妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
題名は「ナシゴレン」です。
sideカゲチヨ
今日はシディとカンナが依頼だったので俺たちはキャッチボールをしていた。
カゲチヨ「何でキャッチボールなんだよ・・・」
運動の苦手な俺は苦笑いする・・・
フィーア「チームとの親睦を深めたり反射神経を磨くのにピッタリじゃないですか。じゃあヒサメちゃん行きますよ。」
ヒサメ「うん!この三人で何かするのって珍しいしね。」
そう言って私たちはキャッチボールをしていたのですが・・・
フィーア「あ!すみません!」
フィーアが暴投してボールが飛んで行ってしまった・・・
そうして取りに行くと・・・
男性「これを投げたのはお前たちか?」
男の人がむすっとした顔で怒っていた・・・
ヒサメ「ごめんなさい・・・私たちです。」
ヒサが謝る。
男性「困るよ。せっかくのナシゴレンが台無しだ!」
ナシゴレン?なんだそれ?
フィーア「ナシゴレンですって・・・!?」
フィーア知ってるのかよ…?
フィーア「それは大変申し訳ございませんでした・・・今すぐナシゴレンを持ってきます。」
男性「じゃあ頼むよ。」
というわけで俺たちはナシゴレンを用意することになった。
sideヒサメ
でもナシゴレンって何なんだろう?
ヒサメ「フィーアちゃんナシゴレンって何・・・」
フィーア「ヒサメちゃんの馬鹿!」
バシッ!
痛い!急にはたかないでよ!
フィーア「その名前を口にしたらいけません!それは極めて危険で邪悪で呪われたゴーレムの一つだからですよ・・・」
えぇ!?あの異宙の兵器の?
カゲチヨ「どういうことだ?」
フィーア「ゴレンとはゴーレンがなまったもの・・・古代マヤ族が一晩で全滅したのもゴーレンによるものだとシディさんにナシゴレンの説明を受けたさいに聞いたんです。」
シディが何でそんなこと知ってるの!?
カゲチヨ「俺も聞いてたけど俺もフィーアも寝ぼけてただろ・・・?」
じゃあうろ覚えってこと?
フィーア「でも火を使うって言ってたから何かしらの呪術的なものなのは間違いないです。確か身長は12メートルだと聞いたことがあります。」
12メートル!大きすぎない!?
ヒサメ「っていうか生き物なの!?」
カゲチヨ「確か鋭い牙と爪、真夜中でも光り輝く目で獲物を襲う凶暴性、スマホをいとも簡単に使いこなす知能があると聞いたな・・・」
凄い天才なゴーレムなんだね・・・
フィーア「住処は麻分十番と札幌に家を持っていて平日は水産加工業者で働いてるほど社会に適合してるみたい・・・」
想像を絶する兵器すぎるよ・・・
フィーア「その呪いの強さゆえにその名前を口にするとしばらくお腹を壊すみたいです・・・いたたたた!」
フィーアちゃんに早速呪いが!?(プラシーボ効果です)
カゲチヨ「でもあの男の人袋に入れてたよな・・・?」
確かに・・・そんな物騒で巨大な兵器袋に入れておけるはずがないよ?
フィーア「ゴーレンの中でも王と呼ばれるナシゴーレンは体調がその名の通り梨二個分に相当することからそう言われてるんです。しかし呪いの強さは他のものと一線をかくする・・・いたたたた!」
あれ・・・私も痛くなってきたいたたたた!
カゲチヨ「俺もなんかいたたたた!」(プラシーボです。)
なんて強烈な呪いなの・・・
フィーア「こんな呪物を作れるのはヤヨイさんしかいません・・・ヒサメちゃんすぐにヤヨイさんにナシゴーレンを作って貰うように言ってください!」
私はすぐにヤヨイちゃんの鍛冶屋に行った!
ヤヨイ「ナシゴーレンって何ですか?」
私はフィーアちゃんとカゲの説明を口にする。
ヤヨイ「そんな強烈な呪物を壊すなんて・・・まぁ、イメージ通りに作りましょう!」
ヤヨイさんは要望通りのナシゴーレンが出来上がった!
そうして私たちは男性にナシゴーレンを渡すことが出来たんだ!
男性「ありがとう。しかし困ったなぁ・・・」
カゲチヨ「どうしたんですか?」
カゲが言う。
男性「君らを待っていたらセパタクローに遅れちゃったんだよ・・・」
え!?スズキ君から聞いたことあるよ!確か蹴りを主体にしたデスゲームだって・・・
(寝ぼけていた)
その後どうなったかは想像にお任せする。
シディとカンナの正しいナシゴレンとセパタクローの説明。
シディ「ナシゴレンとはインドネシア発祥のコメ料理だ。チャーハンに似た料理でナシはごはん。ゴレンは炒めるという意味だ。」
カンナ「カゲチヨとフィーアちゃんは何を聞いてたの・・・そしてヤヨイちゃんもその説明で呪物を生み出せるのも凄いけど・・・」
シディ「やはり話はちゃんと聞かないとだめだな。」
カンナ「ちなみにセパタクローはボールを相手コートに蹴り入れる足バージョンのバレーボールみたいなスポーツだよ。ヒサメちゃんデスゲームに侵されすぎだよ・・・」