妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
side山田
俺の名前は山田一郎・・・しかし真実の姿は正義の味方ファイアーマグナム。日本全国を渡り歩き悪い奴らを懲らしめるのが俺の仕事・・・
カゲチヨ「全く・・・せっかくあと少しで捕まえられたのに逃がすなんてありえないだろ!」
カンナ「仕方ないじゃん!まさかあそこでデカい蜂が現れるとは思わなかったんだもん!」
シディ「うぬ・・・猫探しの依頼は楽じゃないな・・・」
ぶおおおおお!
なんだ?あのケモミミの会話だけ聞こえなかったんだけど・・・
フィーア「取りあえず捕獲するのはまた明日ですね。」
ヒサメ「うん、作戦を立て直さないと・・・」
まさか・・・絶滅危惧種を捕獲したり誘拐を企ててる奴らか?
俺はあの五人を追ってリサイクルショップの近くにあった地下に行くと・・・
カゲチヨ「あーあ!結局捕まんなかったー!」
カンナ「わかったよ!今度から虫よけをちゃんとやるよ!」
俺は入り口から入る。
山田「お前たち!何を捕まえるって?」
フィーア「貴方聞き耳立ててたんですか?」
ヒサメ「すみません・・・依頼人の人ですか?」
しらばっくれても無駄だぜ。そして名乗ってやろう・・・
山田「俺の名前は山田一郎!」
シディ「やまだいチロー?」
ケモミミは変な所で切るなよ!
山田「俺は日本全国を渡り歩きその土地ごとの悪党を倒すまさに地産地消!明日は東かはたまた西か・・風の向くまま気の向くまま・・・しかし俺が通った後には笑顔と平和がやってくる・・・そう!俺こそファイアーマグナム!」
カンナ「ホットケーキ焼けたよー!」
ヒサメ「美味しそう!」
ってこらー!!
山田「何でホットケーキなんて作ってんだ!」
カゲチヨ「自己紹介長いからだろ!」
フィーア「で、正義の味方が何の用なんですか?マグネットさん。」
山田「マグネットじゃねーし!マグナムだし!それよりお前たち作戦とか捕獲とか悪どいことを言ってたから退治しないと思ってな・・・」
シディ「うぬ?もしかしてさっきの会話か?」
じゃあ変身するぞ!俺は変身ウオッチを光らせて変身準備をする!
山田「ファイアーマグナーム!変身!とうっ!」
カゲチヨ「おおっ!」
ガンッ!
山田「ぐはっ!」
しかし地下だったためか天井に激突した・・・
カレコレ屋「とりゃぁぁぁあ!」
ぎゃぁぁあ!痛い痛い!こいつら結構強い!氷とか怪力とか血液の棒とか使ってきやがる!
山田「やめろ!何でこんなに天井低いんだよ!」
カンナ「自分から乗り込んできて何言ってんのアンタ!?」
もう一回変身するから!
俺はまた変身したのだが・・・
山田「とうっ!」
いつもの三分の一しかジャンプしなかったので頭しか変身できなかった・・・
カレコレ屋「とりゃああぁ!」
ぐへっ!ぎゃはっ!
山田「こらぁぁあ!何回か分けて変身するから待てって!」
フィーア「結構面倒な変身なんですね・・・」
じゃあもう一回・・・
山田「ファイアーマグ・・・」
バシャ!
あぁ!オレンジの髪の女が水出して壊しやがった!
山田「何すんだよ!変身ウォッチ壊れたじゃねーか!」
ヒサメ「それ防水じゃないんですか!?」
山田「当たり前だろ!スマホよりデリケートなんだぞ!」
おかげで変身できない・・・
シディ「というか俺たちは悪党じゃないぞ?」
え?聞いてみるとこいつらはカレコレ屋という何でも屋らしくさっきの会話は猫探しのものだったらしい・・・
山田「じゃあ何で襲ってきたんだよ!」
カゲチヨ「アンタ人の話聞かなそうだし、こういう変人への対応はシュールにやるのがカレコレ屋の作法みたいになってるからさ・・・」
何だそのルール!?
フィーア「それに正義のヒーローは憧れてたのでどれほどの強さかと思いまして・・・」
それはちょっとうれしいけどよ・・・
カンナ「にしたってなんか段取り悪いっていうか正義の味方向いてない気が・・・」
う・・・うぅ・・・
山田「わかってるよ!そんなの・・・俺子供のころから悪い奴らを見つけると放っておけなくて・・・でも喧嘩弱いから酷い目にあって・・・就職も結婚もせずに今年で38だよ!」
カゲチヨ「そんなに年食ってたんすか!?」
皆に向いてないって言われるけどさ・・・
山田「やりたいんだよ・・・ううう・・・」
シディ「・・・夢を追いかけちゃダメなんて言わないさ・・・」
ヒサメ「せめて現実に即したやり方もあるってこと!」
え?
悪党「おらあぁ!カレコレ屋!覚悟しろ!恨みを晴らして…」
カゲチヨ「おらぁ!」血液の槍で攻撃
ヒサメ「それ!」氷を出す。
カンナ「とりゃ!」炎を出す。
シディ「ふん!」蹴り技
フィーア「これで最後です!」投げ技
悪党「ぎゃあっぁあ!」
最初から力使って撃退してる!
カゲチヨ「こういう風にいつでも力を出せるようにしとけばいいんすよ!」
なるほどな・・・やってみるか!