妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
妖精王と自警団を出します。
打ち切りネタも入るのでちょっとメタくなります。
sideペンギン
今日も今日とて俺たちはブラックな某企画で働いていた・・・
上司「明日までに終わらせておけよ!」
そう言って上司は離れていった・・・
ペンギン「はぁ・・・転職したい。」
パンダ「それなんだけど面白い求人見つけたんだ!」
俺は求人の紙を見たが・・・
ペンギン「いや道端に軍手を落とす仕事ってなんだよ月収26万も怪しさしかないんだが。」
パンダ「ちなみにペンギンの分も応募しておいたよ。」
何してんのお前?
パンダ「友達が勝手に応募しちゃって~ってアピールしていいよ。」
ペンギン「アイドルかよ。というか闇バイトだろ。」
パンダ「このまま過労で命落とすよりましでしょ?」
最低ラインが地に落ちてる・・・
そうして俺たちは面接場所の事務所に来た。
パンダ「わぁー!凄い綺麗な会社だねー。」
ペンギン「感動して涙が出そう。」
俺たちが某企画の環境との差を嘆いていると・・・
エマ「あ!パンダさんにペンギンさんじゃないですか!」
零士「久しぶりだな。」
エマと零士がいたのだ!
ペンギン「お前らどうしてここに?」
俺は二人に聞く。
エマ「実はチャンネルが更新停止になった影響でお金が足りなくなってて・・・」
零士「俺は怪しいって言ったんだけどもう二人分応募されててな・・・」
零士・・・お前もか。
パンダ「あぁ、確かにそうだよね~!」
エマ「ムキー!そもそもブラックチャンネルより登録者は上なのに何で私たちが打ち切りなんですか!」
エマが荒れすぎてメタいことを言ってる・・・
クリス「そりゃコロコ〇がバックにあるからじゃないの?」
クリス!
ペンギン「お前もバイトか?それに後ろの男たちは・・・」
そう後ろにはオールバックの髪の男と片方の眼が髪で隠れた男を連れていた。
クリス「あぁ、こっちのオールバックの髪が工藤、目が隠れてる方が半田って言うんだ。」
工藤「よろしくな。兄ちゃんたち。」
半田「よろしく~。」
なんかオーラの凄い二人だな・・・
クリス「軍手落としなんて気になるじゃん?だから楽しそうなバイトに知り合いと応募したんだ。」
エマ・パンダ「労働が楽しい・・・だと・・・」
零士「息ピッタリだ。」
まぁ、こいつらにしたら驚きだよな・・・こうして俺たちは面接を受けることになった。
店長「軍手落としの面接ね。持ち込みの軍手はある?」
持ち込みの軍手?
零士「持ってきてないですけど・・・」
店長「あぁ、応募側の人間ね。質問するけど君たちって元気?」
パンダ「え、まぁ・・・」
ブラック企業で疲れてはいるがな・・・
店長「家は近いの?」
ペンギン「電車一本で来れるが・・・」
店長「じゃあ今日から働いてよ。」
クリス「即日採用とは景気が良いんですね。」
店長「いやいや、丁度人がいなくなってね。君たちは軍手落とし2級からスタートで。」
半田「級なんてあるんだなー。」
こうして俺たちは仕事をすることになった・・・
side零士
そうして俺たちは仕事の説明を受ける。
店長「基本的に書いてあった通り軍手を落とす仕事だから。こういう風にね。」
そうして店長は軍手を植え込みに落とす。
パンダ「わかりました。」
パンダはそう言って道路に捨てたが・・・
店長「あぁ、ダメダメ投げるのは基本的に植え込みね。道のど真ん中にあると邪魔だから。」
本当によくわからない仕事だな・・・
不法投棄にならないのか?
工藤「確か道路には靴が片方落ちてるのも見るがあれも俺達の仕事なのかい?」
店長「いや、末端の仕事だから軍手の方が重要度高いよ。」
ペンギン「はぁ・・・」
店長「あと人通りの多いところはなるべく避けて近くに何個も落とさないでね。400メートル間隔くらいが丁度いいかな?それと支給された軍手はその日のうちに全部落としてね。持ち帰るとクビだから。」
エマ「わかりました・・・ルールが多くて混乱しそうです・・・」
そうして俺たちは軍手を落とし終わり・・・
店長「はい。これ一万円ね。」
店長さんに一万円もらえた。
クリス「あの・・・この仕事って何の目的でやってるんですか?」
店長「軍手落としの最後のルール。この仕事の意味は知っちゃいけない。」
クリスの質問に店長は冷たく答えた・・・
sideクリス
そうして俺たちはバイトを続けていたのだが・・・
男性「これ持ち込みの軍手ね。仕事がやりたいんだけど。」
クリス「すみません。俺はバイトなので。」
俺が答えると
男性「君って一級未満?」
クリス「はい。」
男性「なら店に案内してくれない?」
俺は男性に店を案内した。
店長「君が持ち込みの人か。面接するからこっち来て。」
そうしてしばらく経ったころ・・・
店長「これお土産ね。」
男性「ありがとうございます。」
そう言って職員は男に袋を渡した。
ペンギン「さっきの人は返すのか?」
当然疑問に思ったペンギンは聞く。
店長「あぁ、あの人は不採用だから。」
やっぱりあの噂は本当か・・・
俺は様子が変なパンダとエマに聞くことにした。
クリス「なぁ、お前ら最近変だけどもしかして軍手持ってるのか?」
エマ「そうなんですけど見に来てください・・・」
そうして俺たちは見に行くと・・・
工藤「こいつは凄いな・・・」
工藤の言う通り二つの鉢植えに植物が生えていた・・・
クリス「これはミントだな。」
俺は答える。
零士「どういうことだ?」
クリス「ミントは繁殖力が強くて他の植物を駆逐するんだよ。」
パンダ「軍手落としの仕事ってミントを植えることなの?」
おそらくは・・・俺たちはこの前捨てた軍手のところに行くと・・・
半田「やっぱり植え込みの植物が軍手を落としたところだけ消えてるねぇ。」
半田の言う通り軍手の周囲に植物はなくなっていた。
パンダ「一体どういうことなの・・・?」
これで確証はそろった。
クリス「お前たちはバイトを辞めな。これ以上の捜索は俺達三人でやる。」
エマ「ちょっと!どういうことですか・・・」
エマが引き留めるもの無視して俺たちは早速準備を開始した。
sideペンギン
クリスはどうして去っていったんだ?あの男は星印の軍手を持っていた・・・それが持ち込み軍手だとすると・・・
ペンギン「そうか!わかったぞ!」
エマ「ペンギンさんどうしたんですか?」
ペンギン「この軍手はミントが生えてる場所を探すと軍手が見つかる。それを第三者に持ち込ませるのが目的なんじゃないか?」
パンダ「そんなことして何になるの?」
軍手を持ち込んで店長から面接が受けられるだろ?不採用になるがお土産を貰える・・・
ペンギン「これはそういう手順を踏むことでできる裏取引じゃないのか?」
零士「裏取引ってどういうことだ!?」
全員が驚く。
俺たちは店長の部屋を探ると・・・
エマ「この紙袋の中身・・・合成麻薬ですよ!しかも異宙の素材も入ってるみたいです!」
エマの言う通り錠剤が入っていた・・・
ペンギン「俺たちが落とした軍手を持ち込んで仕事がしたいというと薬が買える・・・密売のための暗号だったんだ!」
パンダ「そういえば合成麻薬って一錠3000~4000円くらいって聞いたことがある・・・時給が単価を表してたってこと!?」
クソっ!一刻も早く警察に・・・
店長「あ~あ・・・仕事の意味は知っちゃいけないって言ったのに・・・」
零士「しまった!」
このままでは・・・そう思った時だった!
工藤「おら!外道共が死んどけ!」
店長「げぼおおお!?」
なんと工藤さんが強烈な蹴りで店長を吹き飛ばしたのだ!
クリス「大丈夫だった?お前ら?っていうかやめろって言ったのに・・」
エマ「クリスさーん!!遅いですよー!!」
助かった・・・
クリス「さて、俺の森からも材料の植物を取ったんだから覚悟はできてるんだよね?」
店長「く、くそ・・・お前ら!やっちまえ!」
店長は部下と思われる奴らを向かわせるが・・・
半田「スポンジと人間って似てるよねええ!」
「ぎゃああぁ!」
半田さんがケーキナイフで敵を次々と両断する!
零士「何でケーキナイフ!?」
クリス「なんか優しさの真逆って感じで面白いらしいよ。」
うん全く意味不明だ。
パンダ「よくも殺そうとしてくれたな!パァン!」
エマ「これでもくらえ!」
零士「どうにでもなれー!おりゃああ!」
ペンギン「ペチぺチ!」
俺たちもパンチや数珠、プロレス技、はたきを使って敵を撃退した。
店長「お、お前たちは何者なんだぁ!?」
店長が震えながら言う。
クリス「妖精王の森の自警団WITH愉快な仲間たちさ。」
零士「俺達愉快な仲間たち扱いなの!?」
まぁ、仕方ないよな・・・
クリス「じゃあとどめは工藤にお願いするわ。」
そういうと工藤さんが前に出て・・・
工藤「兄ちゃん人としての背骨がねぇな!腹掻っ捌いてやるから作ってこい!」
ズバアアン!
店長「ぎゃあぁあ!」
そうして店長は工藤さんのドスによって腹を裂かれて死んだ・・・
エマ「相変わらず容赦ないですね・・・」
そうだな・・・
クリス「そろそろ警察も来るし窓から離脱!二階くらいなら大丈夫!」
パンダ「うわあぁあ!?」
クリスたちは俺たちを抱えて窓から離脱した!
クリス「このまま居酒屋に向かってダッシュだ!今日は朝まで飲むぞー!」
工藤「了解だ!旦那!」
半田「よっしゃー!」
ペンギン「このまま行ったら怪しまれるから降ろしてくれ。」
エマ「自分で走れますから―!」
零士「もう軍手は見たくねー!!」
こうして裏取引を潰したのであった。