妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日の俺たちは気分が暗かった・・・何故なら・・・
「今日は私が特製カレーを作ります!」
ヒサの特性カレーを食うからだ・・・
「やっぱりアーシも手伝おうか・・・?」
「俺も野菜を切るのを手伝おうか・・・?」
シディとカンナが手をあげる・・・
「うーん・・・じゃあ野菜だけ手伝ってもらおうかな?」
ヒサが言うのを聞いて俺とフィーアは顔を明るくする!
「これでちょっとはましな料理になります・・・」
「あぁ・・・」
ー数時間後ー
「できたー!名付けてカレコレカレー!」
「何をどうしたら青色のカレーができるんだよ!?」
「もはや錬金術ですね・・・」
ヒサのあまりの腕に俺とフィーアは戦慄する・・・
「すまない・・・俺もアドバイスしたんだが・・・」
「やっぱりあれは魔法だよ・・・」
シディとカンナのせいじゃねーだろ・・・?
「それじゃあ皆食べてみて!」
もう覚悟を決めるしかねぇ!
俺たちはそうしてカレーを口に放り込むと・・・
「「「「辛いいいいい!!!」」」」
「ええっ!?」
水!早く水をおおおお!!
sideフィーア
はぁ・・・ひどい目に逢いました・・・
「ヒサメちゃん料理が上手くなる気配が全然ないんだけど・・・」
「これでも丸焼きとかは得意だよ?」
「ある意味奇跡ですね・・・」
カンナちゃんと一緒に突っ込みます・・・
「カレーだけにメチャクチャ辛かったな・・・」
カゲチヨがそういうと・・・
「痛っ!なんか今トマトが飛んでこなかったか?」
確かに・・・買ってきたトマトが動いてます!
「もしかしてこれ・・・SCPー504じゃない?」
「トマトのSCPもいるんですか!?」
私は驚いてしまいます。
「SCPー504は見た目は普通のトマトと同じなんだけどつまらない冗談を言うと対象に飛ぶらしいよ。冗談の面白さに反比例して時速100マイル以上の速度で飛んできて鼻骨を折ったり死ぬこともあるみたい。でも冗談を言わなければ安全だからオブジェクトクラスはSAFEみたいだよ。」
「変わったトマトだな・・・」
シディさんの言う通りですね・・・
「でも面白そうじゃねーか?この際だからカレコレ屋で一番面白い奴を決めようぜ!」
また変なことになりましたね・・・なら・・・
「私から行きます。」
私は思いついたギャグを言います。
「エッフェル塔によく行く人に聞きました。『エッフェル塔が好きなんですか?』とすると「いやいや、大嫌いだよ。」と帰ってきたので「じゃあ何でよく来るんですか?」
と聞きました。すると「ここからならエッフェル塔が見えないだろ?」とその人は答えました。」
「フランスの有名なジョークだね。」
カンナちゃんの言う通りです。
ペシっ。
「飛んできましたけど速度はそんなに出ませんでしたね・・・」
「フィーアはそこそこってことか・・・」
カゲチヨがそう言いました・・・
「じゃあ次は私が・・・」
ヒサメちゃんはどんな冗談なんでしょう?
「鏡が割れてミラーれない!」
「あはは!ヒサ面白いぞ!」
英語のミラーと鏡を掛けたダジャレですね・・・
バスっ!
「痛ったー!」
思いっきり行きましたね・・・
「ヒサはフィーアより面白くないのか・・・」
カゲチヨ、今笑ってたじゃないですか?
「じゃあ次はカゲが言ってよ!」
ヒサメちゃんが言うとカゲチヨも続きます。
「おでんの予約はお電話で!」
ヒサメちゃんと同レベル・・・・
ガツッ!
「いってぇ~!」
まぁ、そうなりますよね・・・
「あはは!二人ともダメダメじゃん!」
「ならカンナがやってみろよ!」
カゲチヨ・・・むきにならないでくださいよ・・・
「うーん・・・買い物行こうとした夫に妻はこういった。「あなたトマト二個買ってきて、もしジャガイモがあったら六個買ってきて」、買い物から帰ってきた夫はトマトを六個買ってきてこういった、「ジャガイモがあったからトマト六個買ってきたよ。」ってね。」
・・・・・
「飛んでこない・・・」
「嘘でしょ・・・」
カゲチヨとヒサメちゃんは唖然とします・・・
「流石だな!」
シディさんの言う通りですね・・・
「最後はシディさんの番ですね!」
私はワクワクします!
「うぬ!子供たちに教えてもらったギャグにするぞ!」
嫌な予感が・・・
「トイレでバッタが踏ん張った!」
ひゅっ!ズガン!
そうシディさんが言った瞬間トマトがぶつかってきたのですがシディさんは躱し壁に穴が開きました・・・
「ちなみにトマトは下ネタが嫌いみたいだよ?」
カンナちゃん・・・そういうことは早く言ってください・・・
そうしてトマトは行方知れずとなりました。