妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideヒサメ
今日はカレコレ屋が一日お休みということで・・・
「おぉ~!ヒサメちゃん似合ってるじゃん!」
「えへへ・・・そう?」
カンナちゃんと一緒にオフを満喫してるんだ!
「しかし結構買ったよね・・・」
カンナちゃんの言う通り・・・
「確かに財布の中空っぽだね・・・」
「ヒサメちゃんが結構食べたしね・・・」
「カンナちゃんも食べたじゃん!」
「ヒサメちゃんほどじゃないよ!」
そんなたわいもないことを言いながら銀行に来たんだけど・・・
「あ?」
なんと銀行員に銃口を向けているマスクをつけた男たちがいたの・・・
sideカンナ
「さっさと金を出せ!」
いや~まさかこんなベタな銀行強盗がいるなんてね・・・
「カンナちゃんどうしよう・・・なんとかしないと・・・」
「ヒサメちゃん・・・周りの人も人質なんだから大人しくした方が被害は少なくて懸命だよ。」
アーシは冷静にヒサメちゃんを説得する。
けど・・・
ダダダ!
強盗達は突然マシンガンを撃った!
「きゃあ!」
「てめぇ!今何しやがった!」
「い、いえ・・・」
「通報したな!?ふざけやがって!」
マズイ・・・机の内側の通報ボタンを押したのがバレたんだ!
「カンナちゃんごめん!」
そういうとヒサメちゃんは雪女の能力を発動させる!
「謝らないで!アーシもそのつもりだから!」
アーシも火車の能力を発動させた!
パキパキ・・・バキ!
ゴオオオ!!
「つめてええ!?」
「熱い!?服が燃えてる!?」
何が起こってるのかわからず戸惑う強盗達・・・
「危ないからじっとしててくれる?」
「そうだよ?服燃やされて全裸になったり体を壊死させたくないでしょ?」
ヒサメちゃんとアーシは投降を促す。
「皆さん!今のうちに逃げてください!」
そしてその間にヒサメちゃんが他の人たちに逃げるように言ったんだけど・・・
「エリカ!」
「動くな。」
なんと銃を持った男が子供に銃を突き付けていた・・・
「やれやれ・・・まさかお客の中に犯人が潜んでるとは・・・」
とっさにやったとはいえ油断したな・・・
「一応聞くけどアーシたちが代わりの人質じゃダメ?」
「ダメだな。お前たちは危険だからな。手をあげて向こうへ行くんだ。」
アーシたちは犯人の言う通りにする。
「氷と炎を出したらガキは殺す。お前たちのような異宙の化け物が現れたせいで俺達人間が割を食う羽目になったんだ。」
やれやれ…随分一方的だね・・・
sideヒサメ
「さっさと地球から出ていけ!化け物!」
その言葉を聞いて私は昔を思い出していた・・・何もかも投げ出そうとしていたころ・・・だから。
「いやですけど。」
「は?何だと・・・」
「貴方の気持ちはわかるよ、何もかも嫌になって投げ出そうとしたことがあるから。でもこんなことするのは間違ってるから止めるね!」
私は照明のスイッチを電気でハッキングして蛍光灯をショートさせて割る!
「なっ!?」
「そりゃ!」
その隙にカンナちゃんがリヴァイアサンの能力で水を龍のように纏った高速移動でエリカちゃんを取り返した!
「ついでに水球で拘束ね!」
「ぎゃああぁ!?」
犯人は水で包まれて動けなくなったところに・・・
「じゃあ・・・覚悟してね!」
バリバリ!!
私はカンナカムイの能力で電撃を放ち強盗を気絶させた!
「水と電気・・・・?」
火傷で動けない強盗がそう言った。
「やりすぎたかな?」
「大丈夫だよ!相手は銃で武装して人質とってたんだから!」
こういう時カンナちゃんは頼もしいな・・・
そうして取り調べが終わっていくとエリカちゃんとその親がこっちに向かってきた。
「本当にありがとうございます!」
母親がお礼を言ってくれた・・・
「いえ、こちらこそ子供を危険な目に合わせてすみません。」
カンナちゃんが謝ると・・・
「ありがとう、お姉ちゃんたち強いんだね。何者なの?」
エリかちゃんが聞いてくれた・・・私は・・・
「カレコレ屋のヒサメだよ。」
「アーシはカンナ!何でも屋をやってるから一度来てみてね!」
「うん!」
そうして私たちはカレコレ屋に帰ってきた。
「「ただいま~!」」
「おー。」
「銀行強盗のニュース見ましたよ。災難でしたね。」
カゲとフィーアちゃんが出迎えてくれた。
「二人とも食事が出来たんだが食べるか?」
シディが美味しそうな料理を持ってきてくれた!
「そういえばもう夕方だったね・・・」
「いただきまーす!」
そうして皆と会話を弾ませる。
「銃で武装してたみたいですけどヒサメちゃんたちなら躱せるし心配なかったですよね。」
「いや!?人質取られてて結構危なかったんだよ!」
「やっぱりアーシたちはシディのごはんを食べるときが一番日常を感じられる一日になったよ・・・」
フィーアちゃんの一言に私たちはそう言った。
「カンナの料理もおいしいと思うぞ。また今度の休み一緒に作ろう。」
「うん、いいよ。」
やったー!
「じゃあ私も二人に教えてもらうよ!」
「それは辞めてくれ!?」
カゲ何で!?
「自覚ないのが怖いですね・・・」
こうして私たちは夜を過ごすのでした!