妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
カンナとフィーア視点で進めていきます。
sideカンナ
アーシとヒサメちゃん、フィーアちゃんは久々に外食をしてた。
「楽しみ~!」
「ヒサメちゃん、食べ過ぎないでね・・・?」
アーシは金を使い切りそうなヒサメちゃんに忠告する。
「それにしても遅いですね。混んでるわけでもなさそうなのに・・・」
フィーアちゃんの言う通りだね・・・そう思っていると
「はい!というわけで今回はこちらのファミレスの料理を全てレビューしていきたいと思います!」
なんか知らない男がカメラを回していた・・・
「あれって・・・大食い系かグルメ系のYOUTUBERなのかな?」
「迷惑にならなきゃいいですね。」
アーシとフィーアちゃんは話す。
「それよりも早く食べようよ!ここの限定グラタン前から食べてみたかったんだ~!」
ヒサメちゃん・・・ホントに食べ物のことになると周りが見えなくなるんだね・・・
sideフィーア
そうして頼んだ料理を待っていたのですが・・・
「誠に申し訳ありませんがお客さまが頼まれた限定グラタン品切れになってしまいまして・・・」
「えぇ!?まだ午前中なのになくなっちゃうなんて・・・」
ヒサメちゃん・・・灰になってる・・・
その時だった・・・
「限定グラタン全種類を十品ほど頼んでみました!」
なるほど・・・
「あの男が頼んだせいでなくなったんだね・・・」
ヒサメちゃんが怒りで口が悪くなってる!?
「お、落ち着いて!店員さんもビビってるから!」
「そうですよ・・・私のハンバーグ半分とから揚げ頼んであげますから。」
カンナちゃんと私でヒサメちゃんをなだめる。
「申し訳ありません!」
「・・・わかりました。」
そして店員さんの謝罪によってなんとかヒサメちゃんの怒りは収まった。
そうしてやっと別の料理を食べていたのですが・・・
「このパスタなんだよ!麺が安物だな。味付けセンスねぇな!」
全くあのYOUTUBERは迷惑ですね。食欲なくします・・・
「モグモグ・・・美味しい!」
ヒサメちゃん・・・メンタル強いですね・・・
そしてあの男は
「さっさと次の料理もってこい!」
「なんか嫌な予感するし動画撮っておこ・・・」
「うん、そうしておいて。偶然を装って私たちも映るように・・・」
私たちが撮影しようとするとヒサメちゃんがそう言ってきた・・・
「残したら許さないんだから・・・ふふふ・・・」
(やっぱり怒りはまだ収まってなかった・・・)
ヒサメちゃんの笑ってない目を見て私たちはそう思いました・・・
sideカンナ
「よし、撮影終わり・・・お会計!」
男は席を立とうとするけど
「あの・・・大量に食べ残しがある場合は追加料金をいただくことになっておりまして・・・」
店員さんに止められる。
「それはアンタらの料理がまずいから・・・」
男はごねようとするけど・・・
「貴方が大量に残してる映像が偶然取れてしまったんですよ・・・SNSにあげたらどうなるんですかね?」
「なっ!?」
「大丈夫ですよ!炎上しないように私が食べさせてあげますから!」
そう言ってヒサメちゃんは男の首に腕を回して逃げられないようにしたうえで料理を食べさせ始めた!
「もごっ!もがっ!」
「はーい。ドンドン行ってみよう・・・」
普通ならヒサメちゃんに食べさせてもらえるなんて男にとったら嬉しいんだろうけど・・・
「それっ!まだまだいけるよね?」
「うごごご・・・!」
セクハラ教師絞めたときのド怒りの目でしかも口元はうっすら笑ってるヒサメちゃんに食べ物を流し込まれるなんて悪夢だね・・・
「食べ物のことで怒ったヒサメちゃん・・・怖すぎですね・・・」
「うん・・・アーシたちも苦手なものがあっても残しちゃダメだね・・・」
改めてヒサメちゃんの恐ろしさを再認識するのだった・・・
結局男は腹をパンパンにした後に気絶、残ったものはヒサメちゃんが全部平らげてしまった・・・
そして帰り道・・・
「ふー!グラタンも食べられたし大満足だよ!」
「アーシたちも食べたけど凄いよね・・・」
「あの量を瞬く間に食べてしまうなんて恐ろしいですね・・・」
ヒサメちゃんの食べっぷりに改めて驚かされるアーシとフィーアちゃんなのでした・・・