妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
「カンナ!ちょっと聞きたいことがあんだけどよ・・・」
俺は怒っていた・・・!
「何?そんなにぐったりして。」
「怒ってんだよ!お前俺のスマホの待ち受け画面またトカゲのしっぽが切れる瞬間の写真にすり替えただろ!」
「あー!バレちゃったか・・・」
バレるに決まってんだろ!
「これで五十回目だぞ!」
「そんなにやられてるんですね・・・」
「カゲもそこらへんに置くのとかやめたら・・・?」
フィーアにヒサの言う通りだよ!でもちょっとした隙にやられるんだからしょうがないだろ!
「可愛い悪戯じゃん。それにカゲチヨは隙だらけなんだよ、それじゃトッププレデターの卑怯な手や恨みを持つ人に奇襲を食らっちゃうよ?
そりゃそうなんだけどよ・・・!
「俺は買い出し行ってくるからもう俺にやんなよ!」
俺はそう言って出かけた。
sideカンナ
「カンナ、いいのか?待ち受けだけじゃないだろ悪戯したの?」
シディ・・・
「大丈夫だよ!結果が楽しみ!」
「カゲ大丈夫かな・・・」
「不安ですね・・・」
ヒサメちゃんもフィーアちゃんも心配しすぎ!
sideカゲチヨ
「全く・・・アイツの悪戯好きすぎだろ・・・トッププレデターも真面目に探す気あんのかよ・・・」
俺は怒っていると・・・
「今だ!」
何だ!袋のようなものを被せられて運ばれ・・・袋が外されると・・・
「何だココ!?」
俺は廃倉庫にいた!
「騒ぐんじゃねぇ・・・」
そこにいたのはいかつい男たちとボスと思われる男だった・・・
「何で俺を捕まえたんだよ・・・」
見る限り依頼で知り合った感じではねぇな・・・
「お前はカレコレ屋のカゲチヨだな?」
俺の名前を知ってるのか?
「俺たちは国際犯罪組織ビックボイスだ。あらゆる犯罪を気軽にこなす冷酷無比のおっかない連中だぜ・・・?」
ボスの言葉に俺は驚く。
「何でそんな奴らが俺みたいな何でも屋の陰キャをさらうんすか?」
俺は皮肉気に笑って言う。
「お前のとこのカンナって奴が散々うちの組織にちょっかい出してるのは調べがついてんだよ!大方、依頼で俺たちを消せとか言われてやってるんだろ?」
いやそんな依頼されてねぇよ!?
「何かの間違いじゃないんすか?」
俺は聞くが・・・
「間違いじゃねぇよ!うちの子分たちはアイツに酷い目に逢わされてんだ!」
ボスがそういうと子分が出てきた・・・
「カンナはな・・・俺が大事に可愛がってたオウムに拷問のスカフィズムのやり方を教え込ませたんだよ・・・(木のカヌーに人を乗せて牛乳と蜂蜜を飲ませたり体にぬったりして川に流して虫たちに食わせる拷問)」
「拷問方法を!?」
「おかげで日曜の朝、フレッシュなカプチーノを飲んでる脇でずっと可愛いオウムが拷問のやり方を繰り返すんだぜ・・・?どうしてくれるんだ!」
ある意味悪党のペットにはふさわしいかもな・・・
「それだけじゃねぇぞ!」
ボスはもう一人呼び出した・・・
「カンナのアマ・・・中学時代俺が若気の至りで描いた魔法少年ジャスパーをネットに公開しやがった!」
そんな・・・!中二病の俺にはわかる・・・一番えげつない行為だ・・・
「辛かったっすよね・・・」
「あぁ・・・おかげで俺の仇名はジャスパーなんだよ・・・」
「本当にすみません・・・」
俺は謝る・・・
「それだけじゃねぇぞ・・・」
そしてまた一人呼び出した・・・
そしてそいつは携帯電話を取り出した。
「この携帯の電話帳には親友からガールフレンドの電話番号が550件登録されてんだ!」
悪党にしては結構マメだな!?
「それをカンナのやつ・・・全国のスズキさんの電話番号にすり替えやがったんだよ!」
「え!?スズキの!?」
「しかも組織の命令で人さらいしようと思ってそのスズキに電話を掛けたら運悪く黒髪メガネで角の生えたスズキって奴にボコボコにされたんだ!!」
それは自業自得だろ・・・なんか知ってそうな奴の特徴だったけど無視しよう・・・
「俺も被害にあってんだ・・・!」
カンナ・・・ボスにな何をしたんだよ・・・
「俺が毎年楽しみにしてる素敵なお皿プレゼントキャンペーンで届いた俺宛の素敵なお皿をよりによってこんないらないお面とすり替えやがった!」
あぁ!完全にゼクスが被ってた天狗のお面じゃねーか!?(ゼクスがいらないと思ってカンナに処分を頼んだ物)
「お前・・・リーダーとしてこのショックをどうしてくれんだぁ!」
気持ちはわかるぜ・・・俺だって・・・
「俺もカンナの悪戯には困ってんだよ・・・」
俺は気持ちを吐露する・・・
「お前も悪戯されてんのか・・・?」
ボスが聞いてくる。
「そうなんっすよ!携帯電話の待ち受けをトカゲのしっぽが切れる瞬間の写真にされてるんだよ!」
「こんなの俺たちのに比べて可愛いもんじゃねぇか!!」
元に戻すの面倒なんだぞ!!?
っていうか早く抜け出さねぇと・・・
sideカンナ
そろそろいいかな・・・
「やりすぎではないか?」
シディ・・・大丈夫だよ・・・
「カゲチヨは不死身だし、後で誤れば許してくれるって!」
「そうですかね・・・?」
フィーアちゃんは硬いなぁ・・・
「そうじゃそうじゃ!カゲ男の面白い姿が目に浮かぶわい!」
ボティスさんはそう思いますよね!
「よーし!電話しちゃおう!」
「カゲ、ドンマイ・・・」
sideカゲチヨ
俺の電話が突然なった・・・
「これは・・・カンナからじゃねぇか!」
「チャンスですよ・・・電話に出て有無を言わさず悪口を言ってやりましょう!」
「あぁ、そうだな。」
やべぇぞ・・・電話に出た後報復になんてなったら・・・
俺は気が気でなかった・・・
sideカンナ
「カゲチヨの奴驚くよねー!通話に出たら大爆発する電話とすり替えておいたなんて!」
sideカゲチヨ
奴らが電話に出た!
「おい!カンナ!」
その瞬間奴らは光に包まれて・・・
「ぎゃー---!!!」
大爆発に巻き込まれてしまった!!
「はぁぁあああ!!?」
何で俺の電話が!?
男たちはショックで死んでおり俺はなんとか血液操作で縄を抜け出して帰った・・・
sideカンナ
「・・・・・・」
帰ってきたカゲチヨは何も言わずにゲームをしていた・・・
「何で怒んないんだろ?」