妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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土管くんというアニメを参考にしました。


下着泥を捕まえろ!

sideカゲチヨ

今日は刑事からの内密の依頼で下着泥の張り込みを手伝っている。

 

「いやー!手伝ってくれて本当に助かるよ!数多の犯罪者を捕まえてきた君たちなら安心だ!それに妖精王も私のために二人も混血児を貸してくれるなんて!」

 

「いや、娘が被害にあったら嫌だってことでお前のためじゃねぇよ?」

 

「かはは!まぁ、頑張るぜ!」

 

サトウとスズキも派遣されてきていた。

 

「今度取り逃がしたら私は交通安全教室の腹話術係だ。」

 

「えげつない左遷っすね・・・」

 

俺は苦笑いになる・・・

 

「だが腹話術は楽しそうだな!」

 

シディは笑顔でそういうが・・・

 

「いや、腹話術の人形の方をやらされるんだ。」

 

「そりゃ屈辱的だね・・・」

 

刑事の一言にカンナも言う。

 

「そろそろ現れてもおかしくないな!」

 

「まかせてください・・・!下着泥なんて絶滅させます!」

 

ヒサ・・・やる気十分だな。

 

「でもなぜ下着なんて盗むんでしょうか?」

 

フィーアが首を傾げる。

 

「そりゃ全部洗濯しててはくものがないからじゃねぇか?」

 

「うむ、洗濯は計画を持って出さなきゃだめだ。」

 

「そういうことじゃねぇと思うぞ・・・」

 

シディ・・・サトウ・・・スズキの言うとおりだぞ・・・

 

「連中は己の欲望のためならどんなマネでもいとわない、何を考えているか全くわからん。」

 

「確かにカンナの考えることも時折わからなくなるからな・・・」

 

刑事の言うことももっともだぜ・・・

 

「ちょっと!アーシほどわかりやすい人なんていないでしょ!」

 

「自覚無しなのが厄介ですね・・・でもそんな人たちなら襲い掛かってきそうですよね。」

 

フィーアの言う通りだな・・・

 

「うん、だから私は危険を避けるためいつも見て見ぬふりをしてるんだ。」

 

「ガチクズだった!?」

 

「もう刑事やめた方がいいんじゃねぇか?」

 

ヒサとスズキが刑事の言うことに驚いていると・・・

 

「来たよ!ベランダに上る人影!」

 

カンナの指さした家のベランダに早速出やがった!

 

「逮捕だー!」

 

俺たちはすぐさま駆け付ける!

 

「おら!このノーパン野郎め!」

 

「洗濯は計画的にしなきゃだめだ!それに人のものを奪うのもダメだぞ!」

 

だからサトウとシディはもうその仮説を頭の隅に追いやってくれ!

 

「神妙にしろ!下着泥め!」

 

こうして刑事が追い詰めたが・・・

 

「何を言ってるんだ!私は上着泥だ!」

 

「えぇ!?上着泥!?」

 

ヒサも驚く、珍しい泥棒だな・・・

 

「下着なんて欲しがるわけないだろ失礼な!」

 

「いや、下着も上着も変わらないと思いますよ・・・?」

 

フィーアの言う通り泥棒は泥棒だしな・・・

 

「うーん…下着泥じゃないのに捕まえていいのだろうか?」

 

「良いんですよ!?」

 

俺は血液操作で捕まえて警察に突き出したのだが

俺は指示を忠実に守る刑事が少し心配になった・・・

 

sideヒサメ

 

その後もベランダで次々と泥棒らしき人を捕まえるけど・・・

 

「俺は作業着泥棒だ!」

 

凄い限定された衣服を盗む泥棒だったり・・・

 

「オシャレ着泥棒だ!」

 

「定義があやふやじゃないですか・・・?」

 

フィーアちゃんの言う通りどんな服なのかわからない人や・・・

 

「植木泥棒です。」

 

「全く別種の泥棒じゃねぇか・・・」

 

スズキ君の言う通り全く違う泥棒も釣れた・・・

 

「ていうかこの町泥棒多すぎじゃない!?」

 

私は叫んでしまう。

 

「確かに異常だなこりゃ・・・」

 

サトウくんもそういう・・・

 

「っていうか今干してあるのも盗んだ奴じゃないよな・・・?」

 

カゲの言う通りもう町の人全員が泥棒に見えてきた・・・

 

「くそっ!下着泥がいないじゃないか!」

 

「これだけ捕まえたらもう左遷もないんじゃないですか?」

 

カンナちゃんの言う通りもう下着泥に執着しなくていいんじゃ・・・私がそう思うかけていたときだ。

 

「みんな!また泥棒がいたぞ!」

 

シディの指さす方角にまたベランダに上る泥棒が!

 

「おい!お前下着泥棒!」

 

「え!?いや違くて・・・」

 

刑事さんが問い詰めるが男は否定する。

 

「え!?武彦さん!」

 

部屋の住人が出てきて男性をそう呼んだ!

どういうこと?

 

sideカンナ

 

「つまり彼女・・・瞳さんがびっくりする告白をするためにベランダを上ってたってことですか・・・」

 

アーシは武彦さんの話を纏める。

 

「はい、その通りです・・・」

 

「びっくりする告白が夢だって話してたから・・・」

 

人騒がせだね・・・

 

「まぁ、泥棒じゃなくて良かったけどな・・・」

 

「うむ!そうだな。」

 

カゲチヨとシディの言う通りだな・・・

 

「この町は泥棒が多いから気をつけろよ。」

 

「幸せにな!」

 

スズキとサトウも二人を祝福する。

 

「で、二人はどうするんですか?」

 

フィーアちゃんが聞くと

 

「逮捕だ。」

 

刑事さんはそう言った。

 

「彼は何も盗んでないんですよ?」

 

瞳さんがそういうと・・・

 

「とんでもないものを盗みました。それは貴方の心です!」

 

すごいくさいせりふを吐いた・・・

 

sideカゲチヨ

 

その後結局上層部に俺たちが活躍したことはバレて警察に泥棒大量検挙で警察から感謝されあの刑事はパペットになったそうだ・・・

 

「カゲ、来週あの刑事さんの出演する教室があるって。」

 

「見に行くか。」

 

俺は真顔でそう言った。

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