妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は警察関係者が依頼人だった。
警察署長「我が署の謝罪会見に出席してもらいたいんだ。」
ヒサメ「関係者でもないのに良いんですか?」
ヒサが聞くと
警察署長「だが私以外の責任者四人が全員腹痛で休んでしまって・・・」
カゲチヨ「小学生のずる休みかよ。」
どう考えても逃げたとしか思われない理由だった・・・
警察署長「謝罪会見は出席者が何人かいないと見栄えが悪い。どうか頼む!」
シディ「見栄えか・・・警察も大変なんだな。」
でも四人か・・・
カゲチヨ「カンナとフィーアがヤヨイたちに依頼頼まれてもう行っちまったしどうする?」
ヒサメ「仕方ない・・・ヨ―メイちゃんに頼もう。」
こうして俺たちは依頼をこなすことになった。
sideヨ―メイ
ヨ―メイ「何でこんな時にあの二人はいないんですか!?」
ヒサメ「ごめんねヨ―メイちゃん。」
というわけで数合わせのために呼ばれました・・・
警察署長「受け答えは全て私がする。君たちは同席してくれさえすればいい。だが一つだけルールがある。会見中に絶対に笑ってはいけない。笑ったものは退場だ。」
厳しいですけど・・・
カゲチヨ「警察の謝罪会見なんて笑いようがないと思いますけど。」
カゲチヨさんの言う通りですよ・・・
警察署長「会見終了までいてくれたら報酬は満額払おう。」
これは楽勝ですね!
そうして会見は始まったのですが・・・
司会「これよりコンビニ セブンイレボン セロリパセリ入れ替え事件誤認逮捕についての謝罪会見を行います。」
どういう事件ですか!?
警察署長「事件の概要をご説明いたします。犯行現場はコンビニイレボン駅前店、何者かの手によってハンバーグ弁当の付け合わせのパセリがことごとくセロリに入れ替えられるという事件が起きました。」
カゲチヨ(誰得?)
ヒサメ・ヨ―メイ(プっ・・・)
何ですかその事件は・・・
署長「そして セロリを覗く時、セロリもまたこちらを覗いているのだ。という謎の犯行の声明が届きました。」
ヤヨイ「今回誤認逮捕してしまった経緯について教えてください。」
ヤヨイさん!?まさかこんなところにいるとは・・・カゲチヨさんたちも驚いてますしカンナさんたちもいるってことですよね・・・
署長「コンビニスタッフの証言から犯人と思われる人物の似顔絵を作成、それを元に逮捕に至ったのですがそれが誤認につながってしまったのです・・・」
絵が下手くそすぎますよ!フィーアさん並みです!
署長「そしてこちらが写真です。」
カゲチヨ「そんなことある!?」
そっくりすぎますよ!そりゃ確定と思っても仕方ない気がしてきました…
記者「はははは!もう耐えられない!ぎゃー!」
なんと笑った一人が棒を持ったサングラスの男にたたき出されました!
ヒサメ「即退場ってこういうこと!?」
ヨ―メイ「何ですか!?この黒服集団!?」
署長「警察の暗部とでもいおうか。」
カゲチヨ「どう見てもかっこよくないだろ・・・」
しかも普通に会見続けるみたいですし・・・
ミナヅキ「誤認逮捕した人の身元は?」
ミナヅキさんが質問します。
署長「え~22歳ホスト、ホストでの名前はポーランド、本名は菅田将暉です。」
ぷーっ!!
ヨ―メイ「あははははは!親呪うしかないですね~!」
どかっ!
ぎゃあぁ!
ヒサメ「ヨ―メイちゃーん!」
シディ「ヨ―メイ、ルールをやぶったらだめだぞ。」
カゲチヨ「これはヨ―メイ悪くないだろ。」
sideフィーア
何ですかこの会見・・・笑ってはいけないみたいですけど・・・
私たちはヤヨイさんたちに依頼で来たのですが何故かカゲチヨたちが責任者側でいてこんなカオスな状況に巻き込まれてるんですよね・・・
カンナ「フィーアちゃん。これおしろい。」
え?何でですか?
ハツキ「この地域では質問するときおしろいをつけて質問する伝統があるんです。」
どんな風習ですか!?全く・・・郷に入っては郷に従えと言いますしね・・・つけて質問しましょう・・・
フィーア「真犯人は?」
署長「すでに逮捕しました。」
ヒサメ「ぷっ!」
カンナ「身元は?」
署長「住所不明無職。35歳の男性です。」
ハツキ「写真は?」
署長「入手いたしました。」
今なんでかヒサメちゃんに笑われた気がしたんですけど・・・
ヒサメ(皆笑わせにきてるよね?)
シディ「この地域独特の風習だろうか?」
シディさんあたりです。
署長「では真犯人の写真をお見せします。」
まさかの犯人もおしろいでした・・・
ヒサメ「ぷはははは!もうだめー!ごめんなさい!」
これは責められませんね・・・
sideカゲチヨ
シディ「笑うなと言われてるのになぜ笑うんだ?」
ヤヨイ「私たちは真剣に事件を追うもの・・・これくらいでは笑いませんよ。」
シディとヤヨイたち強いな・・・
にしても俺とシディだけになっちまった・・・
署長「真犯人は国際セロリスト集団の一員を自称しておりパセリばかりハンバーグに付け合わせるのが許せなかったと犯行動機を自称しています。」
シディ「ふ、ふふふ・・・」
ヤヨイ「くっ・・・うふふ・・・」
カゲチヨ「二人とも耐えろ!おっさんがはしゃいだプリクラにツボるのはわかるけど・・・」
シディ「いや、セロリだと思ってパセリを食べたときの皆の表情を思い浮かべると・・・ははははは!」
ヤヨイ「そうですよ・・・これは耐えられませんん・・・あはははは!」
パシーン!
二人ともツボが謎だわ!
ポーランド「おい!テメーら覚悟しろ!」
署長「お、お前は!」
まずい・・・こんな時に真犯人が復讐を・・・
ポーランド「誤認逮捕のせいで俺はホストもクビになって何もなくなっちまった!」
ぷっ・・・同情はするけどお前はホスト向いてないから・・・
ポーランド「テメーら全員道連れに死んでやる!」
女性「やめて!ポーランド!」
なんと女性が乱入してきた!
ポーランド「君は・・・俺の人生で指名客・・・」
カンナ「ぷはははは!指名客いたんだ!?」
バシーン!
カンナ・・・失礼だけど気持ちはわかるぞ・・・
ポーランド「俺には何もないけどそれでもいいの!?」
っていうかあの女性かなり美人・・・
女性「いいに決まってる!あなた以外考えられない!」
カゲチヨ・フィーア「あはははは!おしろいにほっぺを赤く・・・ふはははは!」
ハツキ「顔がわかりません・・・あはははは!」
結局俺たちは叩きだされ・・・
署長「これで、会見は終わります。」
ミナヅキ「はい。これからは確認をしっかりするようにしてください。」
署長とミナヅキだけが残ったという・・・
sideヒサメ
署長「ミナヅキさん以外参加者が全員脱落してしまうとは・・・残念だよ。」
シディ「すまん・・・」
ヒサメ「お役に立てずにすみません・・・」
カゲチヨ「お前らもおしろいつけてきたときは驚いたぞ・・・それこそ悪夢だと思ったぞ・・・」
カンナ「なんかあのおしろい美白効果があるんだって!アーシすっかりはまったんだよね~!」
フィーア「ぷっ・・・やめてください・・・」
ホントだよ・・・っていうかミナヅキちゃん凄すぎだよ・・・
すると署長の電話が鳴った・・・
署長「何!?また謝罪会見!?」
無理です絶対!?
ミナヅキが笑うとき
ミナヅキ「布団が吹っ飛んだ・・・猫が寝ころんだ・・・あはははは!」
カゲチヨ「親父ギャグで笑うのかよ!?」
ヒサメ「それより面白いのがあったのに・・・」
フィーア「意外と単純なのか複雑なセンスなのかわかりませんね・・・」