妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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これからセリフにどのキャラが言ってるか説明を加えます。視点のキャラにはセリフを振りません。


カッコウとヨ―メイとボティス

sideカゲチヨ

今日はヨ―メイも混ざって皆でテレビを見ていた・・・

 

TV「今週の大自然やるぜ!今週はこの鳥。テレビの前の大自然ボーイズ&ガールズはわかるかな?」

 

今日の番組は生物の紹介番組だった・・・

 

シディ「うぬ・・・ヤンバルクイナだろうか?」

 

カンナ「シディ、鳥と言ったらエミューだよ。」

 

フィーア「ドードーですね!」

 

ヒサメ「燕?」

 

「チゲーだろ!?カッコウだろ?」

 

俺は答える。

 

TV「そう、カッコウだ!」

 

ヒサメ「カゲすごいね!」

 

カンナ「こういうの得意なの?」

 

故郷でよく見たからな・・・

 

「どうだい?名前の通りカッコいいだろ?」

 

カゲチヨとヨ―メイ以外「カッコいい!!」

 

ヨ―メイ「皆さん、こういうのに夢中になるタイプなんですね・・・」

 

カゲチヨ「森の中にいたからテレビ一つで盛り上がれる性格になってるな・・・」

 

俺とヨ―メイは苦笑いする・・・

 

ボティス「こやつらは子供のころテレビの番組一つで戦争状態になってたらしいからの・・・クリスから聞いたが騒がしくなくていいわい。」

 

ボティスの言う通りそれは凄かったらしいからな・・・

 

「このカッコウどこがやるぜなのか?わかるかな?」

 

シディ「食べ物を仲間に分けるのが上手いのか?」

 

フィーア「嘴一つで鷹を撃退できるとか?」

 

カンナ「嫌いな上司とも程よく付き合える?」

 

ヒサメ「地球を一周できるとか?」

 

ヨ―メイ「どんなカッコウですか!?」

 

四人の珍回答にヨ―メイが突っ込む。

 

TV「カッコウには托卵という習性があるんだ。」

 

シディ「托卵とはなんだ?」

 

フィーア「卵とたくあん美味しいですよね・・・」

 

ヒサメ「そうじゃないと思うけど・・・」

 

ヒサの言う通りだぜ・・・

 

そうしてみてみるとカッコウは他の鳥の卵に自分の卵を産み、カッコウのヒナが他の鳥の巣の卵をすべて落とした。他の鳥はカッコウのヒナを育てているという光景だった。

 

ヒサメ「凄いねカゲ!気づかないものなんだね!」

 

カンナ「全然違う卵なのにね?」

 

フィーア「可愛いからですかね?」

 

まぁ、確かに謎だよな・・・

 

「ちなみに異宙産のカッコウはその鳥の卵やヒナをさらい幻覚作用のあるウイルスを発する卵を置いていくんだ。そうして他の鳥型の異宙人には自分のヒナの様に見えてしまい世話をしてしまうんだ。」

 

異宙産のカッコウ凄すぎだろ・・・

そうして番組が終わった・・・

 

カンナ「いやー!毎回驚かされるよね!」

 

シディ「うむ、カッコウというのは賢い生き物なのだな。」

 

まだ感心してるな・・・

 

ヒサメ「じゃあ皆で勉強でも・・・」

 

フィーア「ヒサメちゃん待ってください。ヨ―メイとボティスの様子が変ですよ?」

 

見ると何故か卵が二つあった・・・

 

「何でだよ!?」

 

俺は驚くけど・・・

 

ヒサメ「でも・・・別に大丈夫な気がしてきたね!」

 

カンナ「っていうか二人ってこんな感じじゃなかった?」

 

お前らどうした!?っていうかもしかして・・・

 

「これって異宙産のカッコウの仕業じゃ・・・」

 

俺は言おうとしたが・・・

 

カンナ「でも別に影響はないよね?」

 

フィーア「そうですね。」

 

お前ら・・・気づいてないのか?もしかしてウイルスが回ってるのか?俺はゾンビウイルスに掛かってるから効かない?まじかよ・・・

 

sideヒサメ

 

そうして私たちは動けないヨ―メイちゃんとボティスさんのお世話を開始した。

卵だったので温めていたんだけど数日で返ってヒナになった!

 

フィーア「ふふふ・・・随分可愛くなりましたね、ヨ―メイ、これだったらペットとして私とシディさんの将来の家に住んでも良いですね。」

 

フィーアちゃんは気が早いな・・・

 

シディ「ボティス、随分イメージチェンジしたのだな。」

 

確かにボティスさん大分姿が変わったね!

 

カゲチヨ「いやおかしいだろ・・・明らかにカッコウだぞ・・・」

 

「もうカゲはテレビに影響受けすぎだよ。」

 

私はカゲを注意する。

 

フィーア「それだから中二病とか疑われるんですよ。」

 

「何でだよ!?明らかにおかしいだろ!」

 

シディ「皆、ヨ―メイとボティスのために虫を捕まえようと思うのだが大きいのにした方が良いだろうか?」

 

カンナ「いやヒナだし小さいのを沢山捕まえよう。」

 

カゲチヨ「おいー--!!?」

 

ふふふ!楽しくなってきたね!

 

sideフィーア

 

「じゃーん!沢山捕まえてきましたよ!」

 

私は虫かご一杯の虫を見せる。

 

シディ「ボティス、ヨ―メイ、フィーアが虫を取って来てくれたぞ。」

 

流石シディさん、子育てが上手いですね。

 

カゲチヨ「だからそれ二人じゃなくてカッコウ・・・」

 

カンナ「まだそんな事言ってるの?」

 

ヒサメ「カゲも育てるの手伝わないとマグロとカツオの間に挟んで豊洲市場でセリにかけちゃうよ?」

 

カゲチヨ「何でだよ!?意味わからないぞ!」

 

それにしてもボティスは元の大きさよりも大きくなりましたね。もう中型犬の大きさですよカレコレ屋の戦力になってくれそうです。

 

sideカンナ

 

そうして数日後、二人は飛びそうになっていた!カゲチヨはなんか用事があるって言っていないんだよね・・・

 

「二人とも頑張って!大空にはばたくの!」

 

アーシは応援する。

 

シディ「勇気を出すんだ!二人とも!」

 

ヒサメ「怖くないからね!」

 

フィーア「もう少し!もう少しですよ!」

 

バサバサっ!

 

全員「やったー!!」

 

ついにヨ―メイとボティスは飛んだ!

 

「いやーまさか二人が美しく羽ばたくことになるなんて・・・」

 

ヒサメ「ヨ―メイちゃん・・・綺麗だよ・・・」

 

フィーア「二人とも普段はクズだと思ってたけどやっぱりやるときはやる二人だったんですね・・・」

 

アーシたちは涙を流した・・・

 

「あ・・・窓から飛んで行っちゃった・・・」

 

カッコウ・・・カッコウ・・・

 

フィーア「どこ行くんですかね・・・」

 

シディ「今の二人ならどこでも大丈夫さ。」

 

うんうん・・・二人の言う通りだね・・・

 

ボティスとヨ―メイ「気づけバカー!!」

 

ええ!?

 

「ボティスにヨ―メイ!?何でここに?」

 

ヒサメ「さっき飛んでいったはずじゃ・・・」

 

ヨ―メイ「異宙産のカッコウの所からやっとこさ逃げてきたんですよ!」

 

ボティス「貴様ら助けも来ずにヒナの世話をしおって!あの時カゲ男が助けに来なかったらどうなっていたことやら・・・」

 

カゲチヨ「二人とも四人を責めないでくれカッコウのウイルスに掛かっていたんだからな。」

 

マジで異宙産のカッコウだったんだ・・・

こうしてアーシたちは二人に怒られるのであった・・・

 

 

 

 

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