妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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カレコレ砲をぶっ放せ!

sideカゲチヨ

俺達とヨ―メイは公園で遊んでいた。

 

「何して遊ぼうか?」

 

「鬼ごっこでもするか?」

 

ヒサとシディが言う。

 

「皆さん高校生と大人なのにそんな遊びでいいんですか・・・?」

 

「楽しいじゃん、鬼ごっこ。」

 

ヨ―メイが苦笑いするがカンナがそういう。

 

「ねぇ、あれ見てください!」

 

フィーアが指さす先には一人の女性がいた!

 

「あれって望月由美子じゃないか!」

 

俺は驚く!

 

「それって誰ですか?」

 

ヨ―メイが聞く。

 

「ヨ―メイ・・・靴下突っ込んで寝てた方がいいですよ・・・」

 

「フィーアさん!?そこまでのレベルですか!?誰だか教えてくださいよ!」

 

仕方ねぇな・・・

 

「望月由美子って言えば犬や猫、歯周病菌だって知ってる超人気アイドルグループで一番人気の子だよ。」

 

ヒサが説明してくれる。

 

「でもなんで公園にいるんだろ?」

 

「誰かと会う予定でもあるんじゃないですか?男とか。」

 

カンナの疑問にヨ―メイが答える。

 

「でも望月由美子のグループって恋愛禁止じゃなかったっか?」

 

シディの言う通りこれってスクープの予感だな・・・

 

「待てよ?このスクープをヤヨイたちに売り込めばそれこそ金一封出してもらえるんじゃねぇか?」

 

「カゲチヨさん!それ名案ですね!」

 

ヨ―メイも賛成してくれる。カレコレ砲をぶっ放すぜ!

 

sideヒサメ

 

私たちは早速彼女をつけることにしたんだけど・・・

 

「いきなり煙草を吸っているぞ!」

 

「確か由美子って十六歳ですよね?」

 

シディとフィーアちゃんの言う通りいきなりスクープだよ!

 

「このド素人どもが!」

 

えぇ!?カンナちゃんどうしたの?

 

「ヤヨイちゃんたちが言ってたよ・・・何事も裏どりこれが大事なんだよ・・・写真は撮るけどあれを報道したとしても火をつけれるタイプのメガネケースだって言い訳されたら反論できないでしょ!」

 

「そもそも火がついてる時点でタバコじゃないんですか!?」

 

ヨ―メイちゃんも言うけど・・・

 

「確かにカンナの言う通りピッチピチのチャイナ服で書道すると書きやすいとかとんでもない言い訳したトップリーダーもいたくらいだしもっとデカいスクープもあるかもしれないしな・・・」

 

カゲが強欲な目をしてる・・・

その時だった!

 

「競馬新聞開いたよ!?あれは良いんじゃないの?」

 

私は二人に聞く。

 

「いや、もしかしたら競馬をスポーツとして好きだったら言い逃れされるしね・・・」

 

カンナちゃんがそう言った直後

 

「いけー!イケー!させー!」

 

「エマの様に叫びだしたがあれは証拠にならないのか?」

 

シディが言うけど・・・

 

「もしあれが細胞分裂の中継を聞いて興奮してるだけかもしれないよ・・・実際に競馬場に行かないと確実とは言えない・・・」

 

カンナちゃんが珍しく慎重だ・・・

 

「だー!くそー!」

 

由美子さんが紙を破り捨てた!

 

「あれも馬券外れたモブ男っぽいですけど違うんですか?」

 

「トップアイドルにはストレスがつきものだからな・・・紙を破り捨ててストレスをぶつけているのかもしれない・・・」

 

フィーアちゃんの言うことにカゲもそう答える・・・っていうか外れたときのストレスなんじゃ・・・こうして私たちは写真を撮りながらもさらなるスクープを求めて後を付けて行った・・・

 

sideフィーア

そうしてつけていると由美子は若い男と合流しました。

 

「まさかあれが彼氏ですか!?」

 

ヨ―メイが言いますが

 

「もしかしたら学校時代の先輩とかかもしれないからね。」

 

カンナちゃんの発想力は凄すぎませんか・・・?

真実を追いたいんでしょうけど・・・

すると・・・

 

「口づけしましたよ!?あれは違うんですか!?」

 

私は写真を撮りながら答えます。

 

「もしかしたら卒業の時のタイプカプセルを口移しで渡してるのかもしれないな・・・」

 

カゲチヨ・・・なんか変な漫画の読みすぎじゃないですか?

 

「なるほど・・・空気に触れちゃいけないデリケートなものかもしれないからね。」

 

「そんなものタイプカプセルの品物にするかな?」

 

ヒサメちゃんの言う通りカンナちゃんもカゲチヨもマスコミみたいなことしてテンション上がっておかしくなってる・・・

 

「うぬ?男がもう一人現れたぞ?二人の言う通り本当に同窓会かもしれないな。」

 

シディさんが言いますけど・・・

 

「あれは確実に三角関係かもしれないですよ!」

 

私は言いますが・・・

 

「もしかしたら同じ同級生かもしれない・・・どこかに行くみたいだから追ってみよう!」

 

カンナちゃんの言う通り追いかけるとそこは銀行でした・・・

 

「これは確実に銀行強盗ですね・・・」

 

「覆面被ってますしね・・・」

 

私とヨ―メイは呟きます。

 

「うん、でももしかしたらアジトに他にも盗まれたお金があるかもしれない。ここは泳がせて一気に暴くよ。」

 

「それに銀行に取材目的で入るのは違法だからな・・・違法で集めた証拠は訴えられる・・・」

 

なんか最もな意見ですね・・・

そうして廃倉庫に着くと他にも盗んだお金があった・・・

 

「カゲとカンナちゃんの予想が当たった!」

 

ヒサメちゃんが言う。

 

「やはりそうでしたか・・・」

 

「ん・・・つけてきたかいがあった・・・」

 

「悪事はここまでですね。」

 

なんとヤヨイちゃんたちがいたのだ。

 

「お前らつけてたのかよ!?」

 

カゲチヨは驚きます。

 

「当たり前ですよ。こっちはプロなんですから。」

 

「それよりも捕まえるのに協力お願いしますよ。」

 

「ん、お望みの金一封上げる。」

 

見破られてましたね・・・

そうして私たちは突入し・・・

 

「望月由美子!お前の悪事は撮らせてもらいました!」

 

ヤヨイちゃんの叫び声と共に突入し・・・

 

「はぁ!」

 

「仲間確保・・・」

 

「うわっ!」

 

ヒサメちゃんとミナヅキちゃんの氷の拘束で手下を確保。

 

「おらぁ!」

 

「これで逃げられませんね。」

 

「ひいいい・・・!」

 

カゲチヨの血液操作とハヅキさんの結界で由美子を閉じ込めました。

そうして犯人を警察に引き渡し今回の事件は幕を閉じました・・・

 

「いや~、まさか三人はもう情報を掴んでいたとは・・・」

 

カンナちゃんがヤヨイちゃんたちを羨望の眼で見る。

 

「当たり前ですよ。まぁ、皆さんのおかげで写真集めや確保も楽に行えたので助かりました。」

 

ヤヨイちゃんがそういう。

 

「結局プロには敵わないってことだね。カゲ。」

 

ヒサメちゃんがカゲチヨにそういう。

 

「はい・・・プロの記者になって活躍できると思ったのに・・・」

 

「クズですね・・・」

 

ヨ―メイちゃんがカゲチヨにそう言います。

 

「うぬ、今日は皆で何か食べていくか。」

 

シディさんの言葉に甘えた私たちは早速帰る準備をするのでした・・・

 

 

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