妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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SCPシリーズ3199 誤れる人類

sideカゲチヨ

今日は如月さんの依頼で研究所に来ていた・・・

 

如月「今日はありがとうございます。」

 

カンナ「またSCPの依頼?」

 

カンナはキラキラしてやがるな・・・

 

如月「はい、今日はSCP-3199 誤れる人類の監視を頼みたいんです。」

 

ヒサメ「誤れる人類?」

 

フィーア「また物騒な名前ですね・・・」

 

二人の言う通りだな・・・

 

シディ「どんなSCPなんだ?」

 

シディが聞く。

 

如月「実物を見せた方が早いのでついてきてください。」

 

そうしてついていくと・・・

 

カゲチヨ「なんだよあれ!?」

 

「きゅえぇぇぇ!」

 

俺は驚きの声をあげる。グロすぎる姿と言い叫び声と言い絶対人類じゃねぇだろ!?

 

フィーア「あんまり知能は高そうじゃないですね。」

 

フィーアが言うが・・・

 

ヒサメ「でも体は大きすぎない・・・?」

 

ヒサの言う通り余裕でシディの身長越してるな・・・

 

如月「これが誤れる人類、クラスはKETERです。」

 

めちゃくちゃヤベーじゃねーか!

 

フィーア「どんな能力を持ってるんですか?」

 

フィーアが聞く。

 

如月「SCP-3199は成体で体重700キロ、体長は3メートルあります。KETERの中でも比較的監視しやすい部類です。」

 

シディ「そうなのか・・・」

 

如月「能力についてはまず首関節が外れていて340度捻ることが可能です。」

 

フィーア「探し物したり人を探すのに便利そうですね。」

 

いやそこまで一生懸命に何か探す人怖いわ!

 

如月「歩行速度は時速25キロ、体が卵白の膜で濡れています。」

 

カゲチヨ「時速25キロ・・・マラソン選手の歩行速度が20キロだからあの巨体でそれより早く走れるってことだな・・・」

 

フィーア「私はもっと早く走れますよ。」

 

ヒサメ「確かにフィーアちゃんやシディなら逃げられるだろうけど私たちは捕まりそうだよ・・・」

 

ヒサの言う通りだぜ・・・

 

如月「そして一番重要なのはこのSCPをブロックの外に出してはいけません。」

 

シディ「どうしてだ?」

 

如月「外に出してしまったら爆発的な繁殖が始まります。このSCPは空間のある場所ならそれを埋めるように卵を出して空間を埋め尽くすんです。」

 

無限に増殖・・・景気の良いケーキを思い出す・・・

 

如月「この繁殖性質のせいでクラスはKETERになったんです。丁度繁殖実験もやるので見ていってください。」

 

sideカンナ

 

アーシたちはモニターで卵を産むSCP-3199を見てるんだけど・・・

 

「きえぇぇぇええ!!」

 

カンナ「一人で卵を産めるんだ・・・」

 

如月「SCP-3199は性別不明で全ての個体が卵を産めるんです。」

 

カゲチヨ「にしてもすげー叫び声だな・・・耳がいかれそうだぜ・・・」

 

カゲチヨの言う通りだね。

 

如月「これは出産のときにSCP-3199が苦痛から出す呻き声です。」

 

「こえぇぇぇ!!」

 

シディ「うぬ・・・生き物が何かを産むときはものすごい痛みがあるというしそこは人類のようだな。」

 

フィーア「それ以外人類要素がゼロですけどね・・・」

 

如月「しかも触れられた生き物は溶かして幼体の栄養源にしてしまいます。」

 

まさにエイリアンだ・・・

 

如月「幼体なら人は捕食しますが成体ではあまり捕食もしないし隙間さえなければ繁殖もしないので監視が容易なのでよろしくお願いします。」

 

sideフィーア

 

フィーア「そういえばさっき生んだ卵が割れたりしたらどうするんですか?」

 

私は説明が終わったので監視のモニターを見ながら疑問を皆に投げかけます。

 

カンナ「それなら如月さんに聞いたけど卵は恐ろしいほど高くてどんな手法でも破壊できないんだって。」

 

フィーア「その殻から鎧とか作れないですかね?」

 

ヒサメ「うーんどうだろ・・・」

 

カゲチヨ「発想が怖すぎだろ・・・」

 

私たちは話していたのですが・・・

 

如月「大変です!またオールドAIが脱走してシステムを乗っ取られました!」

 

またあの生意気AIが脱走したんですか!?

 

如月「幸いシディさんがいて乗っ取って出したSCPは檻に戻してくれたんですが・・・」

 

流石シディさん!

 

如月「SCPー3199の卵のある部屋とその部屋の暖房システムを乗っ取られてしまって卵の孵化が早まってしまったんです!」

 

カゲチヨ「マジかよ・・・」

 

如月「カゲチヨさんとカンナさん、フィーアさんは鎮静剤システムのボタンを押してください!ヒサメさんはオールドAIの捕獲を手伝ってください!」

 

ヒサメ「わかりました!」

 

フィーア「じゃあ二人ともしっかリ捕まっていてくださいね!」

 

「きゅえぇぇぇ!」

 

カゲチヨ・カンナ「すごい風圧・・・ぎゃああ!」

 

私は全力でSCP-3199を躱して振り切りながら施設内を走り抜けて・・・

 

フィーア「ヒサメちゃん!いけますか!」

 

ヒサメ「これで・・・捕獲完了!」」

 

オールドAI「ぐううう!」

 

よし!

 

カゲチヨ「これで最後だ!」

 

そうして鎮静剤のボタンを押した私たちは施設の外に出ました・・・

 

シディ「皆!無事だったんだな!」

 

フィーア「シディさんもSCPに立ち向かったって聞いて心配しましたよ!」

 

シディ「運よく檻が大量にあったからな。」

 

一足先にいたシディさんと話す。

 

カゲチヨ「しかしまたオールドAIが来るとはな・・・」

 

ヒサメ「何度だってハッキングしてあげるから大丈夫だよ!」

 

カンナ「頼もしすぎる・・・」

 

如月「皆さんのおかげで被害は最小限ですみました・・・本当にありがとうございました!」

 

誤れる人類やオールドAI・・・やっぱり恐ろしいですね・・・




ホルスとアヌビスとクリスどっちが強いですか?

アヌビス「喧嘩ならアイツ、殺し合いなら俺、騙し合い含めてならあの親バカだな。俺たちが殺し合いすることなんてありえねーけどな。」

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