妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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今回はヒューマンバグ大学のヤクザ自警団を出します。


カーバンクルと女性救出作戦

sideカゲチヨ

俺とシディはヨ―メイとカレコレ屋でくつろいでいたのだが・・・

 

「続いて失踪事件の続報です。ここ最近若い女性を中心に姿を消す事件が・・・」

 

そんなニュースが流れていた。

 

「あ、またいなくなったんですか。最近続きますねー。」

 

「増えてんだってなー失踪事件。十代や二十代の女性か・・・こりゃユカが荒れてクリスに粛清させようとするな・・・ヨ―メイも気をつけろよ?」

 

一応若い女子だし・・・

 

「は?心配してるんですか。キモすぎです名誉棄損で訴えますよ!?」

 

「こっちが訴えたいわ!」

 

何なんだこいつ!

 

「そういえば三人がいないな。」

 

シディの言う通りヒサとカンナとフィーアが来てないな・・・

 

「まぁ、依頼もないしいいんじゃねーの?」

 

「だが失踪事件も増えてるし心配だな。」

 

変なフラグ立てるなよ・・・俺がそう思っていると

 

「いやー実は三人は今避難してるんだよね・・・」

 

そう言ってきたのはなんとクリスだった!

 

「クリス!?どうしてここに?」

 

シディが聞く。

 

「実は二人に依頼したいことがあってさ・・・」

 

クリスの話はこうだった。

最近の失踪事件はある外道な科学者と人身売買が関係していた。

奴らの手口は若く美しい女性が来たら後ろから説明を開始して印象を残し高時給で治験に誘う。カーバンクルの宝石になる涙石病という病にかかるウイルスで女性を痛みで廃人にして体も宝石も金にする最悪な組織だった・・・

 

「ユカがぶちぎれてさ・・・ヒサメたち三人を内密に避難させて森で足止めしてるんだよ・・・アイツ等のアジト突き止めて早急に粛清しろって・・・」

 

最近活動し始めたのに無茶言うなユカも・・・

 

「あ・・・そういえば昨晩散歩中に声を掛けられたんですけどそれに似てますね・・・」

 

ヨ―メイマジかよ!

 

「後ろ髪が綺麗だったのでスカウトしようと思ったんでしょうけど顔見た瞬間どっかいかれたんですよね・・・それでここでサボってたんです。」

 

「それは…ドンマイ。あとサボるな。」

 

クリスみたいなリアクションが正常だろ・・・?悲惨すぎて何も言えねぇよ・・・

 

「ヨ―メイ!どこで声を掛けられた?」

 

シディがヨ―メイに聞く。

 

「港ですよ!潮風に当たりたくて!」

 

「よし伯子がハッキングして得た位置情報に港があるから案内よろしくヨ―メイ!」

 

「クリスさん!?強引じゃないですか?」

 

当然ヨ―メイは一緒に粛清に行くのを嫌がるが・・・

 

「シディ、抱っこしてヨ―メイを運んで。」

 

「わかった。」

 

「ほにゃあぁぁ!?」

 

流石クリスと言ったところで扱いは心得ていた。

 

sideクリス

 

今回のメンバーはカゲチヨとシディと俺。そして自警団の一条と守若、南雲で行う。

 

「女性をさらって根こそぎ売るなんざ鬼畜だ・・・女の涙はうれし涙以外男が流すのはご法度だろうが・・・!」

 

「ひぃぃ・・・この人すごいオーラですけど大丈夫なんですか!?」

 

当然妖精王の森NO2のフェミニストを名乗る南雲のオーラにヨ―メイはビビっちゃてるけど・・・

 

「奴らのアジトは港の倉庫だな?」

 

カゲチヨの言う通り港に廃倉庫があり奴らはそれを違法で改造してるだろうね。

そして俺がドアを蹴破る!

 

「皆さんは今日で命日です!外道にしては長生きしたほうだ!」

 

「女性たち 返してもらう 袈裟切りで。」

 

俺と一条が啖呵を切ると

 

「な、なんだ!?」

 

「妖精王の森のカチコミか!?」

 

「マジかよ!?」

 

科学者の他にも黒服が数十人いた!

 

「じゃあ、俺達で片付けるからカゲチヨはカーバンクル、シディは女性たちを頼む!」

 

「分かった!」

 

「頼んだぜ!」

 

俺は適確に支持を出す。

 

「まずは刺身包丁のアイツからだ!アーミーナイフで返り撃ちだぁ!」

 

護衛の黒服はまず守若に向かってきたけどこいつらも運がねぇ・・・

 

「遅すぎる、まずは腕ごと切り落とす。」

 

「「ぎゃあぁぁ!?」」

 

向かってきた二人の腕を神速の速さで切り落とした!そしてそのままとどめを刺すと思ったんだけど・・・

 

「伝説の美少女ヨ―メイちゃんイケー。とどめさせードスで思いっきり刺すんだー。」

 

「エ・・・私ですか・・・?」

 

なんとドスを持って震えているヨ―メイにやらせようとしたんだ!

 

「いや、守若・・・ヨ―メイはサポートで・・・」

 

「えー早くやらないと刺しちゃうよ?」

 

俺の言葉に耳を傾けつつも守若は悪魔の笑みで言う。

 

「あぁ!もう!」

 

「ぐげぇ!?」

 

ヨ―メイは少しためらいつつも黒服にドスをぶっ刺した!

 

「守若!マジでこれ以上は辞めろよ!?」

 

「はーい。」

 

俺は注意しつつも奴らの手下を殲滅しながら催涙ガスの出てくるところも樹木の人形を操って塞ぐ!

 

そして一条も・・・

 

「ゲス守る モブなグラサン 一刀で」

 

「ぎょへっ!?」

 

「あびっ!?」

 

日本刀で次々と手下たちを両断していく!

南雲の方を見たらそこは地獄だった・・・

 

「女子を苦しめる奴は豚だ!全員足狩ります!」

 

「「「あぎゃあぁあ!?」」」

 

蛇のようにうねるように動いて山鎌で次々と奴らの足を切り落とす!

そうして俺たちはボスの科学者と黒服も一人追い詰めた。

 

「さてゲスな商売の落とし前どうつけようか。」

 

「ひいい・・・!」

 

「く、クソ!特にあの刺身包丁の男はなんだ!感情がなさすぎだろ!」

 

あ、あの黒服終わったな・・・

 

「おいこら・・・!」

 

ザクっ!

 

「ぎゃあぁぁ!?」

 

守若は切れて黒服に目つぶしをかます!

 

「あるだろうが。お前は顔面潰すわ!」

 

そういって黒服のボスは蛸殴りにされた・・・

 

「相変わらず切れるポイントが分からないっすね。」

 

「まぁ、いつものことか。」

 

「これがいつも何ですか!?」

 

一条と俺が言うとヨ―メイは驚く。

 

「バカな・・・俺の護衛を・・・」

 

さてどう始末つけるか悩んでいると・・・

 

「悪い遅くなった。」

 

「皆も終わっているな。」

 

丁度シディとカゲチヨが戻ってきた。

そしてどうするか話すと・・・

 

「俺に任せてくれよ。」

 

そう言って科学者にウイルスを打ち込んだ。

 

「な、なんだ!?私も涙石病に!?体中が痛くなっている!?」

 

「カーバンクル助けるときにウイルスいれちまってな。それをベースに新型ウイルスを作ったんだよ。特効薬も効かない奴をな。」

 

「おぉ、なかなかいい罰じゃねぇか!」

 

南雲も満足してるみたいだし・・・

 

「このウイルス活性化させたらどうなるのかな?」

 

俺は状態促進(ステータスプロモーション)を掛けようとする・・・

 

「待ってくれ!?死んじゃう!死んじゃうから!?」

 

「女の子 泣かせる奴に 慈悲はない」

 

「一条いい句だよ。」

 

そうして俺は技をかけた。

 

「ぎゃあぁぁぁ!?」

 

科学者は一瞬で発狂してショック死したよ。

こうして俺たちは人身売買の組織を壊滅させたのであった。

 

sideカンナ

 

「そんなことがあったの!?」

 

アーシはカゲチヨから粛清の顛末を聞いた。

 

「あぁ、全く趣味の悪い奴だったぜ・・・」

 

「どおりでユカちゃんが私たちを温泉に入れたりして足止めするわけですね・・・」

 

フィーアちゃんが言う。

 

「ヨ―メイちゃんも災難だったね。初めての戦闘だったんでしょ?」

 

「本当ですよ!?サボりに来てたのに・・・」

 

ヒサメちゃんがヨ―メイを慰めるけどなんか微妙に同情できない・・・

 

「しかしヨ―メイのおかげで助かったぞ。」

 

「そ、それは偶然ですよ!?」

 

「偶然でもありがとう。」

 

「は、はい・・・」

 

「ヨ―メイ、自警団がいなかったら一瞬でやられてたこと忘れないでくださいよ?」

 

「分かってますよぉ!?」

 

「カゲも頑張ってくれてありがとう。」

 

「お礼とか良いっての・・・」

 

やれやれ・・・青春だねぇ・・・

 

 

 

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