妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
あー・・・金がねぇ・・・
依頼料があるまで我慢だな・・・そう思っていると・・・
カゲチヨ「あの人財布を・・・落としましたよ!」
金には困ってるけどそこまでじゃないので俺は財布を持ち主に届けた。
持ち主の男性「ありがとう、お礼をしなくちゃね。」
ま、マジか・・・財布重たかったし服も豪華そうだしかなり入ってそうだな・・・
俺は期待したのだが・・・
男性「はい、」
なんと渡されたのは宝くじだった・・・
sideヒサメ
カレコレ屋にいたカゲがなんか落ち込んでいたので話しかけると・・・
カゲチヨ「実はよ・・・」
財布を持ち主に渡したことを話してくれた。
ヒサメ「で、お礼で渡されたのがその宝くじってこと?」
カゲチヨ「そうだよ!こんなの当たるわけねぇだろ!紙屑押し付けられたぜ!」
ゴミクズだなお前・・・
カゲチヨ「500円の方がまだましだろ・・・」
ヒサメ「当たれば二億円だよ?」
カゲチヨ「落雷に当たる確率のものに夢見てもしょうがないだろ・・・」
まぁ、そうなんだろうけどさ・・・
シディ「二人ともどうしたんだ?」
カンナ「お、カゲチヨ宝くじ買ったの?」
フィーア「大層なギャンブルしてますね。」
三人とも・・・
カゲチヨ「シディ!実はいい話があるんだ。お爺さんを助けて手に入れた幸運の宝くじだから500円で買わない?」
お金がないと人はここまで・・・
フィーア「シディさん騙されちゃだめですよ。金欠男のたわごとです。」
シディ「だが、買わなければ当たらないのもまた事実・・・500円で夢を買えるなら安いものだな。」
カンナ「ある意味シディが一番金持ちの人間に近いかもね・・・」
確かにセリフがお金持ってそうな人のセリフだ・・・
カゲチヨ「・・・え!」
カゲ?スマホ見てどうしたの?
カゲチヨ「やっぱり一万円払うから返してくれないか?」
シディ「どうしたんだ?」
カンナ「あー!このくじの番号当たってる!」
なるほどね・・・
カゲチヨ「頼む・・・譲ってくれよ・・・」
シディが優しいからって流石に・・・
シディ「いいぞ。」
ヒサメ・フィーア「え?」
シディ「もともとカゲチヨの物だしお爺さんを助けてもらったんだろ?」
カゲチヨ「大切に使うよ!」
sideフィーア
そうして数日後・・・
ヒサメ「ちょっと!何なのこれ!」
カレコレ屋が段ボールの山で埋もれてました・・・
シディ「その声はヒサメか!」
シディさん!段ボールに隠れて見えませんでした・・・
フィーア「数日前のセリフはどこへやらってくらい散財してますね・・・」
カンナ「全く・・・ネットで注文するのは良いけどせめて自分の部屋にしてよ!」
整理大変そうですね・・・
カゲチヨ「S字フックとか300個くらい買っちゃったんだよね・・・」
便利だけどそんなにいりますか?
しかもまたいなくなったと思ったら・・・
カゲチヨ「ふぅ・・・極楽だ・・・」
ヒサメ「何してるの!?」
カンナ「札束風呂っていくら憧れてるからって・・・」
フィーア「あれはシディさんみたいなダンディな人がやるから似合うんですよ。カゲチヨには似合いません。」
カゲチヨ「ひでぇ!?」
っていうか・・・
フィーア「上半身裸ですけどもしかして下半身も・・・」
カゲチヨ「・・・」
ヒサメ「ふざけんな!」
ヒサメちゃんには刺激強いですし・・・
フィーア「そのお金で店で買い物するのは辞めた方がいいですよ・・・」
カゲチヨ「おう・・・」
sideカンナ
カゲチヨ「無限にあったお金がもうほとんどない・・・」
見事にフラグを回収したね・・・
ヒサメ「だらしなく使ってるから・・・」
カゲチヨ「違うんだよ、宝くじが当たるとどんどん知り合いが増えてツボや結婚詐欺や土地の権利も買わされそうになったんだよ・・・」
まぁ、それも世の中の一部だしね・・・
カゲチヨ「もう疲れたよ・・・金なんてあるからいけないんだ・・・妖精王にそんなに不安ならって進められてちょっと会社の株買ったけどあれだって配当払われるかわからねぇしさ・・・」
そうなんだ・・・
フィーア「でも何でこんなに半端に残してるんですか?」
カゲチヨ「それは・・・」
sideヒサメ
何とカゲが牛丼奢ってくれたの!
カゲチヨ「他の混血の皆も誘えれば良かったんだけどな。」
シディ「だがいつも通り食事できるもの俺は嬉しいぞ。」
ヒサメ「ありがとう、カゲ。」
カンナ「卵のついてるしいいと思うよ。」
フィーア「またお金があったらお願いします。」
カゲチヨ「そんなのそうそう起こらねーよ・・・」
そう言っていたが妖精王の会社の事業がまた成功…配当としてお金がカゲチヨの口座に振り込まれておりまたカゲがツボや結婚詐欺にあいかけながらも混血全員にご飯を奢ることになることになるとはまだ誰も思わなかった・・・