妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日はカレコレ屋にいたんだが・・・
「カゲ、電話が鳴ってるよ?」
ヒサの言う通り電話だ・・・出て見ると・・・
「すみません、SCPが脱走してしまって・・・」
如月さんが厄介なことを言ってきた・・・
「どんなSCPなの!?」
スピーカーから聞いてたカンナがワクワクしながら聞く。
「SCP-303、通称ドア男と呼ばれていてオブジェクトクラスはEUCLID、赤茶けた肌で以上にやせ衰えた人型の存在で顔には通常の器官の代わりに巨大な口がついてるんです。」
「変な見た目ですね。」
フィーアの言う通りだな・・・
「そして、知性を持つ観察者の近辺のドア、ハッチ、出入り口をふさぐ壁の向こう側に出現、そしてその場にとどまります。そしてその状態でドアを開けようとすると即座に恐怖に囚われ体の自由を奪われるんです。」
一人しかいなかったら絶体絶命じゃねーか・・・
「ドアに警戒すればいいんだよね・・・私ちょっとご飯の買い出しに行ってくるね。」
ヒサがそう言ってドアに手を掛けると・・・
「あ・・・あぁ・・・」
ヒサは動けなくなっていた・・・
「扉を見てください・・・」
フィーアの指さすところには・・・
「あぁぁあぁあぁ・・・」
如月さんが言ってた化け物がそこにいたのだ!
「とりあえずヒサメを助け出そう!」
シディがヒサを助け出した・・・
「助かった・・・」
「確か前に記事で読んだけどドア男は出現すると自分からどこかへ行くかドア男のいる側、つまり入り口から入ってくる人が来ないと消えないんだよ。」
カンナが言う・・・マジかよ・・・
「ってことは一生出られねーのかよ!?」
「私、限定スイーツ買う予定だったんですよ!?」
俺とフィーアは絶叫した・・・
sideヒサメ
「カンナちゃん、どうにかできないの?」
私はカンナちゃんに質問する。
「うーん電子機器はドア男の能力で使用不能になるし・・・そうだ!色んなものを部屋から持ち出す習性があるって書いてあった!」
「どんなものなんだ?」
シディが聞く。
「確かガソリン発電機とかコーヒークリープとか・・・好みはわからないんだよね・・・」
なら片っ端から行くしかないね!
「ドア男さん!昨日の残り物の天ぷらあげるからどいてくれない?」
私は頼みに行く!
「あまりもので効果あるんですか!?」
フィーアちゃんが突っ込んだ通り・・・
「あぁあああ・・・」
うぅ・・・やっぱり駄目だった・・・
「ならアーシは・・・拘束用の鎖コレクションなんてどう?」
カンナちゃんそんな中二なもの集めてたの?
「あぁああぁ・・・・!」
「じゃあ、この眼球コレクションは?」
「あぁあぁあ!」
「うーん・・・じゃあ激辛のスパイスなんてどう?」
「あぁぁあぁ・・・!!」
なんか一個闇深いコレクションがあったけど無視しよう・・・
「なら俺の詩を書いたノートはどうだ?」
「・・・」
バタン。
「無言で閉じることなくね!?」
カゲ・・・可哀そう・・・
sideフィーア
全然だめでしたね・・・
「頑張って開けてみるか?」
シディさんの言う通りもう根性でやってみましょう!
「えー!私は嫌だよ!?」
ヒサメちゃんは嫌がっていますが・・・
「そうもいかないでしょ!行きますよ!」
私たちは順にやっていくけど・・・
「むっ・・・!」
「ひっ!」
「うぐっ・・・」
「うぅ・・・」
「あぁ・・・」
全然だめでした・・・
「もう壁を壊すしかないな・・・」
シディさんが拳を振り上げようとしますが・・・
「待て!ここは地下だから壊したら建物ごと崩れるかもしれねぇ!」
カゲチヨが慌てて止める・・・そんなもうどうすればいいかわかりません・・・
「うぅ・・・」
私が泣きそうになったその時でした!
「うわっ!なんですかこの化け物!?」
「あぁぁぁぁ・・・」
なんとヨ―メイちゃんが来てくれたことでドア男はどこかへ行ってしまった・・・
「あのー・・・さっきの怪物何だったんですか・・・?」
「「「「「ヨ―メイ!ありがとう!!」」」」」
私たちはいっせいにヨ―メイに抱き着きました!
「うわああああ!?何ですか!?いきなり。」
「もうだめかと思ったから・・・!」
びっくりするヨ―メイにヒサメちゃんが言う。
「やるときはやる女だと思ってましたよ・・・!」
私もヨ―メイを誉めます。
「ただ私カレコレ屋に来ただけですよ!?どんだけできない奴だと思われてるんですか!?」
何はともあれヨ―メイのおかげで危機を逃れたのでした・・・
sideヨ―メイ
はぁ・・・今日は皆さんに感謝されすぎて疲れました・・・
「あ、そうだ。シャンプー買うの忘れてました・・・すぐに行かないと・・・」
「あぁぁぁぁあ・・・」
そんな・・・・
その後ヨ―メイがどうなったからはお任せします・・・