妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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男性脳と女性脳の違い

sideヒサメ

今日の依頼人はデュラハンのカップルの二人、二人とも喧嘩中なので夫を私たち女性陣が奥さんの方をカゲたち男性陣に任せることにしてファミレスに来た。同棲して三年経つそうだけどお互いが理解できなくて異性の考えを聞くために依頼してきたんだ。

 

「シディとカゲチヨって恋愛相談に不向きだけど大丈夫かな・・・」

 

「大丈夫ですよカンナちゃん。シディさんはちゃんと気持ちを汲み取りますから。」

 

くみ取った時には凄いけど空気が読めてないときはとんでもない爆弾落とすから不安なんだよフィーアちゃん・・・

 

sideカゲチヨ

 

「夫に隣人がからかってくることを相談したら気にすることない、メリットが沢山あるって言って全然話聞いてくれないの!」

 

あー・・・それは

 

「男性脳の人は競争本能が強いらしいすからね。競争原理で解決しようとするんだと思います。

 

「ところでそこの獣耳の人は話聞いてるの?」

 

「こいつは男とか女以前に頭の中幼稚園児なんで、戦力外です。」

 

「失礼だな、ちゃんと聞いてるぞ。俺は耳が良いからな。」

 

そういうことじゃないだろ!?っていうかよくわかってないだろ?

 

sideフィーア

 

「ちゃんと答えたのに分かってないって言われたんだぜ?意味わかんねぇだろ?」

 

うーん・・・

 

「それはたぶん共感して欲しかったんだよ。女性脳の人は共感されたいって言いますし。」

 

カンナちゃんが答える。

 

「なるほどなー君たち全然女の子っぽくないのにそういうことわかんだね。」

 

「「「失礼すぎない?」」」

 

彼女にぞっこんすぎじゃないですか?

 

「あと俺がおかし買ってきたときも言わなくても私の分察して買ってきてよとか言われてさー意味わかんねー・・・」

 

「女性脳の人は察して欲しいんですよ。」

 

ヒサメちゃんの言う通りです!

 

「女性は言葉にしなくても相手に伝わってるという愛に憧れてますからね!頑張りましょう!」

 

「お、おう・・・」

 

「フィーアちゃん・・・圧強すぎ・・・」

 

はっ!ついシディさんとの同棲生活を想像してしまって・・・

 

sideカゲチヨ

 

「ね?鈍感すぎると思わない?」

 

「男性脳の人は言わないと分かんないですからね。」

 

「お前もヒサメに言われないとYOUTUBE見てるもんな。」

 

シディ!?そういうことじゃなくてだな・・・

 

「クズ男?」

 

ほら!?誤解された!

 

「それに元カノの写真まだスマホに保存してるんですよ!?私は元カレの写真とか全部消してるのに!」

 

「男の恋愛は名前をつけて保存、女の恋愛は上書き保存って言いますからね。」

 

「彼女いないのになんで分かるんだ?」

 

ぐふっ!?

 

「ネットに書いてあったので・・・」

 

sideカンナ

 

「別に思い出の写真を入れてても良いと思わねー?あってるわけでもないんだしさ。」

 

まぁ、そうなんだけど・・・

 

「女性っていうのは愛する男に不穏な影があると排除したくなるのが性ですからね・・・消した方が良いですよ?」

 

「そうなのか・・・」

 

フィーアちゃん・・・

 

「いえ、彼女のは大分特殊な恋愛観ですので・・・」

 

ヒサメちゃんが弁明する。

 

「俺は仕事もして生活を支えてるし誕生日とかも祝ってるのに何で伝わんないんだろ・・・」

 

「女性脳の人にそれは伝わりにくいかもしれませんね。」

 

アーシはそういう。

 

「今言ったのは父性的な愛だと思います。女性脳の人は母性愛が強い傾向がありますから。」

 

ヒサメちゃんも補足してくれる。

 

sideシディ

 

「彼が落ち込んでるときも仕事で上手くいってないときも支えたのにどうして伝わらないのかしら・・・」

 

俺はヒサメたちのさっきの話を狼男の耳で聞きながら答える。

 

「それは男性脳の人には伝わりにくいかもな。」

 

「急にしゃべりだした!?」

 

カゲチヨはびっくりするよな・・・俺は尻尾でヒサメたちにメッセージを打ち込みながら答える。

 

「貴方のは母性的な愛で男性脳の人は父性愛が強い傾向があるからな。」

 

「シディが・・・頭良さそうなこと言ってる・・・壊れたのか!?」

 

「普通逆じゃない?」

 

カゲチヨが依頼人に突っ込まれた。

 

「私だけしか愛してないのかなぁ・・・」

 

「そんなことはないさ。彼は何も言わないけど汗水たらして働き誕生日は君が喜ぶように精一杯祝ってくれたんじゃないか?」

 

俺はヒサメたちの会話を元に依頼人に聞く。

 

「確かに・・・」

 

sideヒサメ

私たちはさっきの話をスマホから見る。

 

「俺だけ好きで向こうはそうでもねぇのかな・・・」

 

「そんなことないと思いますよ。貴方が仕事で上手くいってないときや落ち込んでるときは支えてくれたんじゃないですか?」

 

私は依頼人に聞く。

 

「そういえば・・・」

 

「それに何とも思ってなかったら他の男の写真を捨てて貴方の写真でスマホを一杯にしないと思いますよ?」

 

「そうそう!お菓子だって一緒に食べたかったから怒ったのかもしれないし!」

 

「そうだな!」

 

sideカゲチヨ

 

「なんか仲直りして帰って行ったな・・・」

 

恋愛ってわかんねぇな・・・・

 

「シディ。」

 

「いぇーい!」

 

「お疲れ様です。」

 

「うぬ。」

 

ん?

 

「お前らなんかしたの?」

 

「さぁー?」

 

「え?どういうこと?」

 

教えてくれー!

 

 

 

 

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