妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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今回は三人称視点で書いていきます。
カンナのキャラ崩壊が激しいので注意!
本家のコメントとこの小説にでてくるコメントは関係ありません



ダンボ君

noside

 

ここはとある廃倉庫、ここで今夜恐怖のショータイムが幕を開けようとしていた。

 

「皆さーん、こんにちは!さぁダンボ君も皆に挨拶して!」

 

彼女の名前はカンナ、リヴァイアサンと火車の混血でカレコレ屋を営んでいるのだが

今日は人気のない倉庫で段ボール人形と芝居をしていた。そして彼女はボタンを押して

人形のセリフをながした

 

「こんにちは!」

 

「あ!ダンボ君!元気がいいんだね!」

 

「ありがとう!」

 

「元気いっぱいだね!もう一回挨拶する?」

 

「した~い!!」

 

はたから見たら異様な光景、しかし彼女の笑顔には狂気が含まれていて真剣にやっていることがうかがえる。

 

「じゃあもう一回!」

 

「こんにちは!」

 

「よくできました!」

 

「それじゃあアーシたちのチャンネルに寄せられたコメントをしょうかいします!」

 

「どうして人間は死ぬのですか?う~ん難しい質問ね。ダンボ君どうしてだか知ってる?」

 

「知らな~い!」

 

「そうなんだ!じゃあ、アーシが教えてあげる!人間は人の大事なものを汚したり、壊したりしたら死ぬんだよ?わかった?」

 

「じわじわ~!」

 

「じわじわわかったのね!ダンボ君賢くなったわね!ちなみにダンボ君は人の大事にしてたものを汚したり壊したことはある?」

 

「ある~!」

 

「ふ~んそうなんだ!じゃあ死なないといけないね!」

 

「アーシが炎で焼き殺してあげる!」

 

「やった~!!」×2

 

「すごく喜んでるね!どんなかんじで喜んでるかお姉さんに見せてくれない?」

 

そしてカンナが段ボール人形の被り物を外すと

 

「~!~!」

 

なんと同じくカレコレ屋で働く吸血鬼とゾンビの混血カゲチヨが猿轡を噛ませられ手足を縛られた状態だった。こんなことをした張本人のカンナはカゲチヨにまた被り物を被せ芝居を再開した。

 

「ダンボ君!死ぬ前にどこかに遊びにいこう!どこにいきたい?」

 

「どこでも~!」

 

「どこでもじゃわからないよ!そうだな~動物園はどうかな?どうやって動物園まで行く?」

 

「じわじわ~!」

 

「じわじわ行ってたら動物園しまっちゃうよ!そうね~じゃあジェット機で一気に行こうか!」

 

「頭がいいなぁ~!」

 

「ありがとねダンボ君!それじゃあさっそく行こうか!えーい!」

 

そう言って場面は動物園へと移り変わる

 

「動物園についたよ!ダンボ君は何が見たい?」

 

カンナとダンボ君の芝居は続くしかし廃倉庫の入り口から三人の人影が現れる。

幼馴染のカンナカムイと雪女の混血ヒサメと麒麟とヴァルキリーの混血フィーア、

ホルスと狼男の混血シディだった。

 

「カンナちゃん・・・許してあげなよ・・・いくらカゲがカンナちゃんのお気に入りの服に飲んでた血液かけたからってここまでしなくても・・・」

 

ヒサメが説得する。

 

「まぁ、カゲチヨもあなたの留守中でごまかそうと血液ふこうとして服破いたからのもあると思いますけど一旦おちついて・・・」

 

フィーアも怒っている幼馴染に語り掛ける。

しかしカンナは、

 

「あ!ダンボ君!動物がいるよ!あれがなんの動物かわかる?」

 

「しらな~い!」

 

「ほんとに?ほらちゃんと見てみてよ!」

 

芝居を続け自分の犯行を見せるようにカゲチヨの怯えた顔を三人に見せる。そして

 

「あれは、アーシの大事な親友っていう人たちなの!」

 

「こんにちは!」

 

「ちゃんとあいさつができて偉いね!きっとダンボ君は立派な人になれるよ!

将来何になりたいのかな?」

 

「した~い!」

 

「そうなんだ!じゃあアーシが殺してあげる!」

 

 

「おい、カンナ本気なのか!やめろ!カゲチヨはもう反省してる!」

 

シディは焦った顔で止めようとするしかし、

 

「ダンボ君、シディが知らない人のことを言ってるね!けどその人もなにかいけないことをしたみたい!その人にアーシがいうことはこれだけ!」

 

「お前にできることは一つだけ・・・泣き叫んだ顔をアーシに見せることだよ・・・」

 

すると段ボール人形の震えはより一層激しくなった。

 

「じゃあ、ダンボ君のなりたいものにならせてあげる!どうやって熱線で焼いてほしい?」

 

そういってカンナは指でっぽうの形した。どうやら熱線でカゲチヨの体を打ち抜くらしい。

 

「じわじわ~!」

 

「そうなんだ!じゃあどこ撃ってほしい?」

 

「頭がいいな~!」

 

「ダンボ君!頭じゃ一気に天国いっちゃうよ!いいの?」

 

「うん!」

 

ごうっ

 

そんな鈍い音とともにダンボ君の体がよこに傾きボタンを押したそして

 

「やったー、やったーやったー・・・」

 

無機質な機械音がしばらく流れたそして三人がカゲチヨを解放したしばらくたつと・・・

 

「はぁはぁはぁはぁ・・・まじで死ぬかと思ったし怖かった。カンナ!やりすぎだぞ!」

 

「はぁ?なにカゲチヨが悪いのになんで責められなくちゃいけないの?」

 

頭を再生させたカゲチヨに叱られるがカンナも言い返す。

 

「しかしカンナも制裁が過激すぎだ。俺たちも心配してしまう。ちゃんと俺たちに相談してくれ。」

 

「わかった・・・」

 

シディに叱られカンナは落ち込んでしまった。こうして後日話し合った結果、

カゲチヨが服を弁償しカンナも怖がらせた罰でカレコレ屋の掃除を一週間行うことになった。

 

ー後日談ー

「カンナって怒るといつもああなのか?」

 

「まぁ、ドSというかサイコというか・・・」

 

「怒らせなければ優しいですけどね。」

 

「スプラッタ系のホラーも喜んでみてるけどね。」

 

「ひっ!?」

 

しばらくカゲチヨはカンナを怒らせないようになった。

 

 

 

 

 




本家のストーリー編のセリフにしびれたのでつかいました。
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