妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

358 / 913
今日は妖精王の味方で銀魂のキャラをだします。
元ネタはリアル鬼ごっこの回で殺人鬼が死刑執行人になったらの人もちゃんと出します。


リアル鬼ごっこ

sideカゲチヨ

今日の依頼は男女のYOUTUBERだった・・・

 

「メンバーの一人がYOUTUBER限定の怪しいパーティに誘われて以来帰ってこないんだ。」

 

男性の依頼人が話す。

 

「怪しいパーティ?」

 

「余興のゲームがどうとか書かれた招待状が俺たちに届いて・・・」

 

そういえば・・・俺にも届いてたな・・・

 

「これのことですか?」

 

「どうしてそれを?」

 

女性が驚いていたので・・・

 

「俺もYOUTUBERなもんで・・・」

 

俺はそう答える。

 

「その招待状に書いてあるパーティに行ったきりアイツは行方不明で・・・」

 

「私たちと一緒にパーティに参加して仲間を探してください!」

 

しっかり作戦を立てねーとな・・・そうして俺たちは会場に来たんだが・・・

 

「何でお前もいるんだよ!?ユカ!」

 

羽を隠して人間に化けたユカがいたのだ!

 

「いやー、私もチャンネルだけは作ってたんで・・・それに私たちも同じ目的なんですから協力しましょう!」

 

「それはいいけど隣にいる人は誰だよ・・・?」

 

そう白い着物を着た黒髪、赤目の女性が立っていたのだ・・・

 

「私は今井信女・・・死の妖精バンシーの戦闘員兼ユカ様の護衛。よろしく。」

 

なんかすごい手練れそうだな・・・

 

「ん・・?」

 

「どうしたんですか?カゲチヨさん?」

 

「いや・・・一人だけ雰囲気が違うからついな・・・」

 

ローブを纏った男がいたのでつい見てしまった。

そうしているうちにルール説明が始まった。

 

「ではお配りしたVRゴーグルをつけて椅子に腰かけてください。」

 

その瞬間意識が飛ぶ感覚があった後、俺たちは外にいた。

 

「金持ちの道楽なだけに趣味がこってる・・・」

 

信女の言う通りだな・・・

 

「かなりリアルだな・・・」

 

依頼人の男性もそういう。

 

「ルールは町中ならどこに逃げても構いません。また町中にあるものは何でも利用していただいて構いませんが乗り物は使わず自分の足で逃げてください。」

 

「大丈夫ですか?カゲチヨさん。」

 

ユカの言う通り体力勝負はきついな・・・

 

「鬼に武器などを使って抵抗するのも禁止です。」

 

「捕まったら潔く降参ってことだね。」

 

依頼人の女性の言う通りだな・・・

 

「参加者百人に対し鬼は二十五人、ゲームは最後の一人になるまで続けられます。鬼は十五分遅れて追いかけ始めます。」

 

そうして鬼ごっこはスタートした。依頼人たちと初対面のフリをした俺たちは逃げ始めた・・・

 

「鬼が二十五人いるとなると逃げ回るのは大変そうだな。」

 

依頼人の男性の言う通り厄介だが・・・

 

「俺にいい考えがあります。闇雲に逃げてもしんどいだけですししばらくは様子見もかねて隠れましょう。」

 

「いや、鬼をばらした方が早い。」

 

信女さんルール聞いてました!?

 

「ははは・・・確かにその方が良いですね。」

 

依頼人の女性も同意したことで俺たちは隠れた。

 

「しかしVRゲームなのにお腹がすいてるんですけどどういうことでしょうか?」

 

ユカが俺に囁く。確かにどういうことだ・・・?

そんなことを考えていると・・・

 

「見つけた!」

 

マジかよ!一瞬で見つかった!

 

「逃走者には発信機が付けられています。」

 

そういうことは早く言えよ!

 

表通りに出ると人が倒れていた!

 

「ははは!最初から仕組まれてたんだ!」

 

参加者は訳の分かんねーことを言ってる!

 

「何してんだ!」

 

「ち!五人相手は無理だな・・・」

 

立ち去った後俺たちは倒れた人を調べると・・・

 

「死んでる・・・」

 

依頼人の女性の言う通り胸を刃物で突かれていた・・・

 

「これは本物の血の匂いだ・・・」

 

依頼人の男性が言う通り匂いまでしやがる・・・

 

「これは・・・現実だ・・・」

 

俺が言うと信女さんも続けて言う。

 

「最後の一人になればこのゲームは終わる・・・他の参加者を殺した方が手っ取り早いということ。」

 

鬼に対しては禁止だけど参加者同士は禁止されてないからな・・・

 

「でも最後まで逃げ回るには作戦が必要ですね。」

 

ユカの言う通りだ。だから・・・

 

sideユカ

私たちは作戦を実行するために走っていましたが・・・

 

「私たちは大丈夫!」

 

「そのまま行け!」

 

依頼人たちが捕まってしまいました・・・

 

「・・・大丈夫なの?依頼人を置いていって。」

 

信女も心配するけど

 

「大丈夫っすよ。それより人数が減ったせいでこっちの方が大変になってますよ・・・」

 

確かに今も追われてますしね・・・

 

ビュッ!

 

突然来たナイフをカゲチヨさんは躱した!

 

「お前はあの時の執行人!」

 

「知ってる人ですか?」

 

カゲチヨさんが違和感を持ったローブの男の正体もこの男ですね・・・

 

「あぁ、運営とグルになってるみたいだけど気をつけろ、こいつは殺すのを躊躇するような参加者じゃねーぞ・・・」

 

「ゲームを面白くするためと報酬をわたさないために雇われてね。」

 

「戦っていいことよね?」

 

「ああ、力貸してもらうぜ!」

 

その瞬間信女さんは鬼の一人の首を刀で切り裂く!

 

「がひゅ!?」

 

そしてそのまま流れるように短刀で鬼に心臓を突き刺す!

 

「あぁ・・・」

 

鬼はなすすべもなく倒れる・・・

 

「おぉ、彼女の急所を一撃で突く型・・・暗殺剣の使い手だね。」

 

「凄すぎだろ・・・」

 

二人とも信女さんの動きに驚いていましたが・・・

 

「さぁ、そこのお二人さんもかかってきなよ。勝負といこうか。」

 

望むところです!

 

noside

遡ること数分前、管理室では主催者と秘書の男が話していた。

 

「くくく・・・良い光景だ。」

 

「やはり人間同士を殺し合わせるのは最高のエンターテイメントですね。すでに配信映像もバカ売れしています。」

 

二人はゲスな話をしていたが・・・

 

「それがあなた達の目的だったんですね。」

 

「誰だ!?」

 

突然聞こえた声に振り替えるとそこには依頼人の男女がいた・・・

 

「捕まって檻で異宙人に殺されたはず・・・」

 

そう捕まった参加者は檻にいる異宙人に殺される手はずになっているのだ。

 

「さっきの化け物なら俺たちが倒した。」

 

「そんなの普通の人間には・・・それに参加者は完璧にチェックしてたはず・・・」

 

そう、普通の人間のみを参加させたはずだからだ(今井は人間に近く、ユカも羽をしまっていたので気づかれなかった)

 

「顔を替えられる特殊なアイテムを使えば簡単には入れたけどね。」

 

そうして二人がアイテムを外すとヒサメとシディになった。

そうカゲチヨは依頼人たちの招待状をヒサメたちに渡しゲームに参加させて捕まった人の救出、そして捕まってゲームから離脱した後の主催者探しをヒサメたちに任せたのだ。

 

当然主催者は逃げようとするが・・・

 

「うわっ!扉が・・・!」

 

ヒサメの能力で入り口の扉を凍らせた。

 

「逃がすわけにはいかないな。」

 

「それにあなたの経営してる会社の不正や今回のことは仲間がリークしてるから警察も待機してるからね。」

 

そう、カンナとフィーアはミナヅキたちと協力して主催者の黒い部分を世間に公表したのだ。

 

「うわあああ!?」

 

こうして主催者たちは二人に痛めつけられることとなったのである・・・

 

sideカゲチヨ

 

「カゲ!聞こえる?主催者は捕まえたよ!」

 

「こんな危ないゲームは終わりだ!」

 

シディたちの声を聞いて俺はほっとする。

 

「よくやったぜ。あとで行方不明者の居場所を吐かせねーとな・・・」

 

「時間切れか・・・こちらも引かないとな・・・」

 

「逃がすと思いますか!」

 

ユカは養分凝縮によってできた水球をぶつけるが躱され・・・

 

「また会おう。」

 

男は建物を爆発させて消えちまった・・・

 

「終わった?」

 

信女も鬼を蹴散らしたようで駆け付けていた。

 

「今日はありがとね、信女。はい、ドーナツ!」

 

「はむっ!」

 

なんか食べさせたかが水族館の餌やりみたいに投げてかぶりついてるけど好きなんだな、ドーナツ・・・

 

そうして俺たちはヒサたちと合流して事後処理を行った後依頼人に報告をした・・・

 

「連日ニュースになってるね・・・」

 

ヒサの言う通りだな・・・

 

「金持ちの娯楽のために胸糞ワリ―な・・・」

 

「YOUTUBERがターゲットだったのはノリがよさそうだったから・・・らしいです。」

 

依頼人の男性が言う。

 

「そんなことであの子が・・・ぐすっ・・・!」

 

女性も涙を流す。

 

「・・・遺体を引き取りに行こうか・・・その人もきっと二人に会いたがってますよ。」

 

カンナの言う通りその子も会いたがってるだろうしな・・・

 

「カゲチヨ、アイツはまだ捕まってないんだろ?」

 

シディの言う通りニュースにも出てきてねー・・・

 

「面倒な奴が野放しになっちまったぜ・・・」

 

「カゲチヨに執着する男・・・私たちで捕まえないといけませんね・・・」

 

フィーアの言う通りだ・・・俺は遺体を引き取る準備をしながらつぶやいた・・・

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。