妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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珍しくエイファの作品を描いてみたくなって書きました。
銀魂の「生と死のグラサン」参考にしています。


飛ぶ翼とは。

sideエイファ

僕の名前はエイファ・・・今エンペラー丸と一緒にビルの屋上に来ていました・・・

この世界(動画や小説)に僕の居場所はない・・・ストーリー編でかなり強敵感を出してたのに本家ではカレコレ屋の皆さんにも忘れられこの作品ではさらに追い打ちをかけるように強いオリキャラが出てきている・・・

 

「エンペラー丸、あなたまで死ななくていいんですよ・・・?」

 

「くうん。」

 

そうでしたね。私たちはいつでも一緒です・・・

せめてあの青空に向かって高く飛びましょう・・・

そうしてビルから飛び降りようとしたその時でした・・・

 

「よしておけ、この高さから落ちればミンチだ。下の焼肉屋の親父がアンタの後を追わないといけなくなっちまうぞ。」

 

・・・・

 

「勘違いしないでいただきたい。僕は僕の背中にまだ飛ぶための翼が生えているか確かめに来ただけです。」

 

「・・・・何があったのか知らんがアンタだって悲しむ家族や友人がいるだろ?そのキメラだってアンタの後を追って死のうとしてるんだからな。」

 

「ぐるるる・・・」

 

「何よりこんなところで死なれたら俺が迷惑だ。命を粗末にするな。」

 

そう言ってサングラスに黒のスーツに身を包んだ男が構えたのはライフルでした・・・

 

「聞こえなかったのか?俺はここでやらなきゃいけない仕事がある。今このビルで騒がれたらすべてが無駄になる。命を粗末にすることは辞めろ。」

 

「貴方に言われたくありませんよ!!!粗末にする気満々じゃないですか!殺し屋ですよね!?貴方!」

 

「勘違いするな。俺はイノシシを狩りに来ただけだ。」

 

遠くから狙いすぎじゃないですか!?

 

「貴方の方こそ殺しなんて真似辞めたらどうですか!?」

 

「自殺志願者に言われたくない。」

 

「殺し屋に言われたくねーよ!」

 

「汚いメガネに言われたくない。」

 

「ダサいグラサンに言われたくないです!」

 

「アンタのメガネの方がダサい。」

 

「いやアンタのグラサンの方がダサいです!」

 

私たちは言い争いになります。

 

「俺から言わせれば目に何かを掛けてる奴は大体殺し屋だ。」

 

何ですかその観察眼!?

 

「俺たちの違いは葬りたいのが他者か自分か。それだけだ。互いに人道を説く資格なんざないだろう。だったら互いの仕事の邪魔はよそう。」

 

ぐっ・・・

 

「正直言って俺はアンタはどんなにダサいメガネをかけようとどうでもいい。」

 

メガネの話ですか!?

 

「俺には今日ここでしか狩れない獲物と探し物があるんだ。」

 

何でしょうか探し物って・・・

 

「お前はこのビルでやる必要はないし、そもそも身投げなんてできるのか?一月前から毎日来て立ちつくしてるというのに・・・」

 

「!!まさか見られていたとは・・・死にたいと思ってここにきても地面にたたきつけられたメガネとエンペラー丸を想像すると震えてしまって・・・」

 

「くうーん・・・」

 

エンペラー丸が鳴くと同時に私は弱音をさらけ出しました・・・

 

「もっと楽な死に方があればいいんですがね・・・貴方殺し屋ですよね。痛みも苦しみもなく、メガネとエンペラー丸が死なない死に方しりませんか?」

 

「それ死にたくないのと一緒だろ。」

 

「これだけは譲れないんです。」

 

「メガネ外してエンペラー丸を誰かに預ければいい話だろうに・・・俺は殺し屋だぜ。殺される方の気持ちなんて考えてたら仕事はできない。俺の頭にあるのはターゲットを一発で仕留めること・・・」

 

 

そうか!!

 

「貴方にに僕を仕留めて貰えばいいんですよ!あなたなら痛みも恐怖も感じる間もなく一撃で天国に送れますよね!」

 

流石天才!こんなことを思い付くとは!

 

「ふざけるな。俺は一流の殺し屋だぞ。弾丸一発にどれだけの金が動くと思ってる。それに俺は獲物を殺す時も・・・女も愛するときも一発・・・瞬く間に終わる・・・それが俺の流儀一発屋一星(イーシン)の通り名の由来だ。」

 

それ馬鹿にされてますよ。早いだけじゃないですか・・・

 

「じゃあ今死ぬしかないですね・・・」

 

「ぐおる。」

 

私とエンペラー丸はふちに手を掛けます・・・

 

「待て待て、じゃあこうしよう。あんたは俺の目的のビルに向かえ。あそこでは俺の標的異宙商猪九戒がパーティを行っている。」

 

ホントにイノシシの異宙人だったんですね・・・

 

「俺にエンペラー丸を預けてビルに行き、俺が鏡で合図を送るからアンタは屋上から飛び降りろ。落下するアンタが標的と重なったら俺が一発で二人射貫く。」

 

無駄に難易度が高いですね!?

 

「あらゆる難解な仕事を弾丸一発で解決するのが俺の美学だ。」

 

「結局飛び降りる上にメガネは粉々になりますけどね!?」

 

微妙に信じられませんが・・・僕はそのビルに向かいました・・・

 

「後は合図を待つだけですね・・・」

 

僕はビルで待っていたのですが・・・

 

「よしておけ。こんなとこから飛び降りたら下のメンチカツ屋のおばちゃんがお前の後を追う羽目になる。それ以前に命を粗末にするな。」

 

ここもですかぁぁぁ!!?

今度はグラサンをつけたマッシュルームヘアの男が立っていました!

ビルの屋上は一人スナイパーがいないといけない決まりでもあるんですか!?

 

「悪いがここで騒ぎは困る。敵に勘づかれるからな。」

 

これじゃ計画が・・・

 

「死にたくなければ去るんだな。なんせ一発屋一星がこのビルを狙ってるからな。」

 

まさか・・・一星を殺すための殺し屋!?

計画は露見していたのですか!?このままでは殺し屋が・・・ん・・?

ここにも殺し屋がいた!!

僕は殺し屋に一星のいるビルを教えました。

 

「なるほど・・・よく教えてくれたな。」

 

「いえいえ、頭に打ち込んでくれればそれでいいんで!」

 

「悪いがそれはできん。殺し屋にも流儀がある。僕が手にかけるのは外道だけ獲物も女性もカタギには手を出さない。それが先走り一龍(イーロン)の由来だ。」

 

殺し屋って早い奴ばっかですか!?

 

「しかしそれでは申し訳ない君にはあのビルに戻ってもらい狙撃できる所までおびき寄せてくれないか?それならば外道二人の頭を打ち抜いてあげよう。」

 

余計ややこしくなったあぁぁぁ!!何で死ににきたのに殺しの片棒担がされてるんですか!!?

 

とにかくおびき寄せないと・・・

 

「いっ・・・一星さん・・・」

 

「がお!?」

 

「どうしたんだその傷!」

 

エンペラー丸と一星さんが動揺する。

 

「に、逃げてください・・・すでに奴らの手は町中に・・・」

 

「こっちの計画は露見してたのか・・・」

 

「アンタに危険が迫ってると伝えたくて・・・」

 

「おい!しっかりしろ!」

 

「があああぁ!!」

 

エンペラー丸にも申し訳ないですね・・・

 

「死ぬ前にあの高みに連れて行ってくれませんか・・・」

 

私はもっと高いところにおびき寄せようとしますが・・・

 

「待ってろ!すぐに病院に連れて行く!」

 

え・・・・?

 

「あの・・・死ぬ前に・・・」

 

「バカ野郎!死ぬなんて軽々しく口にするんじゃねぇ!」

 

偉く暑くなってる・・・

 

「仕事の途中なのにいいんですか?」

 

「人の命と仕事どっちが大事だと思ってんだ!」

 

色々と矛盾してますよ!

 

「ぐおおお・・・」

 

「やめろよエンペラー丸。優しさなんかじゃねぇよ・・・ただ俺から妹だけでなく友人まで奪い去る外道を許せないだけだ。」

 

僕たちいつ友達になりましたっけ?それと外道はアンタ!

その瞬間弾丸が飛んできました!すみません!一龍さん!こいつかなりいい奴でした!

 

「こいつぁ・・・向こうの屋上にもスナイパーか!このままじゃ二人まとめてお陀仏だ。俺が囮になるからお前はこのナイフでスナイパーを仕留めてくれ。」

 

やっぱいい奴なのか悪い奴なのかわかりませんよ!

 

「エンペラー丸も連れてけ。死ぬんじゃねーぞ!」

 

「がお!」

 

こいつ私と同じくらいエンペラー丸と通じ合ってる!

 

どうなってるんですか!死にに来たのに殺しに依頼されるって!私は一龍のビルに戻りましたがそこにいたのは倒れ伏した一龍さんでした・・・

 

「何やってんですかぁぁぁ!起きて!目を開けてください!」

 

「す、すまない・・・僕としたことがドジをしてしまった・・・」

 

まさかもう撃たれていたのですか!?

 

「いやたまが無くなった・・・」

 

ただふちに股間をぶつけただけでした・・・

 

「もうスナイパーとしても使い物にならない・・・」

 

そっちの狙撃は元からですよ!

 

「それにエンペラー丸・・・君も見ていただろう・・・きっと撃てなかっただろう・・・大した奴だ・・・殺し合いの中君の主人のために背中を見せたんだぜ・・・」

 

「ぐううう・・・」

 

貴方もエンペラー丸と通じてるんですか!?

 

「なぜ一星がボスを狙っているか知っているか?商人の中でも国家レベルで利を生む中彼は奴隷商人とさげすまれている。彼の扱う商品の中には人間も入ってたんだ。そしてその人間の中には一星が孤児だったころ連れていた妹も入っている・・・」

 

探しものって・・・

 

「アイツが来たのは兄として妹を救うために来たんだ・・・」

 

すると黒服の連中と九戒が現れた!

 

「君のための弾丸は尽きたが外道のための弾は残っていると伝えてくれ!」

 

くそっ!エンペラー丸を残してとりあえず一星さんに!

 

ビルにやってきたが・・・一星はビルの淵に足を掛けていた・・・

 

「俺は売られた先を脱走したが妹は奴隷をやっていると思っていた・・・いつか兄貴を買いもどしてやるから。そんな口車にのせられてアイツは汚れ仕事をしてたみたいだな・・・俺たちは姿も名前も変わったみたいだな・・・」

 

そしていたのは人質に取られた女性だった一龍の姿でした・・・

エンペラー丸は眠らされてるみたいですね・・・・

 

「弾が尽きた?一子お前たまなんてないだろ・・・・」

 

side一星

 

九戒「裏切りは予見していたが大人しく殺し合っていればよかったものを・・・一星、お前が死ぬか妹が死ぬかどちらか選べ。」

 

・・・・一子お前は昔から男の格好をして俺たちと遊んでたよな・・・

 

ー酷いよ!一郎兄!こっちは水でないのに!-

 

ーははは!水鉄砲で大事なのはな・・・-

 

「お前は早打ちしすぎなんだよ・・・撃ちあいで勝つにはな・・・一発の弾に全てをこめることさ。」

 

九戒「妹ごと撃つつもりか!?」

 

「残念だったな。俺のとっておきの一発はもう撃ってんだよ。」

 

エイファは上から奇襲をかけて一子と一緒に飛びおりた!

 

「ボクを殺してみろおおお!」

 

そして・・・

 

ドンッ!

 

俺は弾丸をアイツの衣服とビルの壁に突き刺してビルの壁に落下を止めた・・・

 

「やっぱり・・・死ねませんでした・・・」

 

「くそ!お前たち逃げる・・・」

 

九戒は逃げようとしたが・・・

 

「残念でした・・・異宙商人九戒・・・奴隷貿易と麻薬に妖精王の森のものを使ってたとして裁きを受けてもらいますよ?」

 

「ん・・・当然の理・・・」

 

「さて、どんな罰になるんでしょうね?」

 

「あ・・・あぁ・・・」

 

あれはヤヨイにミナヅキ、ハツキ・・・妖精王も動いていたのか・・・

これで奴隷は解放されるな・・・それにしてもアイツには感謝しないとな・・・

 

「生えてて良かったな・・・翼。」

 

俺は空を見てそうつぶやくのであった・・・

 

 

 

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