨ

今日は如月さんの依頼で研究室にいた・・・

 

「実験って言ってたけど何をするんだろ?」

 

ヒサの言う通りどんなSCPなんだ?

 

「そういえばここにこんな自販機ありましたっけ?」

 

フィーアの言う通り俺達のいる研究所には自販機が置かれていた。

 

「なんか普通の自販機じゃなくない?キーボードがついてるし。」

 

「うむ、まさかとは思うが・・・」

 

カンナとシディが怪しんでいると如月さんがやってきた。

 

「お待たせしてすみません!」

 

俺は如月さんに自販機のことを聞く。

 

「もしかしてこれが・・・」

 

「はい!SCPー294 コーヒー自販機です!」

 

やっぱり!

 

「このSCPは比較的安全なんですか?」

 

フィーアが質問する。

 

「はい、このSCPは見た目は普通の自販機ですが特徴として英語の入力タッチパットがあるんです。硬貨として50セントを入れれば360ミリリットルの紙コップにあらゆる液体を注文することが出来るんです!」

 

「あ、ホントです。オレンジジュースが出てきました。」

 

フィーアの奴もう使ってる!?

 

「フィーアちゃん!便利ってだけじゃないから収容されてるんだよ!」

 

「出力は未知数なのでクラスはEUCLIDです。」

 

確かに危険な液体とかありそうだもんな・・・

 

「ということは今回の依頼はそのどんな液体でも出せるかという実験か?」

 

シディが聞く。

 

「はい、よろしくお願いします。」

 

そうして実験は始まった。

 

sideヒサメ

 

まずはカゲが入力した。

 

「人工血液って入力してみたぜ!」

 

ホントに出てきた・・・

 

「上手い!」

 

カゲが飲むんだ・・・

 

「じゃあ次はアーシね!」

 

カンナちゃんは何を頼むんだろ?

 

「じゃーん!」

 

なんか透明な液体が注がれてるけど・・・

 

「何ですか?それ。」

 

フィーアちゃんが質問する。

 

「ニトログリセリンだよ!」

 

「爆薬じゃん!」

 

私はカンナちゃんの答えに慌てる!

 

「しかも液体のニトログリセリンはほんの少しの振動で爆発するんですよ!?」

 

如月さんの言う通りだよ!

 

「待てカンナ!動かすんじゃない!」

 

「シディ、心配しすぎだって!あっ・・・」

 

落としたー!

 

ドガ―ン!

 

「わぎゃああああ!」

 

sideカンナ

 

「えへへ・・・ごめんごめん!」

 

アーシは可愛く謝る。

 

「勘弁してよ・・・」

 

「死ぬかと思いました・・・」

 

なんとか全員無事だったし良かった!

 

「とりあえずリストを作ったのでそれを元に注文してください・・・」

 

如月さんはシディにリストを渡す。

 

「うぬ・・・英語がわからないのだが・・・」

 

「私が一緒に押しますよ。えーと・・・最高の思い出、BEST MEMORYですね。」

 

フィーアちゃんがシディにタッチパネルを押させると・・・

 

「これは・・・森の絵が描かれたコップだな。」

 

「それにミントのようなさわやかな臭いですね。」

 

シディとフィーアが変化に気づく。

 

「内容によってはカップにも変化が現れるんです。」

 

そしてシディが飲むと・・・

 

「おぉ・・・ゴブリンの兄さんたちと魚釣りした思い出を思い出した・・・」

 

シディらしい思い出だね。

 

「次は私がやりますね・・・注文は音楽・・・MUSICで大丈夫ですよね。」

 

「どんな液体なの?」

 

ヒサメちゃんの言う通りどんなのが出るんだろ?

 

「アルコールの匂いがします、でもなんかキラキラしてて綺麗ですね・・・」

 

そうして液体を飲むと・・・

 

「お、おい!?なんか縦に揺れてないか?」

 

カゲチヨの言う通りまるでリズムを刻むようにフィーアちゃんが体を揺らし始めた!

 

「リズムを感じます!盛り上がってきましたー!私だけのオールナイトステージ!朝まで歌いますよー!」

 

え?

 

「フィーアさんの歌を・・・」

 

「朝まで・・・」

 

「うぬ・・・」

 

「やべぇ・・・」

 

「誰か止めてー!」

 

如月さんと一緒にアーシたちは必死で止めようと飛びかかる!

 

sideフィーア

 

「ふぅ・・・なんだかスッキリしましたね!」

 

全力で一曲歌って気分爽快です!

 

「なんとか一曲だけで済んだ・・・」

 

「耳がぶっ壊れるかと思ったぜ・・・」

 

カンナちゃんにカゲチヨ何か言いましたか?

 

「次は私だよね?犬の血?こんなのも出るのかな?」

 

ヒサメちゃんが打つと近くの犬が倒れこんだ。

 

「本当に血抜きまでできるんだ・・・」

 

ヒサメちゃんが戦慄していると・・・

 

「じゃああのクレクレ女な後輩の血も抜けるってことだよね?」

 

カンナちゃんがまたサイコなことを言い始めました!

 

「流石にダメだぞ!カンナ!」

 

「そうだぞ!?最悪失血死するぞ?」

 

「えー!?」

 

シディとカゲチヨともみ合いになるカンナちゃん。

 

ピピピ

 

「あ。」

 

今なんか押しませんでしたか?

 

「682って押しちゃったんだけど・・・」

 

カンナちゃんが言った時だった!

 

「大変です!SCPー682が脱走しました!」

 

「きっとボタンを押してせいでクソトカゲの血が抜けちゃったんだすね・・・」

 

研究員の慌てた声に如月さんが言う。

 

「早く逃げ・・・」

 

私がそう言おうとした瞬間・・・

 

「ぐおおおおお!」

 

クソトカゲが入ってきました・・・

 

「逃げろおおおお!」

 

カゲチヨの悲鳴が響き渡りました・・・どうやって収容しましょうか・・・

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