妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
ここからお父さんよびで親バカ加速
その後も神樹を崇拝するエルフ族や人間より弱い異宙人と同盟を結び、
神樹のそばに暮らすものもあらわれた。また、自殺志願のため森に入ってきた心優しい人間も受け入れたため。正式に妖精王の森という自治地区となった。三人も九歳になり分担して、森の見回りや家事をして暮らしている。木製の家を作ってくらしているのだがやはり個人の特徴が
でてしまう。例えば料理なんかは、カンナが一番上手くてヒサメが肉を焼いただけだったりするワイルドな方向でフィーアは輸入されるサプリなんかを折り混ぜて作っているので、落差がはげしい。他にも人々に
護身術や勉強を教えたりするのはフィーアやヒサメが上手い、カンナは
擬音語なんかも混ざってて感覚派だ。まぁ二人もスパルタか優しめで変わっているが。閑話休題、さてある日見回りをしていると、通信機替わりのネックレスからヒサメの声が聞こえてきた。
「大変!ゴブリンのメスが車に轢かれて重体なの!すぐに来てクリスさん!」
どうやら犯人は逃げてしまったらしく応急処置を優先しているが一刻を
争うらしい、他の二人にも連絡をいれてゴブリンの森へ向かった。
sideシディ
母さんが車にはねられて、すぐに俺たちは集まったが母さんは、苦しそうにするばかりで目を開けてくれなかった。
「しっかりしてくれ!母さん!」
「フゴー!」「フゴー!」
兄さん達も慌てふためいてしまっている。ふと隣をみると強いゴブアツ
父さんも涙をながしていた。どうすることもできないのか...
俺は諦めかけたとき
「大丈夫ですか!」
青い髪をした女の子が俺達のもとに走ってきた...
side主人公
現場に着くと俺はすぐに霊槍を変化させ、命の雫をおとし回復させた。
「フゴー!」「フゴー!」
ゴブリン達はとても喜んでくれているようだった。特に筋骨隆々だった。夫であろう人に感謝されて合流した二人と共に今晩は泊めてくれることになった。ふと見たら三人と同じように人間なのに狼の耳の生えた
少年と出会った...
sideシディ
今晩泊まることになった人達の中でも気を引いたのは妖精の男だった。
そこにいるだけなのに呑まれてしまう雰囲気だった。その男に
「このマークに見覚えはないか?」
と聞かれた。そのマークは昔人間の母親の服にかいてあったマークだった。
side主人公
やっぱり...マークの事情を知り僕はこの少年がシディだと確信した。
研究所救出のときとってあってよかった。
そのあとは事情を聞いた三人と意気投合し兄のように遊んでくれた。
僕もゴブアツさんと一緒に酒を酌み交わしつつ、教育のことや今後
車の来ないうちの森に引っ越ししないかなど話し合った。準備はかかるが行こうと言うことでまとまった。
「三人とも強いお父さんがいて幸せ者だな」
とシディ君が嬉しいことをいってくれた。
「血が繋がってなくても、王様でも、お父さんて呼んでもいいの?」
三人とも聞いた。
「当然だ、俺はこの家族を誇りに思ってる、お前たちはそうじゃないのか?」
というと、
「「「思ってる」」」
と声を合わせていってくれた。涙を堪えるのに必死だった。
そして、
「「「お父さん」」」
と側にきていってくれた。僕はは久しぶりに泣いた。
次は日常回編です