妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
キモ5のマチョソも会話にでてきます。
今日はヒサメ視点中心でいきます。
sideヒサメ
今日はカゲが里帰りするというので私たち三人はお菓子屋にきていた。
夜ご飯はシディの鍋だから楽しみだなぁ・・・
理由はバレンタインが目前に迫っていたからだ。
まぁカンナちゃん料理得意だし自分で作りそうだけど、できない私たちのために自分もかったのにするといってついてきてくれた。
「今日は皆のチョコ買うんだからヒサメちゃん試食食べ過ぎて追い出されないでよ!」
「はい・・・」
「まぁ、日ごろの感謝を表すには物で表すのが最も合理的ですね。」
フィーアちゃんも乗り気のようでよかった。
「このビターチョコ大人ぶってるカゲにぴったりかも!」
「シディさんにはこのチョコでしょうか・・・?」
私たち二人とも真剣に選んでいたのだが・・・
「あれあれ~、チョコはオーナーや父さん、スズキやサトウにもおくるのに真っ先に
シディやカゲチヨの分を選ぶってことはもしかして・・・」
「カンナちゃん、わ、私はカゲのことなんて・・・」
「そうです。一番組んでるのはシディさんというだけですから。」
「はいはい、そういうことにしといてあげる!あ~あ羨ましいなぁ~アーシにもそういう人早く現れないかな~。」
「「だからちがうってば(いますから)!」
私たちはそろっていったあとなんとかカゲとシディの分の選んだのだが・・・
「お父さんてチョコ食べるのかな?」
「わかんない、同じ種族のマチョソくんはいつもバレンタインチョコ楽しみにしてるみたいだけど・・・」
「まぁ、キモ5だし今年もチョコもらえないんじゃない?」
「カンナちゃん言いすぎですよ。お母さんからきっともらえるはずです。」
「いや!フィーアちゃんもそれ陰キャにとっては大ダメージだから!」
お父さんの分も二人が陰キャに辛辣な会話をしながら決まった。
「オーナーて甘いもの好きかな・・・?」
「ウィスキーボンボンとかにする?」
「カゲチヨとは違うビターチョコにする?」
オーナーは趣味嗜好もミステリアスだったけど本人の大人っぽい雰囲気で決めた。
「スズキくんとサトウくんはどうする?」
「まぁ、腕折っても許してくれましたし私は少し豪華にします。」
「あいつら喧嘩バカだしブラックサンダーで満足するんじゃない?」
「カンナちゃん二人に思いやりなさすぎじゃない?」
カンナちゃんがちょっとサイコな一面がでてしまったが
なんとかなった。そして最後のサプライズの準備のために・・・
「ごめん!私やっぱり試食に興味あるから二人とも先に会計してて!」
私はそういったが、
「あ、アーシも他のお菓子興味あるから別々で行動する?」
「賛成です。お互い別々興味あるものがあるのでそうした方がいいです。」
二人もまだ用事があるみたいなので別々に行動していた。
なんでそうしたのかというと私は二人の友チョコをひそかに買いたかったのだ。
「あ、オレンジ味のチョコカンナちゃんの髪みたい・・・これにしよう。」
「ミント味・・・フィーアちゃんミントも好きだしこれにしよう。」
私は二人のチョコをレジに持っていく途中で考えた。もしお父さんに助けられてなかったら一人で実験動物として町を歩いてたかもしれない、二人のチョコを選べずカンナちゃん
と離れ離れになってしまい涙を流していたかもしれない。嫌な未来が次々と思い浮かんだ
だから感謝しなきゃいけないんだ。この五人が出会えたことを縁があった人たちに、
そして二人と合流しカレコレ屋に帰ったのだった。
そしてシディが鍋を作り終えたころカゲは帰ってきた。
でも辛そうな顔だった。きっと昔の思い出で悲しくなってしまったのだろう。
けどシディが無自覚にカゲを励ましたおかげで少し明るくなった。
暖かい鍋を食べて私たちは冬の一日を過ごしました!
当然バレンタイン当日妖精王は涙を流しました。