妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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コミカライズ版の奴です。
https://www.corocoro.jp/episode/3270296674393275147


ペット泥棒捜索劇

sideケイタ

俺の名前はケイタ。俺はある依頼をしにカレコレ屋に来ていた・・・

地下にあるから結構怖いんだよな・・・

 

「あのー・・・」

 

俺が中に入ると・・・

 

バンっ!!

 

突然赤メッシュの男の人が壁にたたきつけられたんだ・・・

そして向こうには・・・

 

「死ねぇぇ!」

 

包丁を持ったキノコの異宙人がぶちぎれていたのだ!

事件か何かかと思っていたその時だった・・・

 

「いてぇな!こら!」

 

「殺す!殺してやるわぁ!」

 

そのまま男の人が切れて異宙人と壮絶な喧嘩になった・・・

ヤバいとこに来ちゃった・・・

 

「大丈夫ですか?」

 

その時声を掛けてくれたのは金髪の女性だった。

 

「すみませんね・・・普段はもっと静かなんですけど・・・」

 

「いえ・・・取り込んでるみたいだったのにすみません・・・」

 

女の人に謝られて俺は落ち着いた・・・

 

「はいはい、ストップ。カゲもキノコ夫人も落ち着いて。」

 

水色の髪の女の人が二人の喧嘩をいさめた。

そして

 

「キノコ夫人、依頼されていたご主人の浮気調査の結果が出たぞ。」

 

「婦人が感づいたどおりご主人はエリンギではなくしめじを食べていたことが判明しました!」

 

獣耳の男の人とオレンジ髪の女の人が報告すると・・・

 

「やっぱりしめじ食べてるじゃねーか!あの野郎!」

 

俺たちの前の異宙人は凄いスピードで通り過ぎていった・・・

 

「ふざけんなあの暴走キノコ!シディとカンナには態度違うし!」

 

「カゲが悪いんでしょ?依頼人のこと煽るから・・・」

 

「だってエリンギ型の種族だからってしめじ食べて浮気っておかしいじゃん・・・」

 

水色の髪の女の人と赤メッシュの人が言う。

 

「カゲチヨ、口は技ありの元だぞ。」

 

「災いね・・・でも確かに思い込みは生物を修羅にするからね・・・プラシーボ効果もあるくらいだし。」

 

獣耳の人とオレンジ髪の女の人が言ったところで・・・

 

「四人とも、依頼人が来てますよ。」

 

金髪の女の人が俺のことを言ってくれた。

 

「悪いんだけど部屋が荒れちゃってるから片付けさせてくれない?」

 

水色の髪の女の人に言われたので俺は手伝うことにした・・・

 

sideフィーア

 

そうして私たちは部屋の掃除と自己紹介をした後ケイタ君の依頼を聞きました。

 

「ここに来たのはポチを探して欲しくて・・・」

 

ペット探しの依頼ですか・・・

 

「君の家で飼ってる犬か?」

 

「行方が分からないの?」

 

シディさんとヒサメちゃんが聞きます。

 

「うん・・・」

 

ケイタ君の日課はポチの散歩でいなくなった日も公園で友達と一緒に遊んでたらしいんですけど・・・

 

「新入りの子供を紹介された後ポチを友達に任せてトイレに行ったんだけどその間にポチがいなくなっちゃって・・・」

 

「ポチは友達が目を離した隙に?」

 

「うん、引っ張られた違和感があった時にはもういなかったらしいんだ・・・」

 

カンナちゃんの質問にケイタ君は答える。

 

「それで探してもいなくてここに来たと言うわけですね・・・」

 

私は言います。子供たちからシディの事とか聞いてここに来たんでしょうね・・・

 

「これはポチの誘拐事件だね・・・何者かが何の目的かは知らないけど・・・」

 

カンナちゃんの言う通りこれは警察も動けない証拠の少ない事件ですしここはカレコレ屋で・・・

 

「俺パス、日課の動画漁りが・・・」

 

「ケイタ君、ポチ探しカレコレ屋で協力するよ!」

 

逃げようとするカゲチヨをヒサメちゃんが捕まえて私たちは依頼を受ける旨を伝えました。

 

「カゲチヨ・・・ペットで実験するプロジェクトかもしれないんですから少しはやる気出してください・・・」

 

「わかったよ・・・」

 

私はトッププレデターの存在を出してカゲチヨも行かせることに成功しました。

 

sideヒサメ

 

そうして私たちは町の聞き込みや周辺を探した結果・・・

 

「ポチだけじゃなくてペットの消失が相次いでるみたい・・・」

 

私は皆の報告をまとめる・・・

 

「まぁ、間違いなく関連してるね・・・」

 

カンナちゃんが言ったその時!

 

「ハナ!」

 

女性の声が聞こえたので行ってみると・・・

 

「ハナが・・・うちの犬が何かに攫われて・・・」

 

飼い主の女性が教えてくれた。

 

「皆、何かがはいずる音が聞こえる。」

 

シディが狼男の耳で教えてくれた。

 

「流石だぜ、道案内よろしくな。」

 

カゲの言葉と共に私たちは山小屋についた。

 

「ココですね・・・」

 

フィーアちゃんとシディを先頭に入るとケージの中にたくさんの動物が入っている光景だった。

 

「あ!ポチだ!」

 

どうやらケイタくんのポチもいたみたい!

 

「うぬ、ケガもなさそうだ。」

 

シディが言ったその時だった!

 

「ぐあぁ・・・」

 

カゲが一瞬で干からびてしまったの!

 

「そこですね!」

 

「うわっ!」

 

気配がしたところにフィーアちゃんが手刀を繰り出してカゲの背中にささっていた触手を切り取った!

 

「凄いなお姉さん・・・スピードが違いすぎるよ・・・」

 

そうして出てきたのは・・・

 

「お前は公園であった・・・」

 

ケンタ君がその子を見てそう言うどうやら話していた新入りの男の子だったらしい・・・

 

「お前がポチをさらったのか!?」

 

「うん、いつも公園にいたからすぐに捕まえられたよ。」

 

「なるほど・・・アンタは生気を食事としている異宙人…触手で吸い取れるならこういう使い方で獲物を捕るのは楽勝だろうね!」

 

カンナちゃんも真相にたどり着いた!

 

「まぁ、知っても僕の餌になるんだからさぁ!」

 

そうして男の子は触手を出してきた!

 

sideカンナ

 

うーんどうしたもんかな・・・

 

ひゅっ!

 

ガシッ!

 

「離さないぞ。」

 

「お兄さんもできる人か・・・」

 

シディが触手を掴んで異宙人をにらむ。異宙人も負けずにフィーアちゃんに切り落とさた触手を再生させる・・・

 

「悪いけど人質から分断させてもらうよ!」

 

アーシは地面から高圧な水の壁を出して異宙人の周囲を囲った!

 

「これは危ないなぁ・・・でも上がお留守だよ!」

 

異宙人はそう言って上から触手を伸ばして動物に突き刺した!

 

「やめろぉ!この子たちはお前の食料じゃない!」

 

ケイタ君勇気は凄いけどそれはダメ!

 

「なんで?だって人間も動物を殺して食べてるよね。それと何が違うの?」

 

「・・!!」

 

そういうタイプに隙を見せたら一気にやられる!案の定ケイタ君は触手に拘束される!

 

「ケイタ君!」

 

フィーアちゃんが動こうとするけど・・・

 

「お姉さんのスピードでも僕の生気を吸い取る方が早い・・・この世は弱肉強食。これも自然の摂理さ。」

 

もうそろそろで終わるはずなんだけど・・・アーシがそう考えてる時だった!

 

「俺の無視するなよ。傷つくぜ。」

 

ズバズバ!

 

血液の弾丸が触手を切り落とした!

 

「カゲチヨ!?」

 

「カゲ!良かった!」

 

ケイタ君とヒサメちゃんは喜んでるけど・・・

 

「カゲチヨ・・・隙を伺うためとはいえ遅すぎじゃない?」

 

「いや、タイミングがつかめなかったんだよ!それにミイラにされたんだぞ!?」

 

アーシはカゲチヨと言い争う。

 

「生気を吸われて再生!?そんな話信じられるか!」

 

触手の子はそう言って触手をカゲチヨに突き刺してきたけど・・・

 

「同感だぜ。」

 

カゲチヨがそう言って真上に作っていた血液の槍で触手は全部切られた。

 

「うっ・・・体が動かない・・・なんで・・・」

 

「ウイルスで動けなくさせてもらったぜ。」

 

そう言ってこの戦いを終わらせた。

 

「凄い・・・」

 

ケイタ君は驚いている。

 

「カゲチヨは吸血鬼とゾンビのハーフだからな。ほぼ不死身なんだ。」

 

シディの言う通りホントそれはチートだよね・・・

 

アーシが改めてカゲチヨの凄さを確認している時だった。

 

「ゴホゴホっ・・・」

 

「父さん・・・」

 

私たちが異宙人を連れて行くと痩せている老人の異宙人がいた。

 

「父親ですか?」

 

フィーアちゃんが聞く。

 

「父さんは体が弱くて自力で生気を吸えないだから僕が代わりに生気をためて送っているんだ。」

 

「じゃあペットを沢山さらったのはお父さんに送るために?」

 

ヒサメちゃんが聞く。

 

「そうさ、ペットなら代わりが沢山いるだろ?」

 

「いないよ!ペットは大事な家族なんだ。代わりなんていない!」

 

ケイタ君がそう叫ぶ。

 

「生きるためにやってるんだ。仕方ないだろ!」

 

まぁ、こればっかりは平行線だね・・・

 

「だとしてもペットをさらうことは見過ごすわけにはいかない。」

 

シディの言う通りだしそれに・・・

 

「このまま事件が続けば町に噂が流れてペットを外に出す人間は少なくなる、そしたら人間に手を出したら捜査が始まって父親と一緒に御用だよ?」

 

アーシは真実を言う。

 

「うぅ・・・」

 

「それに言ってたよな。この世は弱肉強食だって、お前らが淘汰されるのは自然の摂理なんだよ。」

 

カゲチヨも厳しく言うと思ったら・・・

 

「ま、俺はクズだからそんなルールに従う気はねーけどな。」

 

トンでもない提案をしてペットを解放させた。

 

sideフィーア

 

そして触手の異宙人はカゲチヨの生気を吸いにカレコレ屋に来るようになった・・・

 

「全く・・・子供嫌いとか言ってたのに。」

 

「でもカゲチヨらしいじゃん!」

 

カンナちゃん・・・まぁそうなんですけど。

 

「生気吸われるのもだりーな・・・」

 

「カゲがしわしわになるのってなんかレアだよね・・・」

 

「うむ、不老だからな。」

 

ヒサメちゃんとシディさんの言う通りですね・・・

 

「じゃあ私もゲームで遊びましょう!」

 

 

「いや・・・フィーアは強すぎてつまらないから・・・」

 

「チーム戦でもお姉さん一人で勝てるしね。」

 

「フィーア諦めろ。」

 

そんな!?ケイタ君と異宙人の子とカゲチヨからの拒絶!?

 

カンナ、ヒサメ、シディ(哀れだ・・・)

 

こんなのってないですよ・・・

 

 

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