妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideシディ
俺は目が覚めたのだが・・・
「うにゃ~。」
知らない女性が隣で裸で寝ていたのだ・・・何があったのか思い出そうとするが・・・
「ダメだ・・・思い出せない・・・」
頭がずきずきと痛み思い出せない・・・
「ちゅ、シデくん大好き~。」
どういうことなんだ??
「助けてぇ・・・」
なんと男たちが三人縛られていたのだ・・・
「大丈夫か!?いったい何が・・・?」
俺はなわを解いて聞くが・・・
「もう勘弁してください・・・!」
「いやだー!!」
本当にどうなってるんだ・・・その瞬間だった・・・
「シディさん?」
なんとフィーアが部屋の中にいたのだ!
「フィ、フィーアどうしてここに?」
「シディさんがカレコレ屋に忘れ物してたので届けに来たんですけど・・・」
「聞いてくれ、これは・・・」
「分かってますよ・・・全部この女狐とサルたちが悪いんですよね!」
「「「「ひいいい!!?」」」」
フィーア、落ち着け!!
「実は俺にもわかってないんだ。思い出すから待っててくれないか?」
「わかりました・・・」
確か俺は昨日の夜の帰りに・・・
オーナーとクリスと飲んだ酒場でカゲチヨと酒を飲んだんだ。
「カゲチヨって学生ですよね?」
「俺もそう言ったんだが二十だからと言われたから飲んだんだ。」
「あの不良め・・・」
「酔ったカゲチヨはご機嫌にヒサメのことを話してたぞ。」
「相変わらずですね・・・」
そうだ、そうして飲んでたらこの女の人が一緒に飲まないかと誘ってきたんだ。
「え、カゲチヨがよく了承しましたね?」
「あの男、強がってあっさりとOKしてくれたよ?」
フィーアが女性と話す中俺は徐々に思い出した。そうだ、三人で飲んでて・・・俺たちは事実を知るべく服を着てカゲチヨの元に向かった。
sideフィーア
「あーどうした・・・ってぎゃああああ!?」
私は出てきたカゲチヨにアイアンクローを決めます・・・
「どうしたじゃないですよ・・・!あなたがシディさんをちゃんと見てないからこの女とこんなことにいいいい!!」
「何のことだよ!?一旦離してくれ!頭蓋骨が卵みたいに割れるうううう!!」
「酔い覚ましにうってつけじゃないんですか?この不良が!」
「一旦落ち着いてくれ。カゲチヨ昨日の夜のことを教えて欲しくてな。」
私はシディさんの言葉で落ち着きカゲチヨを話して昨日のことを聞きます。
「あー、俺もなんかよく覚えてないんだよな・・・」
マジですか・・・
「私は覚えてるよ~。」
シディさんと寝てた女・・・聞きたくありませんが聞きましょう・・・
「その女誰だよ?まさかお持ち帰り・・・」
「されちゃいましたー!」
「あばばばば!」
カゲチヨ!何禁断症状起こしてるんですか!
「ちょっと!シディさんがそんなことするはずないですよ!あんまりふざけてると頭を叩き割りますよ!」
「この子さっきから物騒じゃない!?」
こうしてこの女から話を聞くことにしました・・・
sideカゲチヨ
女から聞いたがあの夜三人で飲んだ後俺は潰れて・・・
「酒足りてねーぞ!金払ってるんだからさっさともってこい!」
「シデ君これ以上はお店に迷惑だよ~。」
シディが酔っぱらって横暴になって・・・
「お前、よくみると可愛いな。付き合わせてやる。」
「私、そんな軽い女じゃないから!!」
そうして女子を惚れさせるために俺たちは外に出たらしい・・・
「シディさんが飲んだらそんなワイルド系に・・・?」
フィーア!?何顔を赤くしてんだ!
「信じられん・・・」
シディと俺は困惑した顔になるが・・・
証拠としてゲーセンに来たのだが・・・
「うわっ!ヒデ―な!こりゃ!」
「シディさんが本当にそんな横暴に・・・?」
「そうだよ?」
「バカな・・・」
ゲーム機が滅茶苦茶になっていて確かのこんな壊れ方するのは人為的じゃなきゃ説明できねーしな・・・
女性から話を聞くとゲーセンに来たシディは突然オタクたちをうるさいからと殴り飛ばし煙草を吸いながらオタクたちを謝らせたらしい・・・
「あの男たちはむしろ被害者だったんですか・・・?」
フィーアも困惑する・・・
「かっこよかったな~」
女性は呟く。
「何でだよ!?」
「だって音ゲーオタクとか気持ち悪しボコボコされるとスッキリするじゃん。」
カンナに負けず劣らずのサイコパスか!?
「確かにあの三人組は怯えていたな・・・」
シディが困惑しながらも言う。
「シディがタバコ吸ってたってのも信じられないんだが・・・」
それに俺も疑問を問いかける。
「あれ、大麻だよ?」
ええっ!?
「ってことは大麻でらりってボコボコにしたってことですか!?」
「なんか気づいたら持ってたんだよね~。」
フィーアが驚く中女が言う。
「いくら酔ってたからと言って・・・そんな・・・」
シディはそう言って店員にも聞くが店員も怯えていて聞くことが出来なかった・・・
「あとシデ君私と結婚することになったから~。」
「・・・・・・・・・・」
フィーアが灰になったー!!
話によると本気でプロポーズするときに展示されてた指輪を豪快に窓ガラスを割ってとり告白したそうだ・・・
「それでOKしたんだ。」
「結婚しようね~。シデ君。」
サラサラサラ・・・・・
灰になったフィーアがそのまま風で飛ばされてるー!!
sideカンナ
「で、結婚式を開くに至ったと・・・」
アーシは結婚式用の服を着て式場の椅子に座りながら言う。
「えっ!?なんでいきなりそうなるの!?」
しかもフィーアちゃんはどこにもいないし・・・
「あー、スピーチ上手くできるかな・・・」
カゲチヨは何スピーディーに受け入れてるの・・・
「二人とも恋愛の形は人それぞれなんだ。今はフィーアの分まで祝ってやろうぜ。」
ダメだ。カゲチヨは仲間の結婚式で完全に感無量状態になってる・・・
そして二人が入場してきた・・・
「シディー!おめでとう!」
「???」
「シディ完全に混乱してない?」
ヒサメちゃんもアーシも困惑するなか突然式場の人が入ってきた!
「た、大変です!教会の屋根に人が・・・・!」
まさか・・・アーシたちが言ってみると・・・
「フィーア!?何やってんだお前!?」
そう高い教会の屋根にフィーアちゃんがいたの!
「シディさんに過去の女は不要・・・なら死んで新しい女に任せるのが筋というものです・・・」
「フィーア!落ち着いてくれ!」
シディが呼びかけるけど・・・
「シディさん・・・これは私のささやかな復讐です・・・」
ダメだ・・・完全にメンヘラになってる・・・
そのときだった!
「ちょーと待った!」
突然ヨ―メイが現れたの!
「シ、シディさんの酔ったときの記憶はその女が捏造したものなんですよ!!」
「何ですって?」
それを聞いたフィーアちゃんは屋根から華麗に着地した・・・
「いや、着地できるの!?」
「まぁ、予想はしてたけどね・・・」
ヒサメちゃんとアーシは突っ込む中ヨ―メイは話を続ける。
「証拠ならあります!」
そうして出てきたのはバーのマスターとオタク三人組だった。
「この女は二人の隙を見てデートドラッグをお酒の中に入れたんです!告白もバーテンダーさんに聞きましたが嘘です!」
「じゃあシディが暴力振るったり大麻吸ったりしてたのは?」
カゲチヨが聞く。
「それも嘘です!」
すると三人組が話始める。
「実はあのゲームセンター、大麻の取引場だったんです。オタクのふりをして取引すれば怪しまれないと思って・・・金もなかったので店を襲って指輪を換金する予定の金で物を買いました。吸っているところをシディさんに注意されたので襲い掛かりましたが強くてビビってしまって・・・」
「警察に連行するとシディさんに言われたのですが指輪をその女に盗まれて・・・」
でも何で来てくれたの?
「シディに抱き着かれたときに心が浄化されて・・・それで・・・」
「シディって酔うとそんなことするんだ・・・」
ヒサメちゃんの言う通りBL臭が凄い…
「確かにそんなことしてた気がするな・・・」
「分かりましたか!この結婚式はやる必要がないんです!」
ヨ―メイの言葉と共に・・・
「成敗!」
「ぎゃああああ!?」
女はフィーアちゃんによって警察の方向に吹き飛ばされた・・・・
「シディさん!すみません!私・・・シディさんを信じ切れずに・・・」
「いや、俺もバーに来てカゲチヨと酒を飲んで浮かれてしまったところもあるからな。それに心配してくれて嬉しかったぞ。」
流石シディ・・・
「貴方たちもすみませんでした・・・・」
「いえ、俺たちも気の迷いでああなってしまいましたから責める資格はありません。」
オタクたちとも和解できたみたい・・・
「ヨ―メイ。貴方には助けられてしまいましたね・・・」
「いえ、こないだの借りを返しただけです。」
「今度、食事でもどうですか?もっと仲良くしたいですし・・・」
「勿論です!」
こうしてヨ―メイとフィーアちゃんの中が深まったのでした・・・
「ってことは俺のスピーチ無し!?」
「カゲ―?お酒は高校卒業してからって言ったよね?」
「ぎゃあああ!すみませんでしたー!!」
やれやれ・・・・恋の嵐が吹き荒れてるなぁ・・・