妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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鷹の爪団のルーム世界征服の一部を参考にしました。


クロワッサン店を救済せよ!

sideヨ―メイ

私たちはヒサメさんに教えて貰ったクロワッサン屋に行こうとしていました。

 

「シディさん、私となんか行ったらクロワッサンがまずくなっちゃいますよ?」

 

「そんなことはないぞ?他の人と食べると美味しく感じるから誘ったんだ。」

 

うぅ・・・こんな時に限って他の皆さんは用事なんて聞いてませんよぉ!

そうして私たちは店に入ります。

 

「すみません。クロワッサン二つください。」

 

私たちは注文しますが女主人は・・・

 

「クロワッサンは切らしてまして・・・焼きそばパンくらいしかないんです・・・」

 

何でクロワッサン専門店に焼きそばパン!?

 

「いやいや・・・クロワッサン専門店でクロワッサン食べなくてどうするんですか・・・」

 

私が言うと・・・

 

「ダメなんです・・・クロワッサンは・・・・」

 

女主人は泣き崩れてしまいました・・・

 

「良かったら訳を話してくれないか?」

 

シディさんはそう言いますよね・・・私たちは話を聞くことにしました。

 

sideシディ

 

俺たちは主人を落ち着かせた・・・

 

「実は夫のピエールを亡くしまして・・・」

 

それは気の毒に・・・

 

「ピエールは世界一のクロワッサン野郎と言われ有名な食通ガイドブックもその美味しさに驚嘆し三ツ星じゃ足りないから審査員のほくろを三つ付け足すくらいのものでした。」

 

「いや!?審査員のほくろもらってどうするんですか!いらないですよね!」

 

ヨ―メイが突っ込むがそれほどの美味しさだったのだろう・・・ヒサメが言っていたのもその味だったのだろうな・・・

 

「でもピエールが亡くなって私が店を引き継いだんですがとてもピエールの味には及ばず・・・今週末世界クロワッサン大会が開催されるのです。それで優勝しなければ店は銀行に取り上げられてしまうんです・・・」

 

そうして主人は泣き始めた・・・

 

「ヨ―メイ俺達で手伝わないか?」

 

俺はヨ―メイに提案する。

 

「まぁ、シディさんならそういうと思ってました・・・それにシディさんの腕なら教えることはできると思いますし。」

 

こうして俺たちは主人のシャルロットさんとクロワッサン作りの修業を開始することになった。

 

sideヨ―メイ

 

取りあえずシャルロットさんにクロワッサンを焼いてもらったんですけど・・・

 

「何で人型のパンが出来上がるんですか!?これはこれで凄いですけど!」

 

「ううっ・・・すみません・・・」

 

クロワッサンとは似ても似つかないスズキサンと名付けた人型のパンや・・・

 

「今度は別の人型のパンだな・・・」

 

「これはタカハシサンですね・・・」

 

シディさんの言う通りクロワッサンとは違うパンを連発しましたが・・・

 

「諦めちゃダメだ。ピエールさんもこの店をあなたに続けて欲しいと思っているはずだ。」

 

シディさんの励ましによって自信を得たシャルロットさんはだんだんとクロイワサン、クロサワサンとどんどんと名前がクロワッサンに近づいてそして大会前日に・・・

 

「できた・・・!クロワッサンだわ!」

 

ついにシャルロットさんはクロワッサンを作ることに成功したんです!

そして大会当日・・・

 

「栄えある優勝は・・・クロワッサンのピエールのシャルロットさんです!」

 

見事シャルロットさんは優勝をつかみ取ることができたんです!

 

「ありがとうございます!二人がいなかったら私はくじけてました・・・!」

 

こうして一つの店が明かりを取り戻したんです・・・

 

sideカゲチヨ

 

「こうして私とシディさんは無事クロワッサンを買うことができたんです。」

 

ヨ―メイとシディがクロワッサンを買ってきたのでどうしたのか聞いてみたらなかなか壮大なドラマがあって驚いた・・・

 

「っていうかその人型のパンを売れば人気になってたと思うけど・・・」

 

カンナの言う通りそのパンの方が珍しさは上だろ・・・

 

「っていうかヨ―メイ・・・シディさんと一緒に料理したんですか・・・?」

 

「ひっ!?フィーアさんもやってるんだしいいじゃないですかぁ!?」

 

この二人は相変わらずだな・・・

 

「ヒサメのおかげでみんな喜んでくれたし人の役に立てた。感謝するぞ。」

 

「偶然だからね!?でもクロワッサンは美味しい・・・」

 

シディがヒサにお礼を言うが絶対偶然だろ・・・俺はクロワッサンに舌鼓を打ちながらそう思うのであった・・・

 

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