妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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死後の意識がPCに?

sideカゲチヨ

 

ある日俺は道を歩いていたのだが・・・

 

ききー!

 

カゲチヨ「うわぁぁ!」

 

急にトラックが突っ込んできて痛みと共に俺の意識は落ちた・・・

そして目が覚めると・・・

 

「うぅ・・・」

 

リサイクルショップにいたのだが・・・

 

「なんじゃこりゃああ!モニターになってる!」

 

俺の意識はパソコンにあったのだ!何があったのか思い出せねぇ!

 

sideヒサメ

 

私たちは事故にあってしまったカゲを探していた・・・

 

オーナー「どうした?辛気臭い顔してるな。」

 

ヒサメ「ボティスさん見ませんでしたか?」

 

私たちはオーナーに聞く、ボティスさんがいたらカゲは・・・

 

オーナー「なるほど生きていたら契約が続いていてボティスはそのまま、死んでいたら自由になっているということか。」

 

シディ「大きな爆発も起こっていたと聞いたそんなものに巻き込まれたらいくらカゲチヨでも危ないんじゃないかと思ってな・・・」

 

そうだよね・・・

 

フィーア「大丈夫だと思いますよ。あの二人の縁は腐れ縁のレベルですからそんな簡単にどっかにいったりしませんよ。」

 

カンナ「そうそう、カゲチヨの悪運はもはや冗談みたいなレベルだからね隕石激突しても死なないし今更爆発くらい悪運と頭脳でなんとかしてるよ。」

 

そうだといいんだけど・・・

 

オーナー「残念だが私も昨日から見ていないな。カゲチヨが死んだというなら辻褄が合う。」

 

ヒサメ「そんな・・・!」

 

シディ「カゲチヨ・・・」

 

カンナ「遺体も残さないなんてアイツらしいね・・・」

 

フィーア「そもそも吸血鬼やゾンビって遺体を残すんでしょうか?」

 

確かに映画だと灰になって消えるイメージあるよね・・・

 

カゲチヨ「あっさり殺すな!」

 

え?モニターから声が・・・

 

カンナ「え?なんでカゲチヨが某企画の上司みたいなことになってるの?」

 

カゲチヨ「どーも俺はこのモニターの中にいるっぽいんだ・・・」

 

えええ!?

 

sideカンナ

 

というわけでモニターの出所をオーナーに聞いたんだけど・・・

 

オーナー「今朝、カレコレ屋の前に置かれていてな・・・メモもあるぞ。」

 

なになに・・・必ず戻すので保管しておいてください。テンセイ研究会・・・

 

フィーア「何ですかその怪しげな研究会は・・・」

 

オーナー「確か死後の意識をPCに移す研究をしていると聞いたことがある・・・」

 

何その面白そうな団体!

 

ヒサメ「ダメだ・・・ホームページの電話番号にかけても繋がらない・・・」

 

カゲチヨ「クソ―・・・なにかわかると思ったのに・・・」

 

でも・・・

 

カンナ「考え方を変えれば不老不死にまた近づいたんだし良かったね。」

 

カゲチヨ「良いわけあるか!お前に水ぶっかけられたら一発で死ぬ体なんて命がいくつあっても足りないわ!」

 

えーそんなことしないよ(棒読み)

 

ヒサメ「あははは・・・・」

 

オーナー「PCはカレコレ屋に持って行けよ。」

 

そうしてPCのカゲチヨとの生活が始まった・・・

 

シディ「カゲチヨよく眠れたか?」

 

シディが聞く。

 

カゲチヨ「あー・・・朝までゲームしてたわ。」

 

ヒサメ「また不健康なことして・・・」

 

フィーア「大体どうやってゲームしてたんですか?」

 

カゲチヨ「それがさ、パソコンを自由にコントロールできるんだよ!それにこんなこともできるんだ!」

 

そうやって出したのはこの間の依頼人が欲しがっていた交差点の写真だった。

 

ヒサメ「どうやったの?」

 

カゲチヨ「ネットにつなげればどんな監視カメラの映像も一瞬で撮ってこれるんだ!これからはヒサに替わって大活躍だな!」

 

すぐ調子に乗るね・・・

 

シディ「すまんがこの画像もお願いしていいか?」

 

カゲチヨ「おう!任せておけ!」

 

フィーア「それが終わったらスイーツの画像もお願いします。」

 

カンナ「公園パンダの画像とメキシコの鮫の画像もねー」

 

カゲチヨ「カンナ!それ検索したらダメな奴だろ!?」

 

そう言っていると・・・

 

アサヲ「ヒサメちゃんたち!カゲチヨにお線香をあげに来たんだ!」

 

内緒にしてたのに何でこんなことになるの・・・

 

チダイ「カゲチヨ殿からこんなメールが届いたのだ。」

 

なになに・・・このメールをお前らが読むときこの世にいないだろう・・・

 

ヒサメ「おい。」

 

カゲチヨ「仲間だけにこういうの残すのカッコいいと思って・・・」

 

フィーア「いつかオオカミ少年になりますよ。」

 

sideフィーア

 

結局弁明する暇もないままキモ4によるお葬式が始まった・・・

 

マチャソ「何故こんなことに・・・」

 

ルイ「今だに信じられないよ・・・」

 

アサヲ「筋金入りの卑屈陰キャだとは思ってたけどおもろい奴だったよな・・・」

 

チダイ「自分も中二病こじらせてるくせに他人の中二病を見ると上から目線だったよな・・・」

 

カゲチヨ「こいつら・・・」

 

まぁ、涙流してるしまだいいんじゃないですか?

 

そして・・・

 

ミキ「ヒーちゃん大丈夫!?アサヲたちから話聞いたよ!」

 

ノリコ「色々手伝うから安心して!」

 

ヒサメ「ふ、二人まで・・・ありがとう。でも私は大丈夫・・・」

 

ヒサメちゃんは止めますが・・・

 

ミキ「こんな時くらい頼ってよ!整理してあげるよ!」

 

そうして覗いてみると・・・

 

フィーア「小説ですか?」

 

カゲチヨ「深夜のテンションで書いたんだ・・・」

 

何してるんですか・・・

 

ミキ「あー、見たことある展開だね。」

 

ノリコ「主人公に都合が良いと冷めるよねー・・・」

 

カゲチヨ「ぐはっ!」

 

カンナ「皆―!香典でお寿司とジュース買ってきたけど食べるー?」

 

カゲチヨ以外全員「やったー!」

 

カゲチヨ「くそー!!」

 

sideカゲチヨ

 

そうしてしばらくたったころ・・・

 

カゲチヨ「おーい。誰か―!」

 

俺はこの身体の不便さをかみしめていた・・・

自由に動けないのがこんなにきついとは・・・

 

ヒサ「ただいまー」

 

ちょうどいいところに!

 

カゲチヨ「ヒサ!テレビ前まで頼む!あと5分で始まっちまう!」

 

ヒサメ「自分でなんとかしてよ!ただでさえカゲの変なメールのせいで大変なのに・・・」

 

カゲチヨ「お前だってお寿司楽しんでたじゃねーか!?」

 

ヒサメ「それはそうだけど・・・」

 

そうしていると・・・

 

男性「すみません、カレコレ屋さんですよね。」

 

スーツを着た男性が来た・・・

 

フィーア「どういったご用件で・・・」

 

男性「まずはこちらを見てください。」

 

ヒサメ「カゲ・・・!」

 

そこにはカプセルに保管された俺の体があった!

 

シディ「体が見つかったのか!」

 

カンナ「植物状態ってこと?」

 

男性「はい、体を元に戻します。コードをさして・・・転送!」

 

うおおおお!

 

カゲチヨ「よっしゃ!おかえり俺の体―!」

 

シディ「カゲチヨ!」

 

ヒサメ「本当に良かった!」

 

カンナ「お寿司生活とおさらばか・・・香典まだまだもらえただろうに・・・」

 

フィーア「不謹慎すぎません?」

 

完全復活だぜ!

 

ボティス「騒がしいのぅ・・・」

 

ボティス!?

 

カンナ「今までどこにいたの?お寿司もあったのに。」

 

ボティス「儂は今まで寝てただけじゃ。」

 

紛らわしいわ!

そうして男性は事情を話し始めた。

 

男性「あのトラックにはある実験装置を運搬するものです。」

 

ヒサメ「実験装置?」

 

男性「はい、死後の意識を電子機器に移す装置です。事故によってカゲチヨさんの心肺が停止したことで装置が作動してしまいました。」

 

それで俺がモニターに・・・

 

男性「しかしカゲチヨさんの体は再生して停止した心臓が動き始めたんです!」

 

カゲチヨ「あー・・・特殊な事情がありまして・・・」

 

男性「それで生きていることが分かり元に戻す研究を始めたんです・・・」

 

シディ「それで連絡がつかなかったのか・・・」

 

男性「はい、想定外の事態で・・・それにこんなことに巻き込んですみませんでした。」

 

戻れたわけたしいいですよ。

 

カゲチヨ「転生ものみたいで面白かったすよ。」

 

男性「ですよね!?俺もそう思ってこの装置を開発してて!」

 

フィーア「まさかの意気投合してますよ。」

 

同志がこんなところにいたのか・・・

 

シディ「楽しそうで良かった。」

 

フィーア「転生したことをレポートにでも書いたらどうですか?」

 

カゲチヨ「そうだな!協力して頑張るぞー!」

 

男性「おー!」

 

こうして俺たちはロマン求めて駆けていくのであった!

 

 

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