妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日はカンナとヒサと一緒にカレコレ屋にいたのだが・・・
「うぼああ!」
ヒサメ「ひいぃ!ちょっとこんな怖い動画なのにカゲは何で落ち着いてるの?」
だって作り物じゃん・・・
カンナ「カゲチヨはロマンがないねー・・・っていうかヒサメちゃんがホラー動画見るなんて珍しいね。」
ヒサメ「だって最近このYOUTUBERが作った動画人気なんだもん!気になるじゃん!」
カゲチヨ「気持ちはわからなくもねーけど・・・」
すると・・・
ピンポーン・・・
カンナ「あ、依頼人が来た。」
カンナの言う通りチャイムが鳴って女性がやってきた。
女性「私、大学でオカルトサークルの部長をやってるんです!それで今度やってはいけない行為を実際にやったらどうなるのかっていう研究をしたいと思ってて!」
ヒサメ「やってはいけない行為?」
女性「誰でもできることなんですけど面白半分でやると恐ろしいことが起こるとされている行為のことです。」
カンナ「あー、ネットでもあるよね。」
詳しいな・・・
ヒサメ「それってやっても大丈夫なんですか?」
女性「それを今から確かめるんじゃないですか!」
カゲチヨ「いや・・・それ自分でやればよくないっすか?」
俺が言うと・・・
女性「私メチャクチャビビりなんですよ!?自分でなんてできませんよ!」
何でオカルトサークルなんてやってんだ?
女性「だからカレコレ屋さんに検証して欲しくて。」
カゲチヨ「まぁ、俺はそういうの信じてないんでやってもいいっすよ。」
女性「ありがとうございます!」
カンナ「それにもし脳とかに異常が起きたらアーシが脳を傷つけて再生させるから安心して!」
優しい仲間に恵まれて嬉しいぜこんチクショウ!
sideカンナ
まずは鏡に向かってお前は誰だっていう奴だった・・・
カンナ「これは定番だよね。」
女性「はい、ネットの有名な奴です。」
ヒサメ「カゲ気をつけてね。」
カゲチヨ「おう、お前は誰だお前は誰だお前は誰だ・・・」
そうして数十分たつと・・・
カゲチヨ「お前は誰だお前は誰だ・・・?ヒサこいつ誰だ?依頼人の知り合いか?」
本当に気が狂ったの!
ヒサメ「落ち着いてカゲ!鏡に映ったカゲだよ!」
カゲチヨ「こいつが?どうみても知らない奴だろ!」
女性「これはゲシュタルト崩壊ですね。同じ漢字を見たり書いたりしてると文字として一時的に認識できなくなるんです。それと同じで鏡に言い続けたことで自分の顔で怒ったんです!」
ヒサメ「だからわからなくなったんだ・・・」
カゲチヨ「へー・・・って化学現象で心霊現象じゃないすよね!」
女性「面白いかなって?」
カゲチヨ「そんなノリですんなよ!」
sideカンナ
次はカンナちゃんがやりたいみたい・・・
カンナ「じゃあ、カゲチヨこれをみて。」
カゲチヨ「アイロン?」
依頼人「これに何の関係が・・・」
依頼人も首を傾げる中カンナちゃんは言う・・・
カンナ「カゲチヨ目隠しして?」
カゲチヨ「おう。」
カゲが目隠しをしたその時
カンナ「今からカゲチヨにアイロンを当てるね?」
カゲチヨ「はぁ!?」
ヒサメ「カンナちゃん何言って・・・」
カンナ「それっ!」
そういってカンナちゃんはアイロンじゃなくてスプーンを押し当てた!
カゲチヨ「あちいいい!」
え!?
カゲチヨ「おい!何やってるんだよ!火傷したじゃねーか!」
カンナ「カゲチヨ今アーシはスプーンを押し当てたんだよ?」
カゲチヨ「はぁ!?じゃあこの火傷は・・・」
カゲがカンナちゃんに聞こうとすると・・・
女性「なるほど・・・プラシーボ効果ですね?思い込みによって実際に効果がなくても効果が発生することですよね。」
カンナ「その通り、アーシが最初にアイロンを見せたことでカゲチヨは無意識にアーシがアイロンを当てたと勘違いしたんだよ。」
カゲチヨ「思い込みで火傷するのかよ・・・っていうか積極的にやるお前もいかれてるな・・・」
本当だよ・・・
sideカゲチヨ
今度は夜に裏拍手をすることになった・・・
カゲチヨ「手の甲で拍手すると霊を呼び寄せるんだったけ・・・」
さくっと確認しよう・・・
パンパン!
カゲチヨ「・・・何も起きねぇな。やっぱり作り話か。」
そうして閉めようとしたが・・・
カゲチヨ「・・・っ!?」
なんと白装束の女がガラスに映ったのだ・・・
振り向いたけど誰もいない・・・気のせいか?
翌日一応あったことをヒサやカンナ、依頼人に言った。
ヒサメ「何それ!幽霊じゃん!」
カンナ「何でヒサメちゃんやカゲチヨに幽霊が来てアーシには来ないの!?」
カンナ・・・そういう話じゃねーぞ?
女性「・・・いやーこれは次も期待できそうですね!」
なんか間があったような・・・
女性「では次は深夜二時の合わせ鏡です!」
ヒサメ「それは何が起こるんですか?」
カンナ「しらないの?自分の死ぬ姿が映るんだよ!」
ヒサメ「えぇ!?」
依頼人とカンナの話にヒサは驚く。
カゲチヨ「俺の家洗面所にしか鏡ないんですよね・・・」
俺は言う・・・
女性「それなら私の鏡を貸しますよ。」
助かるな・・・
女性「それではお願いしますね。」
そうして深夜二時に確かめることになった。
カゲチヨ「こんなので何か映るのか・・・」
そうして二時になったので覗きこむと・・・
カゲチヨ「マジかよ・・・」
俺が倒れている姿がそこにあった・・・
sideカンナ
翌日
カンナ「カゲチヨ元気ないね?」
アーシはカゲチヨに声を掛ける。
カゲチヨ「あぁ・・・わりぃ・・・」
ヒサメ「カゲ準備はできてる?」
カゲチヨ「準備?」
ヒサメ「今日は夜の学校で最後の検証をするんでしょ?」
カゲチヨ「そうだった!」
そうしてアーシたちは夜の学校に来た。
ヒサメ「夜の学校って怖いですね・・・」
カンナ「ドキドキするけどなー!」
女性「はい!私も何が起こるか楽しみです!」
合わせ鏡と同じ状況だ・・・俺が簡単に死ぬわけないだろうけど!
女性「そろそろかくれんぼ始めましょうか。」
ヒサメ「確か探す側がカウントし終わると異世界に来ちゃうって都市伝説ですよね?」
カンナ「じゃあカゲチヨ探す側お願いね?」
カゲチヨ「おう。」
そうして俺はカウントを始めた。
カゲチヨ「9~10!」
終わったので探し始めると・・・
カゲチヨ「あれ?ヒサ、何で隠れてないんんだよ・・・」
ヒサメ「消してやる・・・」
なんといきなりナイフを出してきた!
ヒサがこんなことするわけねぇし異世界に来たのか?
カゲチヨ「やめろヒサ!」
ヒサメ「・・・!!」
まさか合わせ鏡のように・・
ゴスっ!
しまった油断・・・ってあれ?
カゲチヨ「痛くない?」
女性「ドッキリ大成功!」
はぁ!?
カンナ「今回の依頼は都市伝説を調べているうちに心霊現象が起きたらどうなるのかっていうドッキリだよ。」
カゲチヨ「えぇ!?」
ヒサメ「ほら私が最初に見ていた心霊動画があったでしょ?そのYOUTUBERさんがこの依頼人さんなんだ。」
女性「カゲチヨさんのリアクションもヒサメさんとカンナさんのサポートも本当に最高でした!」
カゲチヨ「じゃあ合わせ鏡の奴は・・・」
女性「あれはマジックミラーとタブレットを合わせて作った小道具なんです。」
そういうことか・・・マジでビビった・・・
カンナ「カゲチヨがビビる姿を見れてアーシは満足だよ!」
全く・・・
カゲチヨ「でもビビったぜ・・・裏拍手の奴の白装束の女が現れたやつとか!」
女性「ヒサメさん、ナイスアドリブ!」
ヒサメ「え?私やってないですけど・・・カンナちゃんじゃないの?」
カンナ「いや、アーシだと怪しまれるから今回はやってないけど・・・」
女性「いくら何でも私も家に入るのはできませんよ・・・」
じゃああれは・・・?
白装束の正体は・・・
ユカ「なんか人間は幽霊の衣装を着る文化(ハロウィン)があるみたいなので似合ってるか聞きましょう!」白装束に三角布
ぶわっ!
ユカ「ちょ!急に黒い布が・・・前が良く見えない・・・」
カゲチヨが窓を覗く
カゲチヨ「うわっ!」
ユカ「ん!?なんか声が聞こえた気がしたんですが?どこですか?」
窓を通り過ぎる
ガンッ!
ユカ「痛い・・・電柱にぶつかった・・・」