妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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カゲチヨ脱退?

sideカゲチヨ

 

俺は荷物を纏めていた・・・そして置手紙をして・・・・

 

「じゃあな・・・」

 

カレコレ屋から去った・・・

 

sideヒサメ

今日は朝にカレコレ屋に来た。

 

「おはよう皆!」

 

私はカゲ以外皆集まっていたので挨拶する。

 

「おはよう。」

 

「ヒサメちゃんおは~。」

 

「今日もいい朝ですね。」

 

そうだね・・・って

 

「カゲはまだ来てないんだ。」

 

「あぁ・・・」

 

シディも心配そう・・・

 

「休みだから寝てるんじゃないですか?」

 

「カレコレ屋あるんだから一応来ないとまずいでしょ・・・」

 

フィーアちゃんとカンナちゃんの言う通りだよ・・・

 

「・・・実は来てみたらこんな手紙があったんだ・・・」

 

シディが見せてくれた内容は・・・

 

お前らとは仲間じゃねぇ。俺は出ていく。カゲチヨ

 

「ってこれどういうこと?」

 

私はいきなりの内容に驚く。

 

「わからん・・・」

 

シディはそうだよね・・・

 

「私がカゲに何かしたかな・・・?宿題見せなかったりゲームで勝ったからかな・・・?」

 

「普通のことだしそれだけで出ていくだろうか?」

 

「フィーアちゃんたちは心当たりない?」

 

「「うーん・・・」」

 

ー回想ー

 

カンナ「カゲチヨー!武器の試し斬りしたいから付き合って!」

 

フィーア「カゲチヨ、牛乳買ってきてください。」

 

カゲチヨ「ひいいい!!」

 

―終了ー

 

「「心当たりが多すぎてどれがどれだかわからない・・・」」

 

フィーアちゃん、カンナちゃん・・・私とシディは呆れた目で見る・・・

 

「も、もしかしたらドッキリかもしれませんよ!?」

 

「そうだよ、隠れて動画撮影してるかも!」

 

そうなのかな・・・私とシディはそう言って待ったがカゲは来なかったしこの日は四人で解決できるものだったので良かったんだけど・・・

 

カゲは翌日学校の日も帰ってこなかった・・・

電話も出てくれなかったし・・・

 

「カゲチヨ、どうしたの?休み?」

 

キモ4のルイ君からそう聞かれる。

 

「それがいきなり手紙置いていなくなって・・・」

 

「そうなの?金曜は普通だったけどな・・・」

 

「我も心当たりはないな・・・」

 

「儂もだ・・・」

 

チダイ君とマチャソ君もか・・・

カゲどうしちゃったんだろう?

カンナちゃんとフィーアちゃんも来てないし・・・

 

「ヒサメちゃん!カゲチヨの情報見つけたよ!」

 

「と言っても灯台下暗しでしたけどね・・・」

 

カンナちゃん!フィーアちゃん!やっぱりなんだかんだカゲが心配だったんだ!

 

カンナ・フィーア(なんか自分のせいみたいに思われるのは嫌だ!)

 

sideカンナ

そうしてアーシたちは学校が終わった後オーナーの元に向かった。

 

「情報ってオーナーのところだったんだ。」

 

「あぁ、二人が焦った顔で来たときはびっくりしたぞ。」

 

そりゃ原因がわからなければ目覚めが悪いでしょ・・・

 

「それでカゲチヨの情報とはなんだ?」

 

シディが聞く。

 

「実はカレコレ屋の模倣店があるという噂を耳にしてな。そこでカゲチヨらしき奴がいると聞いてな・・・」

 

「模倣店?」

 

「カレコレ屋を真似したお店があるってことだよ。」

 

オーナーから場所を聞いたアーシたちは早速行ってみると・・・

 

「ローマ字表記だけど確かにカレコレ屋ですね・・・」

 

フィーアちゃんの言う通りだね・・・

中に入ってみると・・・

 

「カゲチヨ君、それ終わったらコーヒー淹れて。」

 

「カゲチヨ君、今日の報告書は・・・」

 

「もうすぐできますよ。ニーセさん、モーノさん。」

 

なんと従業員の二人と働いているカゲチヨがいた・・・

 

「おっと、お客様気づかず申し訳ありません。私は店主のモーノと言います。」

 

男性が話す。

 

「こちらはパートナーのニーセ。」

 

「どうもー。」

 

そうして女性の従業員の紹介もする。

 

「ご用件は・・・?」

 

「カゲチヨに用があるんだが・・・」

 

シディが言うけど・・・

 

「お前ら何しに来たんだ帰れよ。」

 

カゲチヨが冷たく言った。

 

「カゲチヨ・・・理由があるなら言ってくれないか?」

 

「カゲ・・・貴方たちカゲに何かしたんじゃないですか?」

 

シディとヒサメちゃんが言うけど・・・

 

「酷いなぁ。仲間に何するって言うんです?」

 

「貴方たちがカゲチヨ君に見限られただけなんじゃないの?」

 

うーん・・・このカゲチヨ態度以外にもなんか違うような・・・

 

「そうですね、人を疑うのは良くありませんね?」

 

フィーアちゃん?

 

ガツン!!

 

「ぐはっ!!?」

 

「どうせ記憶喪失になったんですよね。それでこの人たちに誘われただけですよきっと。」

 

フィーアちゃん・・・せめてカゲチヨに聞いてから頭を鉄パイプで殴った方が良いよ・・・

 

「うわあぁあ!?何してんだアンタ!?」

 

「カゲチヨ君!?大丈夫?」

 

モーノとニーセが心配するとカゲチヨは立ち上がって・・・

 

「あれ?俺どうして倒れてたんだ?」

 

そう言った・・・

 

フィーア以外全員(殴られてからの記憶なくなってる・・・!)

 

全員気持ちは一致した・・・

 

「と、とにかく帰ってください!」

 

「そうですよ!」

 

というわけで一時撤退することになった・・・

 

sideフィーア

 

「まさか記憶喪失じゃないとは・・・」

 

「相変わらず過激だな・・・」

 

オーナーはそう言いますけど何かしらやった方が良いかなと思ったんで・・・

 

「何かカゲチヨに替わったところはなかったか?」

 

オーナーが聞きますがそんなところ・・・

 

「そういえば・・・ピアスしてたな・・・」

 

カンナちゃんがそういう。

 

「どんな形だった?」

 

「俺も見たが小さな龍のような形の・・・」

 

シディさんがそういうと・・・

 

「おそらくタツノオトシゴだな・・・それは海馬の耳飾りと言って人の記憶を書き換えられる秘宝だな。」

 

そんなのがあるんですね・・・

 

「じゃあカゲはそれであの人たちに。」

 

「ピアスを外せばカゲチヨは戻るのか?」

 

シディさんの言う通りならさっき殴った時に外せば良かったですね。

 

「そんな簡単じゃないんだ。耳飾りは脳に深く入りこんで無理やり外すと全ての記憶は失われるんだ。」

 

「厄介すぎるね・・・」

 

カンナちゃんの言う通りチートじゃないですか。

 

「つけた人が外せば記憶は失わないと聞くが・・・」

 

「二人のうちどっちかわからない以上厄介だね・・・」

 

「カンナちゃんが拷問で聞き出したらいいんじゃないですか?」

 

「そうしたらカゲチヨ出てきて面倒なことになりそうだし・・・」

 

私とカンナちゃんは話していたのですが・・・

 

「・・・そんな過激なことしなくてもすむ方法はあるんだ。」

 

オーナーがそんなことを言ってきた。

 

sideヒサメ

 

私たちはもう一度あのカレコレ屋に向かった。

 

「またいらしたんですね?」

 

「カゲチヨは留守ね・・・厄介なアイテムで記憶書き換えたみたいだけどもうネタはバレてるんだよ?」

 

ニーセの言葉にカンナちゃんは返す。

 

「アイテム?なんのことですか?ピアスをつけたのは私ですが・・・」

 

「外せって言って外す人じゃないのはわかってますけどね・・・」

 

当然とぼけるニーセにフィーアちゃんは返す。

 

「お前らやめろ!」

 

カゲが戻ってきた!

 

「カゲはこの二人に記憶を書き換えられてるんだよ!」

 

「何わけわかんないこと言ってるんだ!この二人に手を出したらただじゃおかねぇぞ・・・」

 

しょうがない・・・

 

バリバリっ!!

 

「や、やりやがった・・・!」

 

「あれ?余裕な顔はもう終わり?さっさと尋問して嘘ついてるか確認しようか?」

 

カンナちゃんの言う通り貴方たちの番だよ?

 

「わ、悪かった!俺たちはこの店を立て直したかっただけなんだ!」

 

どうやら二人は先にこの辺で経営してたらしいがそして私たちが来てから商売が傾きだしたらしい・・・

 

「だから頭脳班のカゲチヨ君に依頼でピアスをつけさせたんだ。」

 

「それでアンタたちの悪評を流したの。」

 

ニーセとモーノは白状した。

 

「海馬の耳飾りも外すから今回は許してくれないか?」

 

「こんな真似しないと約束するなら・・・」

 

シディが言ったその時!

 

「すいませーん・・・依頼で・・・キャー!」

 

なんと依頼人が来てモーノがその人にナイフを突きつけて人質にしてしまったの!

 

「おい!やめろ!」

 

「待ってたぜ。」

 

「時間稼ぎ成功。」

 

どこまで卑怯な手を・・・そう思ったけど・・・

 

「おー!良いナイフですね!貸してください!」

 

フィーアちゃんは一気に加速してモーノからナイフを奪い取る!

 

「えっ・・早・・・」

 

「大丈夫ですか?」

 

「は、はい・・・イケメン・・・」

 

そしてフィーアちゃんはショベルカーのようなパワーで依頼人を二人から私たちの元に運んだ!

 

「じゃあ後は任せましたよカゲチヨ。」

 

「あぁ。任せとけ!」

 

「うそっ!?記憶が・・・」

 

ニーセが驚くのも無理はない・・・海馬の耳飾りは雷でも記憶を保持したまま壊せるらしくオーナーも知らない人が多いって言ってたから!

 

「じゃあ、アーシが水の壁で入り口塞ぐからお好きにどうぞー。」

 

「散々こき使いやがって・・・覚悟はいいか。」

 

「「すみませんでしたー!!」」

 

店の中に二人の悲鳴が響いた・・・

 

sideカゲチヨ

 

あー・・・助かったぜ・・・

 

「やっぱりカゲチヨいてこそのカレコレ屋だな。」

 

シディ・・・皆もありがとな。

 

「ってことでカゲには明日から偽カレコレ屋みたいにガンガン働いてもらうからね!」

 

ヒサ―!そんなー!

 

「カゲチヨ、アーシもしばらくは手伝うから安心してよ。」

 

「そうですよ。安心してください。」

 

カンナ?フィーア?なんか妙に優しいのは何でだ?

 

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