妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideヨ―メイ
私は自分の部屋でカレコレ屋のチャンネルでヒサメさんとカゲチヨさんがつながっている動画を見つけました。
「私もこれでシディさんと繋がれれば・・・」
お風呂に就寝・・・ふふふひ・・・
早速私はあの手錠をリサイクルショップから見つけた。
「返すしオーナーに無断で借りても別にいいですよね!」
早速カレコレ屋に突入です!
「こんにちはー!ちょっと遊びに来ましたー!」
「ヨ―メイちゃん今はちょっと・・・」
ヒサメさんが何か言ってた気がしますがその前に・・・
「わー、足と手が滑ったー(棒読み)」
私はシディさんに手錠を連れることに成功しました!
「・・・・カゲチヨ、今すぐヨ―メイの腕を切り落とす許可を。」
「OKと言いそうだ・・・!」
え、えぇぇぇ!?フィーアさんカゲチヨさん!何でいきなりそんな物騒な話に!?
sideカゲチヨ
俺たちはヨ―メイに依頼内容を説明する。
「さっき発生したこの植物討伐して欲しいって依頼が来たの。」
ヒサはそう言って木と羊が融合した写真を見せる。
「これはバロメッツ?」
ヨ―メイも知っていたか・・・
「まぁ、それは昔の呼び名で今は乙未(ときのひつじ)って言うのが呼び名だね。そしてそれが発生したところにシディのお母さんに似た人が写ってたんだよ。本人にしろ家族や親類にしろ偶然とは思えないからね・・・」
「今から乙未が埋めてある場所に向かおうってときにお前はシディにその手錠をつけたんだ。」
カンナと俺が説明した。
「うっ・・・」
「まぁ、大丈夫ですよシディさん。ヨ―メイの腕を切り落とせば万事解決なんですから!」
「全然大丈夫じゃない!?」
「フィーア落ち着いてくれ。ヨ―メイはカゲチヨみたいに再生しないんだぞ。」
静かに怒っているフィーアにシディはそういう。
「そうですね・・・じゃあ日本刀で戻し切り(切り口の組織を潰さず切ることで再び元通りにできる技)するので大丈夫です。」
「結局斬ることは確定なんだ・・・」
ヒサも苦笑いするけどしでかしたことからすればなぁ・・・・
「ひいいい・・・」
「大丈夫だ。皆、先に向かっていてくれ。24時間後からでも追い付ける。」
それしかねぇか・・・
「わ、私行きます!」
ヨ―メイ?
「危険だ。乙未は人を食べる異宙人だと聞く。」
シディは止めるが・・・
「良いじゃないですか。私の武器も貸しますし自分の身は自分で守る覚悟なんですよね?」
「はい!」
こうしてシディとフィーア、ヨ―メイが先に行くことになった・・・・
sideフィーア
「あばばばば!?今私凄い不細工じゃないですか!?」
「大丈夫ですよ。職場の物を勝手に使ってる時点で心が不細工になりかけてる証拠です。」
「フィーアさん酷い!?」
シディさんの三輪車に羨ましくも二人乗りしているヨ―メイに向かって私は毒を吐きます。
「ヨ―メイ片手運転だから少し荒れるぞ。フィーアもすまないが走る速度を制限してしまうかもしれん。」
私は全然大丈夫です!そうして私たちは村に辿りつきました。
「大きいですね・・・」
確かにヨ―メイの言う通りかなり育っているようですね・・・
「シディさんのお母さんはどこでしょうか?」
さっそくご挨拶したいのに・・・私はあたりを見回していると・・・
「おーい!君たちが乙未を討伐しに来てくれたカレコレ屋かい?よかった、牧場の牛を食いつくして寝ているが今度は人間を食べ始めるんだ!」
村人がそう言ってきます。
「待ってください!私たちには用事が・・・」
ヨ―メイは止めますが・・・
「わかった、先に乙未を討伐しよう。」
シディさんがそう言ったことで私たちは討伐を優先することにしました。
「まぁ、私とシディさんなら大丈夫ですよ。」
「そうだな、ヨ―メイのことは俺たちが守る。」
「はい・・・」
(フィーアさんがいることは残念ですけど結構役得ですね・・・)
さてゲスイい顔しているヨ―メイは無視してさっさと討伐しましょう。
sideヒサメ
「二人とももう村についたころかな?」
私はバスに乗るなかボティスさんやカゲ、カンナちゃんに聞く。
「シディの三輪車やフィーアの足ならもうついてるかもな。」
カゲの言う通りだね・・・
「お母さんなのかはたまた関係者なのか・・・気になるけどね・・・」
カンナちゃんはいつも冷静だなぁ・・・
「そんな呑気なこと言っとる場合か。シディとフィー子はかなり危険じゃぞ。」
えっ!?
「今は昼間だぞ?フィーアも合わせたら過剰戦力じゃねぇか?」
カゲがボティスさんに言い返す。
「あの植物は獲物を捕食するとき結界をはって獲物を閉じ込めて生気を吸い上げ弱った獲物を食べる。」
それで名称が変更されたんだよね・・・
「でもハツキさんほどの結界じゃないしシディやフィーアちゃんなら破れるんじゃ・・・?」
カンナちゃんが言うけど・・・
「そうシディとフィー子ならな。」
sideフィーア
やれやれ・・・まさか結界に閉じ込められるとは・・・
「二人とも大丈夫ですか!?」
「心配ないですよ。」
「うむ、大丈夫だ。」
まずいですね・・・ヨ―メイに持たせた武器だとこの強度の結界じゃびくともしないでしょうしね・・・
「かといって俺の火球で破ろうとすればヨ―メイは丸焦げになってしまうぞ・・・」
私の頑丈さを信じてくれてる!シディさん最高!
「なら私の全力の蹴りで破壊します!助走が付けられないので十数発入れないといけないかもしれませんけど・・・」
「ヨ―メイも武器で協力を・・・!?」
シディさんと私は振り向いて驚愕します!
「うぅ・・・」
生気を吸われて衰弱してる・・・まずいですね・・・・攻撃している間までヨ―メイが持つかどうか・・・
「どうしますか?シディさん。」
「俺たちも体力がつきそうだが・・・なんとか頑張ってくれるか?」
「お任せください!」
今こそ限界を超えるとき!そう思っていたら・・・
「貴様はいつもそうじゃな。」
そんな声と共に現れたのは!!
「三つ目の女!?何の用ですか!」
「全く腹が立つ。ちょっと来てみればこれじゃ。貴様もギャースか騒いでないであのウドの大木を倒すぞ。」
貴方に言われなくても分かってますよ!
私はブレイクと領域で最高速度を超えた速さで
「おりゃあぁあぁ!!」
ズバズバっ!
「きぇぇぇぇ!?」
乙未を連続で切り裂きます!
「合わせろ。」
「うむ。」
そうしてその隙にあの女がエネルギーを、シディさんが炎をためて・・・
「きぇぇえ!」
「騒ぐな木材が。」
「申し訳ない。」
炎と時間加速による老化で一気にやっつけてしまいました・・・
そうして倒そうとした後
「あ、あの・・・名前だけでも教えてくれないか?」
シディさんが女に聞きますが・・・
「断る。」
「ちょっと!きいてるのにその態度は・・・」
「いやいいんだ、フィーア。」
私は女に注意しようとしますがシディさんに止められます・・・
「人を頼る程度は成長したらしいが貴様はその紫髪の娘を殺して二人で脱出すべきじゃった。そこの金髪の女は頑丈じゃから無事だっただろうに。」
何で私の頑丈さを知ってるんでしょうか・・・?
「そんなことはできない!!」
当然シディさんは言いますが・・・
「なぜ?自分の命が大切当たり前の自然界の法則じゃ。そこの金髪の女とは数年ほど付き合いがあるようじゃがそこの紫髪の女はあって数日、そんな人間のために死ぬ?深いところで自分を偽っておる。」
「あなたにシディさんの何が・・・」
「一目見ればわかるじゃろ。この男は怒って良い場面や自分を優先して良い場面で遠慮しておる。」
ぐっ・・・女の意見に反論できない。確かにシディさんは我慢しすぎな場面がありますけど・・・
「貴様は人間の心に疎いゆえに嘘をつき正しいと思しき言動をとるんじゃ。」
「俺は嘘なんて・・・」
「無自覚の上でやっとるんじゃ。我儘を言って何かを失ったそんなことでもあったのか?」
「・・・・」
シディさん・・・
「もっと醜く生きろ、貴様はそんなにきれいじゃない。」
女はそういってシディさんの額に指を押し付けます。
「それでも・・・一緒にいてくれる?」
か、可愛い・・・シディさんは子供のような顔で女にそう言いました・・・
「はっ!ワシは貴様なんぞとはもう二度と顔は合わせたくないわ!おい!金髪、こやつにもっと人間の事を教えておけ!」
「はぁ!?何であなたに指図されなきゃいけないんですか!そこは一緒にいてやるのが人間らしいってあなたが教えてくださいよ!」
「二人とも・・・落ち着いてくれ。」
そう言いますけどシディさんなんか笑ってません!?
女はそう言って去ってしまいました・・・
sideヨ―メイ
「ウっ・・・私・・・」
私は乙未に生気を吸われて・・・
「良かったヨ―メイ気が付いて。」
「シディさん!お母さんは?」
「これから探しますよ。」
フィーアさん・・・
「すみません・・・私のせいで。」
「正直残念だがヨ―メイも俺の母親を探すのを手伝ってくれないか?」
え・・・でも私・・・
「シディさんが頼んでるんですから良いんですよ!」
「それにヨ―メイは俺よりも自分に素直だ。きっとそんなヨ―メイが助けになるときがくる。」
そうですか・・・!
「わかりました!」
「まぁ、一番役に立つのは私ですけどね!」
負けたくないけど負けるとわかってしまう自分がいます・・・
「おーい!無事か!」
カゲチヨさんにヒサメさん、カンナさんが来ました。
「うむ、無事だ。」
「ちっ。今回こそ死んでくれると思ったんじゃがな。」
「おぉ!ボティスも来てくれたのか!」
「暇じゃったから観光に来ただけじゃ!」
やっぱりシディさんとボティスさまは仲良しですね。