妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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予測変換の恐怖

sideカゲチヨ

今日は依頼が無かったので部屋でだらだらしていた・・・

 

カンナ「はい、コーラ買ってきたよ。」

 

カンナが飲み物を持ってきてくれた。

 

カゲチヨ「ありがとな。さっきこぼしちまってな。」

 

カンナ「最近皆アーシのことパシリすぎじゃない?」

 

ヒサメ「そうかな?いつもからかわれてるんだからそれくらい良いじゃん。」

 

シディ「すまん、どうしても手が離せないときがあってな。」

 

気にしすぎじゃねぇか?

 

カンナ「あれ?アーシが置いてたノート知らない?」

 

あー・・・

 

カゲチヨ「実は飲み物こぼしたって言っただろ?そのノートにこぼしちゃったんだよな・・・」

 

カンナ「はぁ!?何してくれてるの!」

 

ヒサメ「まぁまぁ、カゲだって悪気があったわけじゃないんだし・・・」

 

カンナ「お取り寄せグルメだべられて吐かせようとした人だけには言われたくないよ!」

 

すげぇ怒ってるな・・・

 

フィーア「あの・・・私のエクレアを勝手に食べたのは誰ですか?」

 

ヒサメ「え・・・あれフィーアちゃんのだったの?私が食べちゃった・・・」

 

フィーア「今すぐ弁償してくださいよ・・・!じゃないと一秒後には心臓と脳が同時に潰れることになりますよ・・・」

 

ヒサメ「ひっ!カンナちゃんお金渡すから買ってきてくれない?」

 

カンナ「また!?ヒサメちゃんが行けばいいじゃん!」

 

ヒサメ「依頼で急ぎの調べものをしないといけないの!本当にごめん!ノートも買ってきていいから!」

 

カンナ「そういう問題じゃないでしょ・・・」

 

フィーア「どっちでもいいから早くしてください!」

 

そうしてカンナは行こうとしたのだが・・・

 

ヒサメ「きゃ!」

 

ヒサメが突然悲鳴を上げた。

 

カゲチヨ「どうした?」

 

俺が聞く。

 

シディ「それは検索欄か?」

 

ヒサメ「うん、依頼人がお姉さんに誕生日プレゼントを渡すからピッタリのものを探して欲しいって言われて姉のプレゼントで多いものを探そうとしたら・・・」

 

フィーア「姉、嫌い。姉、追い出す・・・ヤバい単語ばかりですね・・・」

 

ヒサメ「調べたことないのに変なのが出てきたんだけどウイルスに感染したのかな・・・」

 

ヒサは心配するけど

 

カンナ「予測入力候補って言うのは他のユーザーが何を調べてるかに基づいて作られるものだから心配ないよ。」

 

ヒサメ「そうなんだ・・・でも他のユーザーはこんなこと調べてるの!?」

 

カンナ「そうだね、こんな予測変換機能には人間の闇が見えてくるんだ。」

 

カゲチヨ「面白そうだな。教えてくれないか?」

 

カンナ「良いよ。」

 

sideフィーア

 

カンナ「まず最初の単語は 夫 って打ち込むと・・・」

 

なになに・・・死んでほしい、嫌い、死亡手続き・・・

 

カゲチヨ「悪口のオンパレードじゃねーか!?」

 

カンナ「結婚は人生の墓場っていう言葉を実感するね。」

 

フィーア「逆に妻って打ち込んでも普通の事しか出ないのが男女の情熱の差が顕著に出てる気がします・・・」

 

シディ「あぁ・・・冷めてしまうものとはいえ悲しいな・・・」

 

シディさんの言う通りですよ・・・

 

カンナ「次に 義母 って打ち込むと・・・」

 

ヒサメ「嫌い、ムカつく、苦手・・・ボロクソだね・・・」

 

フィーア「嫁姑問題が顕著に出てますよ・・・」

 

カゲチヨ「最近は異宙人と地球人も結婚することが多いしさらに多くなってそうだけどな・・・」

 

昼ドラの家庭はリアルで起こってるってことですね・・・

 

シディ「姑でも同じだからな・・・家族なのだから仲良くしてほしいものなのだがな・・・」

 

家族でもストレスを抱えてしまうんですね。

 

sideヒサメ

 

次は仕事に関するものを打ち込むことになった。

 

カンナ「上司って打ち込むと・・・」

 

カゲチヨ「殴る・・・殺す・・・殺伐としすぎだろ!?」

 

殺すゲームとかもあるし計画してるのかそれともそういうアプリを探してるのか知りたいような知りたくないような・・・

 

カンナ「会社って打ち込むと・・・」

 

フィーア「行きたくない・・・やめる、休む・・・ペンギンさんが打ち込んでそうですね・・・」

 

全員(あぁ・・・)

 

上司の単語も某企画の社員が打ち込んでる気がしてきた・・・

 

カンナ「ちなみに大学や高校はネガティブなワードは少ないんだよ。」

 

シディ「偏差値などのワードだな。」

 

ヒサメ「シディは仕事辛くない?」

 

シディ「あぁ、大丈夫だ。皆優しいからな。」

 

フィーア「シディさんはいつも仕事を楽しんでますしね。」

 

カゲチヨ「っていうか悪口言われてもに気にしなさそうだしな・・・」

 

それはあるかも・・・

 

カンナ「県民でいうなら名古屋人とか結構酷いよ。」

 

カゲチヨ「つめたい、せっかち・・・酷いな・・・」

 

カンナ「名古屋は交通事故多いからこんなワードが出るのかもね。大阪人で打つと・・・」

 

シディ「嫌い・・・うざい・・・酷いな・・・アニメやドラマでは楽しそうな人だと思うのだが・・・」

 

カンナ「人によってはうざいって思うのかもね。次は 岐阜は ってやると・・・」

 

フィーア「名古屋の植民地って出るってどれだけ見下してるんですか!?」

 

偏見ありすぎでしょ・・・

 

カンナ「県民以外にも奇妙な変換はあるよ。徐々に って打ち込むと・・・」

 

シディ「徐々に弱らせる・・・?何故これが出てくるんだ?」

 

カンナ「割と普通の単語の中にあるから怖いよね。」

 

そうだねってあれ?

 

ヒサメ「カンナちゃん文字が紫になってるけど・・・」

 

カゲチヨ「検索したことあるのか?」

 

カンナ「あぁ、間違ってやっただけだよ。」

 

びっくりした・・・

 

sideカゲチヨ

 

カンナ「一通り紹介したし、最後にアーシたちの名前を打ってみる?」

 

おお!良いな!

 

カンナ「じゃあ、アーシから・・・軍師、オシャレ・・・」

 

フィーア「誉め言葉ばかりじゃないですか!」

 

ずるくね!?

 

ヒサメ「でもサイコパスっていうのもあるよ。」

 

カンナ「違う人じゃない?」

 

全力でとぼけやがった・・・

 

カンナ「ヒサメちゃんは・・・巨乳・・・ドジっ子・・・」

 

ヒサメ「何でそんな単語なの!?」

 

フィーア「ドジって自覚ないんですか?」

 

ヒサメ「うぅ・・・」

 

カンナ「シディは、イケメン・・・明るい・・・名言集・・・」

 

案の定だった・・・

 

シディ「褒められているのか?嬉しいな。」

 

イケメンだ・・・

 

カンナ「フィーアちゃんは、スポーティ、バトルシーン、とかが多いね。」

 

フィーア「やっぱりシディさんと同じくらい武闘派ですからね!」

 

カゲチヨ「でも脳筋とかメンヘラとか出てるぞ。」

 

フィーア「ヒサメちゃん、検索した人をハッキングで見つけ出してください。」

 

ヒサメ「無理無理!」

 

何する気だ!?

 

カンナ「最後にカゲチヨだけど・・・陰キャ・・・クズ、素直じゃない。」

 

カゲチヨ「くそー!分かってたよ!」

 

カンナ「あとは早く告れがあるね。」

 

カゲチヨ「誰にだよ!?」

 

フィーア「鈍感・・・」

 

はぁ・・・・テンション下がるな・・・

 

カゲチヨ「なぁ、予測変換でもっと怖いのはないのか?」

 

カンナ「うーん・・・もうないかな?」

 

マジか・・・

 

カゲチヨ「じゃあ面白い記事見せてくれって・・・ん?」

 

うっかりカンナのパソコンに同僚と打ったのだが・・・

 

ヒサメ「同僚 燃やし方・・・?」

 

フィーア「最後にあるのがより恐ろしいですよ・・・?」

 

シディ「カンナ・・・」

 

カンナ「んー・・・なんのことだろうね?」

 

 

 

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