妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日はオーナーからの依頼でリサイクルショップの手伝いとなったのだが・・・
「ヨ―メイの奴いねーな・・・」
「確かにいつも店番でぼーと突っ立ってるのにね。」
俺とカンナはそういう。
「二人とも言い方・・・」
「でも確かに万引きもとがめるか怪しいくらいですからね。」
ヒサは苦笑いし、フィーアはいつも通り毒を吐く。
「もしかしたらさらわれてるのかもしれない。探そう。」
シディがそう言ったとき。
「皆さん!ここです!」
なんとヨ―メイが片腕をあげて立っていた・・・
「何やってるんですか?店番すっぽかしてセクシーポーズの練習ですか?」
「そんなわけないでしょ!?わ、脇の下を見てください!」
フィーアの言葉にヨ―メイはそういう。
「脇の下って・・・うわっ!?何この蜂の巣!?」
カンナの言う通り蜂の巣が出来上がっていたのだ!
「どういうことだよ!これ!」
「大声ださないでくださいカゲチヨさん!蜂を刺激します!」
「どうしてそんなことになったんだ?」
シディが聞くとヨ―メイは説明しだした。
ー回想ー
sideヨ―メイ
私はリサイクルショップの電球の一つが切れていたので取り替えようとしたんですけど・・・
「あれ?なんかうまくいかないですね・・・」
ブブブ・・・・
3時間後
「うぅ・・・なんでハマんないんですか!?」
ブブブブブブ・・・
6時間後
「あぁぁあ~!何でハマんないんですかー!!!?」
ぶぶぶぶぶぶぶ・・・・・
回想終了
sideフィーア
「電球交換の隙に蜂の巣を作られるってどんだけ間抜けなんですか!?」
私はあまりのレアケースに驚きます。
「フィーアさん!蜂を刺激しないでください!」
「にしたってどんくさすぎだろお前・・・」
カゲチヨも呆れます・・・
「わかってますよ!でも仕方ないじゃないですか!これじゃお客さんに迷惑をかけてしまうので蜂の巣を駆除してくれませんか?」
「えぇ!今日のオーナーの雇用契約に蜂の巣の駆除は含まれてないんだけど・・・」
「そんなこと言わないでくださいよ!片腕塞がってて自分じゃなんとかできないんですから!」
カンナちゃん・・・ここでも契約きにするんだ・・・
「仕方ないですね。店内が蜂だらけになったらオーナーに申し訳が立ちません。手伝いますよ。」
「うむ。ヨ―メイを危険な目には合わさないさ。」
「フィーアさん・・・シディさん・・・」
私とシディさんはヨ―メイにそう返します。
「でもどうするの?」
ヒサメちゃんの言う通りだけど・・・
「まず殺虫剤で蜂を殺しちまうか。」
カゲチヨはそう言って殺虫剤をヨ―メイに向けて発射しました!
「ちょ!待って!ぎゃあぁぁぁ!?」
ヤバい!ヨ―メイがひっくり返りました!
ブブブブブブ!
きゃー!!!蜂が怒った!
sideヒサメ
いたた・・・
「酷い目にあった・・・」
「毒性のないもので助かったな・・・」
シディの言う通りだよ・・・全員刺されたし・・・
「もっと慎重にやってくださいよ!」
「ヨ―メイがひっくり返るからだろ!」
「カゲチヨさんがいきなり殺虫剤をまくから・・・」
ヨ―メイちゃんとカゲは言い争う・・・
「まぁまぁ、まだ対処法はあるよ。煙でいぶして追い払おう!」
そう言ってカンナちゃんは炎の能力を調節して煙を出した
「流石カンナちゃん!」
私たちは団扇で煽って煙をヨ―メイちゃんの方に行かせる。
「よーし!ドンドン燃えてー!」
「ちょ!これ息ができな・・・うぐふっ!」
ちょ!ヨ―メイちゃんが倒れたら・・・
ブブブブブ!
「ぎゃー!蜂がまた怒った!」
カンナちゃんの悲鳴が響いた・・・
sideカンナ
「なんでひっくり返るの!出来の悪いフィギュア!?」
アーシはヨ―メイを叱る!
「いや!カンナさんが煙を出しすぎるから私、一酸化中毒になりかけたんですよ!?」
ヨ―メイちゃんの言う通りだね・・・
「なんか蜂に勝てる奴ってないのかな・・・?」
ヒサメちゃんの言う通り何かリサイクルショップに・・・
「おーい!熊型の蜂の駆除装置があったぞ!」
確かに熊は蜂蜜好きだしね。
「どうやったら動くんだ・・・?」
カゲチヨの言う通りスイッチもないですね・・・
「むきー!早く助けてくださいよ!この熊公!」
ヨ―メイがそういうと・・・
「私は熊ではないいぃぃ!!」
装置がヨ―メイに襲い掛かった!
「ぎゃあぁぁ!?」
またヨ―メイちゃんが倒れてしまう!
「あぁぁぁぁ!?」
もう嫌だー!
sideカゲチヨ
くそ・・・もう顔が真っ赤だぞ・・・
「なんで異宙製の機械に悪口言っちゃうの!?」
ヒサが怒る。
「まさか熊って言われると襲い掛かる仕組みだなんて誰も思わないじゃないですか・・・」
ヨ―メイもボロボロの中言い返した時だった。
「ん・・・リサイクルショップを見に来た・・・」
ミナヅキ!
「・・・・カゲチヨ達かと思ったけど人違いだった・・・」
「いや!俺達だよ!」
俺はミナヅキに言う。
「何でそんな顔が真っ赤に・・・?」
「脇の下の蜂を駆除しようとしたらこんなことに・・・」
ヨ―メイが説明する。
「ミナヅキ、なんとかできないだろうか?」
シディが強力を要請する。
「私も蜂の巣の駆除なんて知らない・・・」
「そうだ!フェンリルの冷凍光線で凍らせちゃおうよ!」
カンナ!それだ!
「それ私も氷漬けにされませんか!?」
ヨ―メイは不安がるが・・・
「薄めにうって脇を狙い撃ちする。」
そういってミナヅキは構える。
「動いたらだめ・・・・」
「マジでやるんですか!?」
「他に作戦ないだろ?」
俺はヨ―メイに腹を決めさせる。
「発射・・・きゃああああ!?」
なんとミナヅキの顔に蜂がついてしまった!
バシュ!
「ぎゃあぁあ!?」
狙いがそれてヨ―メイの頭に命中した!
ブブブブ!
「ぎゃあぁ!」
sideシディ
「すまん、ミナヅキ・・・」
俺はミナヅキも巻き込んだことを謝る。
「気にしてない・・・それより顔の理由はこういうことだったんだ・・・」
ミナヅキは許してくれた。
「私言いましたよね!嫌な予感がするって!」
そうだ!
「ヨ―メイ、もう一方の脇の下にも巣を作るんだ!」
「シディさん!?何言ってるんですか!?」
「クリスが言っていた。短所を嘆くのではなくそれを活かして長所にすれば道が開けると!つまり蜂蜜を作ってこの店で売れば時給アップするかもしれないということだ!」
「なるほど・・・シディさん!私やってみます!」
sideオーナー
「こうしてできたのがこの蜂蜜というわけなんだ。」
「売ってくれますか?オーナー!」
シディとヨ―メイがそういう・・・うん、新商品を開発した心意気は買うが・・・
「没!」
売れるわけないだろ!
「カゲチヨに動画を作ってもらったのに残念だ・・・」
「結構おいしいって混血児からは絶賛だったんですけどね・・・」
食ったのか!?あいつら!
「何故か今の話をしたら皆トイレに行ってしまったがな・・・」
シディ・・・当たり前だ・・・