妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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戦国野球大会

sideカゲチヨ

今日は妖精王の貰ったチケットを使ってスタジアムに来ていた・・・

 

カゲチヨ「まさか妖精王が新聞を70年契約してたおかげで侍ジャパンの試合が見れることになるなんてな・・・」

 

カンナ「お父さん野球に興味ないからアーシたちにチケットくれたんだよね。」

 

ヒサメ「野球はあんまりしないから楽しめるかな・・・」

 

シディ「大丈夫だヒサメ、俺たちはいつもやってるから教えられるぞ。」

 

フィーア「任せてください。」

 

二人が頼もしく見える・・・そう考えていると・・・

 

カゲチヨ「うわっ!」

 

観客席に火矢が飛んできた!

 

侍「おぉ~!」

 

そこではなんと野球の練習をしてる侍たちがいた!しかもバットの代わりに刀、ピッチャーは矢を射ているが・・・

 

ヒサメ「どういうこと!?」

 

ヒサがチケットを見てみると・・・

 

ヒサ「侍ジャパン・・・ワールド武士カップ?」

 

カンナ「戦国大名が生きてる星・・・侍星で天下を野球形式で決める大会なんだ・・・」

 

全然違う大会じゃねーか!こんなところにいたら命がいくつあっても足りねぇ!そう思って帰ろうとしたら・・・

 

大名「はぁ・・・」

 

落ち込んでいる大名のような男がいた・・・

 

フィーア「どうしたんですか?武士らしくないネガティブなため息ついて。」

 

フィーアが聞く。

 

神保「あぁ・・・僕は神保長職と言います。これでも神保家の当主なんです・・・」

 

シディ「神保家?皆は知っているか?」

 

カゲチヨ「わりぃ・・・知らねぇな・・・」

 

ヒサメ「ごめん・・・私も歴史は得意なんだけど知らない・・・」

 

カンナ「アーシも・・・」

 

フィーア「聞かない名前ですね・・・」

 

おれたちが答える。

 

神保「知られていないのも無理はありません・・・歴史シュミレーションでいったらしょっぱなでやられる最弱大名の一人なんですから・・・」

 

カゲチヨ「試合も始まるのに何で落ち込んでるんだ?」

 

俺が聞く。

 

神保「でも初戦敗退ですよ・・・」

 

フィーア「武士が初めから弱腰なんて情け無いですよ。」

 

神保「でも見てくださいよこれ・・・」

 

神保家の対戦表は武田信玄と織田信長、徳川家康に豊臣秀吉だった・・・

 

神保家「これだけ強豪がそろってるんですよ・・・負けたらお家取りつぶし・・・ウチはもう終わったー!」

 

カンナ「しょうがないなぁ・・・だったらアーシたちがアンタの軍師になってあげる!」

 

神保「え!?ホントですか!?」

 

カゲチヨ「カンナまた勝手に・・・」

 

カンナ「良いじゃん、どうせ来たんだから思いっきり楽しんだ方がお得でしょ?」

 

まぁ、それもそうか・・・

 

sideフィーア

というわけで第一回戦は武田信玄と対戦することになりました。

主審は大岡越前です。

 

司会「さぁ、神保軍は何分持ちこたえるんでしょうか?」

 

ヒサメ「もう負けること前提だよ・・・」

 

カンナ「だからいいの。敵も油断するでしょ?」

 

そう言っている間に敵が打ちました!けれどゴロなので一塁に捌くのですが・・・

 

司会「あー!出ました武田騎馬軍です!」

 

なんと一塁も猛進するのはランナーではなく騎馬隊でした!?

 

カゲチヨ「あんなのありかよ!?」

 

カゲチヨは抗議しますが・・・

 

神保「侍ジャパンのルールなんです・・・」

 

まずいですよ・・・捕球手がどんどん倒されていきます!

 

シディ「カンナどうするのだ!?」

 

シディさんは焦っていましたがカンナちゃんは余裕そうでした・・・

そうしてホームを狙っていたところを・・・

 

カンナ「今だよ!撃て―!」

 

パンパン!

 

司会「オー!次々敵が倒されていきます!」

 

あれは鉄砲隊!?

 

カゲチヨ「織田信長の三段撃ちかよ・・・」

 

そう長篠の戦いの再現でカンナちゃんは騎馬隊を打倒したのです!

 

大岡「ゲームセット!」

 

なんと神保軍が見事に勝利しました!

 

神保「すごいやカンナさん!」

 

カンナ「任せておいて!」

 

その後も・・・

 

明智「敵はベンチにありー!」

 

信長「ぐわぁああ!」

 

明智光秀を裏切らせて信長に打球を当てて打ち倒す本能寺作戦・・・

 

カンナ「ふふふ・・・明智、よくやったね。」

 

明智「はい。」

 

凄すぎる・・・

 

そして豊臣秀吉戦では・・・

 

司会「おぉ~と!暴投!豊臣軍のベンチに投げ込んだ!」

 

神保軍が球を大量に豊臣軍のベンチに投げ込んで秀吉を気絶させて・・・

 

淀殿「降参!」

 

淀殿に降参させる大阪冬の陣の大砲作戦で勝利を勝ち取りました・・・

 

なんとカンナちゃんの作戦でついに決勝の徳川軍と戦うことになりました・・・

試合は順調に進んで行き・・・

 

カンナ「ここで一発が出れば勝利だね・・・神保さん、ここはタイの天ぷら作戦で・・・」

 

神保「カンナさん・・・ここは真っ向勝負させてくれませんか?」

 

神保さんが決意を固めた目でそう言ってきました。

 

神保「カンナさんのおかげでここまで来れました・・・ここからは自分達の力で勝ちたいんです・・・」

 

いい眼になったじゃないですか。

 

フィーア「カンナちゃん、決意を固めた武士がいるんだから任せましょう。」

 

カンナ「わかってるよ・・・」

 

ヒサメ「応援してます!」

 

カゲチヨ「しっかり決めて来い!」

 

シディ「うむ!」

 

そうして神保さんはバッターに立ちました。

 

ヒサメ「思ったんだけど神保さんって強いと思うんだよね。」

 

カゲチヨ「あぁ、足りないのは自信だけだな。」

 

そうして神保さんはホームランを打ちました!

 

シディ「やったな!」

 

フィーア「上出来ですね。」

 

しかし・・・

 

大岡「アウト!そなた表をあげい・・・」

 

大岡に言われてあげると別人でした!

 

大岡「本大会では影武者は禁止、ということで反則!」

 

そんな・・・

 

カンナ「何で影武者なんて使ったの?」

 

神保「土壇場で自信が無くなって・・・」

 

カゲチヨ「あれだけ張り切ってたのにそれかよ!?」

 

神保「はい、責任を取って腹斬ります。」

 

フィーア「切腹ものですね。」

 

こうして優勝は徳川軍になりました・・・

 

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