妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
フィーア「カゲチヨ!見に来てください!」
カレコレ屋にいたらフィーアが突然現れて言ってきた・・・
カンナ「どうしたの?また円周率を200桁まで言える犬でも見つけたの?」
フィーア「あれは犬型の異宙人でした・・・それよりもヤバいんですよ!侵略者のような異宙人が道路工事の警備員をしてるんです!」
ヒサメ「本当なの!?」
俺たちが言ってみると・・・
フィーア「異宙人!地球を侵略する気ですね!」
異宙人「え!?私ですか!?」
フィーア「そうですよ!どう見ても凶悪な顔してるじゃないですか!」
いやこの異宙人・・・
カゲチヨ「ただ単に顔が怖いだけじゃないか?」
異宙人「そうですよ!っていうかあなたも失礼ですね!」
フィーア「え?そうなんですか?」
そして俺たちはカレコレ屋に戻ってフィーアを叱った・・・!
カゲチヨ「ったく何でフィーアはそう短慮なんだよ!」
フィーア「どうして私がポンチョなんですか!」
ヒサメ「ポンチョじゃないよ短慮だよ!」
カンナ「サトウに蹴り食らわせたのもそうだしフィーアちゃんてとっさの時考えが足りないんだよフィーアちゃんは。」
フィーア「戦闘では一瞬のスキが命取りですしそんな悠長に考えてる暇なんてありませんよ。」
ダメだ・・・この戦闘脳をなんとかしないと・・・
シディ「皆、オーナーに丁度薬の試験の依頼が来てたぞ。」
ヒサメ「どんな薬なの?」
カンナ「説明書がある・・・何々・・・カンガーエール・・・これはヤクナの作ったものでこれを飲めば誰でも小説家のような思慮深さと辣腕経営者のような気難しさを手に入れられるって書いてあるね!」
カゲチヨ「つまりゼクスみたいになるってことか?」
カンナ「カゲチヨ、ゼクス君に聞かれたらぶっ飛ばされるよ・・・」
シディ「じゃあ、フィーア飲んでみてくれ。」
フィーア「まぁ、シディさんが言うなら・・・でもこんなの何の役に・・・」
そうして飲むと・・・
フィーア「・・・・効きましたね。」
カゲチヨ「おぉ!フィーアが思慮深く発言した!」
何故かメガネかけてるし!
フィーア「カゲチヨ、騒ぎすぎですよ。」
あぁ・・・わりぃ・・・」
そして・・・
ポンポンっ・・・
フィーア「ZZZ・・・」
ヒサメ「ちょっと待って!?」
フィーア「何?ヒサメちゃん。」
ヒサメ「何で寝ちゃうの!?」
いきなり布団出して寝たらそりゃ驚くだろ!?
フィーア「何で寝るかですか・・・私たちはトッププレデターを探してカレコレ屋をしていますがけどまだ決定的な証拠を掴めていない・・・その理由は様々ですけど一番の要因はカゲチヨが依頼を怠けることと倒すための明確なビジョンをお父さん任せにしていることです。」
ずけずけ言ってくるな・・・
フィーア「だったらここは眠ってしまって気力と体力を温存してカゲチヨがいなくなってからでもいいかと・・・」
カゲチヨ「何でだよ!?俺がいなくなってから何だよ!一緒にやるんじゃねぇのかよ!?」
シディ「それにカゲチヨは不死身だから先にフィーアが死んでしまうのではないか?」
シディ・・・確かにその通りだけどマジで闇落ちするぞ!?
フィーア「・・・無理ですね。カンニングの時と言いカゲチヨもちょっと短慮だから・・・」
ぐぬぬ・・・カゲチヨのちよとちょっとのちよを掛けたこざかしい言い訳しやがって・・・!
カゲチヨ「だったら俺も思慮深くなってやるよ!」
俺はカンガーエールを飲んだ!
ヒサメ「ちょっとカゲまで飲んだら・・・」
sideヒサメ
カゲチヨ「うむ・・・」
カゲが思慮深くなった・・・どうなるの・・・?
カゲチヨ・フィーア「ZZZZ・・・」
カンナ「ちょっと!二人とも寝るの!?」
カンナちゃんの言う通りだよ!
カゲチヨ「色々と考えたんだ・・・ここは眠ってしまって気力と体力を温存して俺たちが情報収集しやすい時期を見計らって・・・」
ヒサメ「今どうするか考えないと!」
カゲチヨ・フィーア「今どうするか・・・うーん・・・あはははは!」
ヒサメ「何で笑うの!?」
フィーア「無理無理!」
カゲチヨ「俺たちができることなんて後ろから髪の毛わしゃわしゃすることくらいだろ!」
カンナ「ホントにぼんくらだね!」
カゲチヨ・フィーア「ぼんくら・・・うーん・・・うぅぅぅ!」
フィーア「ホントにそうですね!?」
ヒサメ「ああもう!二人ともうるさいよ!」
だったら私も・・・!
sideカンナ
ヒサメちゃんまで飲んじゃった・・・っていうかこれ思慮深くなっても思考レベルはそのままなんじゃ・・・
ヒサメ「うーん・・・寝てよ。」
結局方針決まらないままになった・・・
カンナ「シディ。これからどうする?」
シディ「取りあえず元に戻る薬を貰った後はこれまでと同じだな・・・」
なんだかんだでカレコレ屋で一番思慮深いのはシディかもね・・・
noside
ここはとある宇宙船中にはフィーアが指摘した異宙人が乗っていた・・・
異宙人「危なかった・・・奴ら一発で見破ったぞ!」
異宙人「ここは危ない・・・!逃げよう。」
気付かない間に地球の危機を救ったのであった・・・