妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
モブの視点もありますので左端に話してる人物を書くのでご注意ください。
sideカゲチヨ
俺たちは今日も依頼を終えて無事帰るところだ。シディは別の依頼のため四人での依頼だった。
「依頼が簡単なもので良かったね。」
カンナの言う通りだな・・・ん?
俺はネットニュースで気になる記事があった。
「どうしたの?」
ヒサが聞いてくる。
「未成年グループによる空き巣被害が多発してんだってよ。」
「そうなんだ、私たちも気をつけないとね!」
ヒサの言う通りだな。
「アーシのコレクションも気をつけないとね!」
「貴方のコレクション見たら空き巣は気絶しますよ・・・」
フィーアの言う通りカンナのコレクションは物騒な物が多いからな・・・
「じゃ、俺は予約したゲーム取りに行くわ。」
俺はヒサたちと別れる。
「ゲームもいいけど勉強もね!」
「私にもやらせてくださいよ?」
「ホラーゲームならアーシもやりたい!」
ヒサはともかく二人とも興味深々かよ!?
「わかったよ。また後でな。」
そうして俺たちは別れたのであった。
sideモブ(男)
俺たちはとあるお方の指示でカレコレ屋に潜入していた。
「へー中はこうなってるんだな。」
「地下だけど空調はしっかりとしてるんだね。」
俺たちは中の様子を詳しく調べる。
「全員あと1,2時間は帰ってこないと思うしその間にやることすますぞ。」
俺は皆に指示を出す。しかし・・・
ヒサメ「ただいま~。」
フィーア「やっと筋トレが出来ます。」
カンナ「依頼が終わったらやるよね・・・」
カレコレ屋の女性陣が帰ってきた!?
「依頼が早く終わったのかも!」
取りあえず俺たちは隠れられそうなところに隠れる!
ヒサメ「あれ?シディまだ帰って来てないんだ。依頼が長引いてるのかな?」
フィーア「はぁ・・・私もシディさんの所に行けば良かったです・・・」
カンナ「シディにうってつけの男性モデルの依頼なんだからフィーアちゃんが行く必要なんでしょ?」
フィーア「あわよくば写真を貰えるかもしれないじゃないですか!」
これってヤバくないか?仲間たちも不安な表情をしている・・・
ヒサメ「あー!」
気付かれたか!?
ヒサメ「カゲったら!また飲んでそのままにしてるし!あとで言わないと!」
良かった・・・
ヒサメ「アイス美味しい~!」
フィーア「一気に二つ食べたらだめですかね?」
カンナ「そんなサーティ〇ンのダブルみたいに・・・」
取りあえず出かけるまで様子を見るしかないな・・・仲間たちもそうするに違いない。
フィーア「さて食べ終わったので筋トレでもしましょう。」
そ、ソファーには仲間が隠れている!何をする気だアイツ!?
「まずはダンベルで・・・あっ。」
ガンっ!
モブ(いったーい!!)
フィーア「ソファーに落としたので助かりましたね床に落としたらどうなっていたことか。」
いや十分アウトだよ・・・
sideモブ(女)
やばい・・・椅子の中に隠れてるけどくしゃみしたくなってきた・・・
ヒサメ「へえ~学校近くの中華レストランランチビュッフェやってるんだ。デザートも食べ放題だしミキとノリコ誘って行かない?」
カンナ「中華レストランなら行くよ。」
フィーア「デザート・・・」
どうしよう、くしゃみが・・・
ヒサメ「テレビ見ようか。」
「ふぇっくしょん!!」
フィーア「何か聞こえませんでしたか?」
カンナ「ガッツリ聞こえたんだけど」
ドカーン!
ヒサメ「テレビのビル解体のナレーションの音かな?」
カンナ「いや明らかにくしゃみの音だったけど・・・」
やばいよ・・・ヒサメは騙せたけどカンナがいぶかしんでる・・・
sideモブ(男)
俺は机の下に布や椅子を置いて隠れてるけど・・・
ヒサメ「面白い番組やってないかなー」
この体制が辛くなってきた・・・くび曲げてるし・・・
ガンッ!
ヒサメ「えっ!?」
フィーア「何事ですか!?」
天板に頭が!?
ヒサメ「あの机揺れたよね・・・」
ガタガタ・・・・
ヒサメ「自販機が揺れて・・・!」
仲間が何とか気を・・・
フィーア「なんで自販機の裏に人がいるんですか?」
モブ「え?しまった!」
フィーアの天性の勘とスピードで揺らした奴は一瞬で見つかった!
フィーア「取りあえずこれを食らってください。」
バシュっ!
モブ「ぐへっ!」
フィーアは指を弾いて空気の衝撃波を適確に当てた!
カンナ「さて・・・机の中に隠れている男にも話聞こうか・・・?」
こっちも気づかれた・・・
sideカゲチヨ
ヒサに物を揺れて確認したら人がいたって聞いていってみると・・・
「さて・・・アーシが笑顔のうちに答えて・・・?仲間はあと何人、そしてドコに隠れてるの?」
「「ひいいぃ!?」」
カンナが二人を正座させて尋問している最中だった・・・
「え?まじで不法侵入者?」
「そうだよ!びっくりしたんだから!」
ヒサは確かに侵入者に驚いたんだろうけど俺はこの光景に驚きだわ・・・
「言うの?言わないの?」
「言えません!とっさに隠れたからどこかも分からないし!」
大変だなぁ・・・俺はソファーに座ると・・
「きゃ!?」
なんとソファーから声が聞こえたので調べると・・・
「ぎゃぁあ!?女性が出てきた!」
「まさかソファーにいたとは・・・私も修業不足ですね・・・」
フィーアの言う通り驚きだわ!
「うぬ?四人ともこれはどういうことだ?」
シディが帰ってきた!
「おお!シディ丁度いいところに!不法侵入してきた奴らでまだ仲間がいるから捕まえるの手伝って!」
カンナが笑顔で言う。
「多分未成年の空き巣グループだな。シディの鼻があれば一瞬で捕まえるだろ。」
俺が言うと一斉に出てきた!
「まさかこんなにいたとは・・・」
シディも驚く。
「違います!俺達カレコレ屋のファンなんです!」
そうして話を聞いてみると・・・
「SNSで集まったただのファンだったんだな。」
「ごめんごめん!うち不法侵入者が多くて神経過敏になってたんだ!」
カンナが言う。まぁあの場合は捕縛は正解だろ・・・
「皆高校生で年も近いから仲良くなって集まったんです。」
「それで何で隠れてたんですか?」
フィーアが聞く。
「この企画を思い出して・・・」
そうして見せてきたのは俺が公開したファンに驚かせてもらう動画だった・・・
「まぁ、言わなければドッキリにならないでしょうけど驚きましたよ。」
「そうだよ!言ってよ!」
いや言ったら動画にならないと思って・・・っていうかびっくりしたのに相変わらずリアクションないよなフィーア・・・
「俺達どうしても参加したくてメールしたんですけど返信が来なくて・・・」
「あぁ!?迷惑メールに入ってて気づかなかった・・・」
「痛恨のドジじゃん・・・」
カンナの言う通りだ・・・
「それでカレコレ屋に聞きに来たのか。」
シディが言う。
「それで悪いとは思って中に入ったんですけどヒサメさんたちが帰ってきて・・・」
「出るタイミングも逃しちゃって・・・」
うぅ・・・
「ホントにわりぃ!シディもいるしフィーアが野生の勘で気づくかもしれないから御蔵入りにしたんだよ!」
俺は頭を下げる。
「そうだったんですね・・・」
「こちらにも非はあるが勝手に部屋に入るのは良くない。今回は良かったけどな。」
「はい、すみませんでした!」
シディの一言でお互い反省して解散となった。
「幽霊じゃなくて良かったけどねー!」
ヒサ・・・怖がりすぎだろ。
「まぁ、いざとなったら岩塩投げつけて撃退しましょう。」
「物理攻撃無効だと思うよ?」
カンナの言うと通りフィーアは脳筋だな・・・
でも鍵掛かってたのにどうやって入ったんだ?
noside
ここはカゲチヨに執着を持つサイコパスのアジト・・・
「カレコレ屋の中はこのようになっています。」
「なるほど。思ったより広いね。」
報告に男は呟く。
「鍵は割とピッキングできましたし依頼の情報はすぐに手に入れられました。待ち伏せは無理ですね。」
「そっか、ご苦労様。消えていいよ。」
「ぐお・・・」
そうして男は部下を殺した・・・