妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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外道な御曹司

side瓜生

俺の名前は瓜生 龍臣

 

瓜生「カリン、この焼き上がりを見ろ!俺の進化が凄いんだ!」

 

カリン「毎日一緒だじょー。」

 

瓜生「ド素人が!」

 

メロンパン屋を営む元殺し屋だ。

 

少し前まで俺は闇の世界に生きるものだった。

 

瓜生「今度のターゲットはアンタだってさお得意さん。」

 

政治家「ごがっ!」

 

救いなのはターゲットが魑魅魍魎だから心が痛まないことくらいだった・・・

そんな世界から俺を救ってくれたのはカンナさんのメロンパンだった・・・

 

瓜生「泣けるほどうまいがな・・・」

 

瓜生(このメロンパンは生命の源や・・・もっと作らなあかん・・・)

 

カンナ「泣き顔凄い・・・」

 

俺は感動の涙を流してカンナさんからメロンパンを学んだ。

 

アハト「美味しい・・・」

 

フィーア「ですよねー!」

 

「二人とも仲いいですね。」

 

今日はユカちゃんとフィーアちゃんが妖精王の森に最近きたアハト君を連れてきてくれた。

 

アハト「ところで何で僕に抱き着いてるの・・・」

 

フィーア「だって子供っぽくてかわいいんですよ!」

 

アハト「・・・そう。」

 

ユカ(気の毒です・・・)

 

目が死んでるけど楽しそうで何よりだ。

そんなことを思っているとお得意さんが来た。

 

瓜生「お、美雪ちゃんチョコメロンパンとコーヒーね!」

 

美雪「ありがとうございます!」

 

彼女が就職してから出会ったから一年の付き合いだ。

しかし・・・

 

美雪「しょぼん・・・」

 

カリン「わかりやすいくらい落ち込んでるわね。悩み事?」

 

美雪「えっと・・・実は・・・」

 

話を聞くと美雪ちゃんは男性に言い寄られているらしい・・・相手は彼女の上司で毎回断ってるのだが相手の須藤は社長の令息で若くして結構な地位についている。

 

美雪「しかも女癖が悪くて酔わせて強引に襲うという噂もあるんです・・・」

 

カリン「そっか…ついていっちゃダメよ。」

 

ユカ「それよりもお父さんに頼んで社長もろとも社会的に失墜させた方が良いですよ。息子がそれなら父親もろくでもないでしょうし。」

 

アハト「その二人が不幸になればいいよね・・・」

 

美雪「いや・・・そこまでしなくてもいいですよ・・・」

 

フィーア「二人とも物騒ですね。」

 

色々と大変な立場だと思って美雪ちゃんを見送るとカリンが言った・・・

 

カリン「やっぱり嫌な感じがするし調べてみるわ。」

 

瓜生「女の勘ってやつか。頼む。」

 

カリンはこの手の話には鼻が利く。

そうして調べてみるととんでもないことがわかった。

 

カリン「とんだゲス野郎だったわ・・・」

 

須藤はかなり荒れた学生生活でその縁で半グレとのつながりもあるそうだ。酔った女をさらうというのも本当で一部始終を録画させて半グレの仲間たちに女性を与えて薬で壊しているそうだ・・・

 

カリン「しかも須藤の父親が会社の影響を恐れてもみ消しているの。」

 

ユカちゃんの言う通り父親もろくなものじゃなかった・・・

 

瓜生「今夜アジトに乗り込むか。ユカちゃんもご立腹になるだろうしな。」

 

sideユカ

 

ふふふ・・・!

 

ユカ「女の尊厳を踏みつける奴らは全員倒してやりますよ・・・!」

 

アハト「凄いぶちぎれてる・・・」

 

フィーア「別荘も豪華ですね・・・」

 

カリン「父親が与えたものだそうよ。」

 

瓜生「バカボンにこんなものやってもろくなことにならないだろ。」

 

私たちは家に忍び込むと最初にいたのは頭の悪そうな半グレ達・・・

 

アハト「君たちの悲鳴を聞かせてよ・・・」

 

ゴギャ!

 

半グレ「のおお!?」

 

フィーア「衝撃波でまとめて吹き飛んでください!」

 

半グレ「あびゃあぁ!?」

 

霊槍第一形態+ジャックオーランタンの闇操作

暗闇での遊び(ダークネスジャングラー)

 

ユカ「暗闇で悪行の反省をしてください・・・」

 

半グレ「ぎょおお!?」

 

アハトさんがガシャ髑髏の腕で叩き潰し、フィーアさんがキックの衝撃波を放って。

私が闇の中で霊槍を舞わせることで半グレ達のほとんどを撃退していく。

 

カリン「どうやら美雪ちゃんらしい新しい女性と須藤、囚われてる女性も三階にいるわ。」

 

瓜生「良し。行くぞ。」

 

カリンさんが情報を聞き出して三階に行くと・・・

 

「うぅ・・・」

 

うめき声のする方に行くと・・・

 

カリン「酷いわね・・・かわいそうに・・・」

 

ユカ「私たちで介護をするので皆は先に!」

 

フィーア「わかりました!」

 

こうして私たちは瓜生さんたちを先に向かわせました!

 

sideフィーア

 

私たちは三階の廊下を進んでいたのですが・・・

 

瓜生「皆避けろ!」

 

当然私たちも殺気を感じ取って素早く避けます!

 

「いただきいいい!」

 

そうして銀閃の出所を見れば黒肌の明らかに普通じゃない男がいました・・・

 

瓜生「てめぇはジェイク。気配消えすぎだろ・・・」

 

ジェイク「瓜生君久しぶり~それにそこの二人は初めまして~。」

 

どうやら瓜生さんの元同僚のようですね・・・

 

フィーア「瓜生さん!私たちは美雪さんを助けます!任せて大丈夫ですか?」

 

瓜生「おう!任せておけ!」

 

アハト「しょうがないか・・・」

 

私はアハトを抱えて超速でジェイクの横を通り抜けます!

 

ジェイク「はっやぁ!異宙人の力は反則でしょ・・・」

 

フィーア「うるさいですよ!瓜生さんと戦えるんですから文句言わないでください!」

 

私たちが須藤の部屋に行くとギリギリのところだった・・・

 

須藤「な、なんだお前らは!?うぎゅ!」

 

フィーア「メロンパンマンの怒りを背負った何でも屋ですよ。」

 

アハト「君は不幸の顔の方が似合ってるよ。」

 

私たちは一気に間合いを詰めて奴の体に抜き手を突き刺して殺した。

美雪さんが寝てて助かりましたね・・・

 

そうして美雪さんを救い出した私たちが瓜生さんの所に行くと・・・

 

瓜生「だりゃああ!」

 

ジェイク「何でドライバーとアイスピック持ってるんだよ!畜生!」

 

アハト「もしかして・・・」

 

そう!私は半グレ達の部屋からくすねてきてすれ違ったときに瓜生さんに渡していきました!

 

けどジェイクも暗器にナイフですか・・・

 

ジェイク「女できてその子可愛すぎるから君の賞金が欲しいんだよ!」

 

瓜生「そんなの知るか!終わらすぞ!」

 

目を開いて瓜生さんが突っ込んでいく!

 

ジェイク「突っ込んで来たらお腹がら空きだよ!」

 

ジェイクの暗器が瓜生さんにヒットしました!

 

瓜生「時短したいからな・・・!わざと受けたんだよ!」

 

そう言って瓜生さんは全力の蹴りをジェイクの腹に叩き込みました!

 

アハト「やった・・・?」

 

アハト、それフラグですよ!

 

ジェイク「金髪の子の思ってる通りだよ・・・」

 

やっぱり・・・

 

瓜生「アホンダラ。飛ぶ所まで読み切ってるんだよ。」

 

ジェイク「あ?やば・・・!」

 

なんと瓜生さんは瞬時に窓の方向に蹴りを放っていたんです!

 

ジェイク「うおっとおおぉぉ!やっちまったぁ!」

 

瓜生「女とパン屋に来いこの野郎!」

 

そうしてジェイクは窓を突き破って去っていきました。

 

フィーア「瓜生さん凄すぎですよ・・・」

 

アハト「判断力高すぎでしょ・・・」

 

やっぱり戦闘経験が凄すぎですよ・・・

そうして父親の悪行もユカがリークして今回の事件は幕を閉じました・・・

 

side瓜生

そして一週間後美雪ちゃんは妖精王が経営している会社に就職することになった。

 

カリン「サービスだじょ。」

 

瓜生「スパルタだろうけど頑張れ!」

 

美雪「はい、ありがとうございます!」

 

そうして美雪ちゃんは去ったのだが・・・

 

瓜生「おい・・・ジェイク、それって・・・」

 

フィーア「きゃー!かわいい!」

 

言ってた女って子供かよ・・・!

 

アハト「何でそんなことになってるの?」

 

ユカ「異様に似合ってますね・・・」

 

ジェイク「マジで話すと長いんだ・・・」

 

女の子「拾われてあげたの。」

 

ベタ過ぎるだろ・・・聞いてみると結構壮絶な話だった・・・

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