妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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賭けで全てが決まる世界

sideカゲチヨ

 

今日の依頼人は男子学生だった。

 

「おかしくなった学校をもとに戻してほしいんです。」

 

「おかしくなった?」

 

俺が聞くと

 

「一人の転校生が来てから物事をすべて賭けで決めるようになってしまって・・・

ついにこの間は部活のレギュラーまで・・・俺は三年だから次が最後の大会だったのに!」

 

「それはひどいね。」

 

「かなり深刻な状況だな。」

 

ヒサもシディも異常さに納得する。

 

「なるほどつまりその転校生を賭けで叩きのめす依頼だね!」

 

「いや、カンナちゃんまだそこまで決まったわけじゃないから・・・」

 

こうして俺たちはその学校に潜入することになった。

 

sideカンナ

 

「これでお前の彼女は俺のものだー!」

 

「やめてくれー!」

 

人間関係まで賭けで決められていて教師も賭けをしていてもはや無法地帯だった。

これではイカサマやズルを見破れない人は一瞬で奪われてしまう。

そしてアーシたちは転校生のいる理事長室についたんだけど・・・

 

「あら?久々の挑戦者かしら?」

 

いたのはトカゲのような見た目をした異宙人だった。

そして賭けで奪ったであろう部屋は改造されていてテーブル以外ほとんど見えなくされ

周りの男子学生は異宙人に椅子にされたり奉仕されたりしていた。

わかりやすい女王様タイプだな・・・

 

「学校をこんな風にしたのはお前か?」

 

「そうよ、私は互いが合意した内容で賭けをして勝利すれば賭けた内容を強制的に執行できるの。」

 

シディの質問に対して答える異宙人、しかし・・・

 

「そんな能力聞いたことありませんね。」

 

「確かにな。」

 

フィーアちゃんとカゲチヨが能力を疑うすると、

 

「じゃあ試しに見せてあげる。自分で自分の首を絞めろ。」

 

「うっ!」

 

「ええっ!?」

 

ヒサメちゃんが驚いているなんと依頼人が首を本当に首を絞めだしたの!

 

「フフッ、すごいでしょ。彼は私に学校を戻せって勝負を挑んできたの負けたら奴隷になるっていう条件でね。」

 

「おい!やめろ!」

 

カゲチヨが止める。

 

「じゃあ私と勝負をしましょう。あなたたちが勝ったら全部元に戻してあげる。

でも負けたら奴隷になってもらうわ。」

 

「何でこんなことするの?」

 

アーシが聞くと

 

「支配するのが快感だからよ!」

 

まぁ、予想通りの答えが返ってきた。

なかなかいい性格してるね・・・

 

「勝負するには自由だけどこの子がどおなっても知らないわよ?」

 

まぁ、勝負は受けるけどどうしよう・・・

相手の戦法を知っておきたいな・・・すると

 

「俺がやろう。」

 

なんとシディが言った。

 

「俺はこういうのは得意じゃない。だから・・頼むぞカゲチヨ。」

 

「わかった。」

 

まぁこういう駆け引きはカゲチヨの得意分野だからね。

 

「フフッ、新しい椅子が手に入りそう。」

 

そういって勝負が始まった。

 

sideフィーア

異宙人が出したのは金属のトランプでした。

そして勝負はババ抜きだったのですが

シディさんはできるだけ長期戦にもちこんでカゲチヨが

見極める時間を作ってくれようとしたのですが・・・

 

「ハハッ私の勝ちね!」

 

そういってシディさんを椅子にしてしまいました。

アイツ調子に乗って・・・

 

「つぎは私が・・・」

 

そう言おうとした時

 

「いや、俺に行かせてくれ。」

 

そして私たちに

 

「まだ、確証はないけどな。」

 

けど私は信じますよ

 

「お願いします。」

 

そしてカゲチヨは勝負に臨んだ。

 

sideヒサメ

次の勝負はゲスイットというトランプのマークをから一種類を選び

6枚ずつ手札にして残りの一枚を質問で予想するゲームだ。

 

「せっかくの勝負がすぐ終わるのもツマンネーから三回勝負にしようぜ。」

 

「いいわよ」

 

そうしてゲームは始まったんだけど・・・

最初のゲームは、相手の性格と嘘を見抜いたカゲの勝ちだった。

けど二回戦では・・・

 

「伏せているカードは6」

 

まだ少ししか質問していないのに相手が先に答えを当てたどうして!?

 

「これがギャンブラーてやつよ。」

 

相手が自信満々なほど焦りが出てくるカゲ・・・

けどカゲを見ると慌てた様子はなく余裕そうだった

勝てるの・・・?

 

三回戦の前にカゲが雑談をし始めた。

 

「赤外線って知ってるか?」

 

「目には見えない光ですね。」

 

フィーアちゃんが答える。

確か生物の中には見えたり感じられたりするものもいる・・・

もしかして!

 

「たしか爬虫類の中にもいたよなぁ、お前の瞳孔が開いたり閉じたりしてるのは

赤外線をとらえてるんだろ?」

 

「暗い部屋に鏡でも仕込んでるんじゃない?

そして赤外線が見えやすいようにカードも金属性なんでしょ?」

 

カンナちゃんもカゲの考えを補足する。

 

「証拠はないでしょ、さあゲームを続けましょう。」

 

あくまでしらをきるようだなら・・・

バチッ!!

バシャ!

 

その瞬間私は電撃で光を、カンナちゃんは水を異宙人に浴びせた。

 

「目が目がぁぁ!」

 

「ごめんねうっかり放電しちゃった。」

 

「アーシも喉乾いて水出そうとしたら勢いミスっちゃった~」

 

「まぁイカサマしてないなら大丈夫ですよね。」

 

私たちでイカサマの可能性をつぶせばいいだけだ。

 

「お前らぁあ!」

 

そして、

 

「伏せカードはエースだ。

 

「そんな!伏せカードはこれじゃなかった!私の目をつぶしてる間に入れ替えたわね!」

 

ご明察、フィーアちゃんが高速移動で入れ替えたのだがそれはあなたもぼろを出したことと同じ。

 

「まるでわかってみたいじゃねーか」

 

「これがイカサマしるという証拠だね!」

 

私とカゲがいいゲームは終了で全てもとに戻った。

 

sideカゲチヨ

 

「四人のおかげで助かった。」

 

シディがお礼を言ってきたが

 

「いや勝てたのはシディが戦ってくれたおかげだ。」

 

今回は連携がなければ勝てなかった戦いだった。

 

「それにしてもよくイカサマって気づけたよね。」

 

「相手の実力が分からないのに自信満々だったからな。何かあると思ってたよ。」

 

「ねえ、今日は外食にしない?皆頑張ったし!」

 

カンナが提案してきた。

 

「それいいかも!カゲも頭使ったしいいよね!」

 

ヒサは外食食べたいのもあるだろうが今回は賛成だ。

 

「じゃあ行くか!」

 

そうして俺たちは夕日に向かって歩くのだった。

 

 

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