妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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鷹の爪団のものを参考にしています。
別の人の視点がほとんどになります。



バーテンダーカレコレ

side大竹優一

俺の名前は大竹優一、この町でビジネス界のグラディエーターと呼ばれる男だ・・・

夜の街を歩いているとバーを見つけた・・・こういうバーにはビジネス界の戦士たちが多く集う・・・しかし偶に戦国武将のような奴もいる・・・

 

シャカシャカシャカ・・・

 

おやあの少女は・・・

 

大竹「まさかこんなところで妖精王の森の聖女様たちとカレコレ屋に会えるとはね。」

 

俺は噂で聞いていた人に出会えたので挨拶をした。

 

カンナ「今日はバーテンダーの依頼を受けておりますので。何にいたしましょうか?」

 

そうだな・・・あたりを見回すと白い服を着た素敵な女性を見つけた・・・

 

上杉謙信風の男「よろしければ一緒に毘沙門天?」

 

女性「結構です。」

 

ふふふ・・・なんて誘い方だ・・・

 

大竹「ちょっと。」

 

カンナ「ご注文お決まりになりましたか?」

 

大竹「いや。向こうの女性に何かカクテルを送って欲しいんだけど・・・」

 

カンナ「あの上杉謙信みたいな人ですか?」

 

いや違うよ!?

 

大竹「白いドレスに長い髪の・・・」

 

カンナ「死んだ魚を食べてる大王グソクムシみたいな顔の異宙人の女性ですか?」

 

いや向こうの…!

 

大竹「清楚な女性がいるだろ?」

 

カンナ「あぁ!あの人ね。一日中白い靴下履いてても汚れなさそうな人ね。」

 

そうそう・・・

 

大竹「この店自慢のカクテルを送りたいんだ。」

 

カンナ「ならシュールストレミングの汁に豚骨ラーメンのドロドロのスープを混ぜたシュールピッグがおすすめです。」

 

大竹「嫌がらせしてどうするんだ!?」

 

カンナ「でもこれをおくればだれでも目の色変えて飛びかかってきますよ?」

 

ヤバい…サイコパスすぎる・・・

 

そうしているうちに・・・

 

女性「あら?私頼んでないけど?」

 

カゲチヨ「あちらの男性からのプレゼントです・・・」

 

女性「まぁ、それじゃあお礼をしなくちゃね。」

 

あー!!?

 

大竹「先越されちゃったよ!」

 

カンナ「あぁ!映画とかで見る奴やりたかったんだ!」

 

もう!他のバーテンダーの人にしよう・・・他のカレコレ屋のメンバーならましに・・・

 

カランカラン・・・

 

シディ「いらっしゃいませ。どうぞカウンターに・・・」

 

女性「えぇ・・・」

 

よし!

 

大竹「すまない、あの女性に何かを・・・」

 

フィーア「なら折り鶴はいかがですか?」

 

何で折り鶴なんだ!?

 

大竹「もっと他の物を・・・」

 

フィーア「あとは紙飛行機とやっこくらいしかできないんですけど・・・」

 

何で折り紙限定なんだ!?

 

上杉謙信風の男「よろしければ生きんと戦えば必ず死するものなり?」

 

女性「結構です。」

 

奴め・・・また野暮な誘いを・・・

 

大竹「ブラッディ―マリーを・・・」

 

ヒサメ「どうぞ・・・あちらのお客さまからです・・・」

 

女性「折り鶴!早速お礼をしないと・・・」

 

ええええぇ!?あってたの?

 

フィーア「あの方は鶴子さんと言って無類の折り鶴好きのお客さんなんです。」

 

俺のミスかよ!

 

大竹「店を見回してみてくれ・・・今男一人で飲んでいるのは何人いると思う?」

 

フィーア「お客様と・・・向こうの上杉謙信風のお客様くらいですね。」

 

そう・・・俺はビジネス界のグラディエーターと呼ばれた男・・・なのに戦国武将みたいなやつに負けたらメンツは丸つぶれだ!

 

ヒサメ「どうかされましたか?」

 

フィーア「こちらのお客様が女性にカクテルを送りたいみたいなんですけど好みがわからなくて苦戦中みたいなんです・・・」

 

ヒサメ「なら任せてください!私も考えますので!」

 

おお!心強いぜ!

 

カランカラン・・・

 

カゲチヨ「いらっしゃいませ。カウンターに・・・」

 

女性「えぇ・・・」

 

早速きた!

 

大竹「あれは常連客なのか?」

 

ヒサメ「いいえ、見たことないですね・・・」

 

くっ・・・しっかり彼女を観察する・・・携帯の写真は高校球児・・・そうか!

 

大竹「マルガリータを頼む。」

 

ヒサメ「どうしてですか?」

 

大竹「見てみろ。彼女の写真は高校球児だ・・・つまり丸刈りが好きなんだ。」

 

ヒサメ「わかりました。」

 

そうしてマルガリータをサーブしてくれたのだが・・・

 

女性「あら?頼んでないけど?」

 

ヒサメ「あちらの男性からです。」

 

俺は彼女を誘うのだが・・・

 

女性「結構ですと伝えて。」

 

ヒサメ「高校球児お好きなんですよね?だったらマルガリータなんじゃ・・・」

 

女性「いいえ。これはバッターの写真なの・・・つまりグラスホッパー(バッタの英語訳)!」

 

バッタ好きってことか!?

 

ヒサメ「完全に予想外でしたね・・・」

 

ううぅぅぅ・・・もうだめだ・・・

 

カンナ「そんな女性とお話できないくらいではげないでくださいよ。」

 

大竹「はげてないし!薄いくらいだし!」

 

フィーア「薄いのは認めるんですね・・・」

 

まぁな・・・

 

大竹「高知から18の時に上京してこんな世の中でも必死に働いてきて会社にも認められたと思ったらもう40過ぎだよ・・・!彼女が欲しいんだよいい加減!彼女いない歴=年齢に休止符を打ちたいんだ!」

 

心の叫びを言ったその時だった・・・

 

カゲチヨ「どうぞ。」

 

俺の前にソルティードッグが置かれた・・・

 

大竹「頼んでないんだが・・・」

 

カゲチヨ「あちらのお客様からです。」

 

な、何であの男から・・・

 

シディ「それは上杉謙信だから敵に塩(ソルト)を送るのは当然じゃないか?」

 

なるほどな・・・

 

俺はビジネス界のグラディエーター・・・今夜のソルティードッグはなんだかしょっぱいぜ!!

 

 

 

 

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