妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日の依頼人はとある店の店長だった・・・
シディ「とあるスタッフがストーカーされていて困っているということだったな。」
店長「はい。」
カゲチヨ「今日はそのスタッフの出勤日だから警護と確保をしたいってことっすね。」
店長「はい、お願いします!」
男手が必要ということでゼクスとハツキにも来てもらった。
ゼクス「どんな店か聞いてないんだが・・・」
ハツキ「カゲチヨさんも聞いてないんですよね?」
あぁ・・・どんな店だが・・・ってはぁ!?
カゲチヨ「女装メイド喫茶!?」
なんと女装したメイド姿の店長が説明してくれたのだ・・・
店長「すみません、伝え忘れてて・・・」
シディ「喫茶店は喫茶店じゃないか。困っている人は放っておけない。」
まぁ、そうだよな・・・
ゼクス「それで被害を受けているのはどの子なんだ?」
スタッフ「よろしくお願いします。」
ハツキ「凄いですね・・・女性にしか見えません。」
確かにそうだな・・・
店長「例のお客様を捕まえるために四人にもスタッフとして女装していただきたいのですが・・・」
無理無理!
ハツキ「カゲチヨ、腹をくくるしかないですよ・・・ここに女性がいたら不自然です。」
カゲチヨ「あれだけ可愛いスタッフがいればバレないと思うが・・・わかった・・・」
というわけで俺たちは着替えた・・・
カゲチヨ「終わりました・・・」
店長「四人とも素晴らしいです!カゲチヨさんは体型からして似合うと思ってましたが化粧をしたらさらに磨きがかかっています!」
スタッフ「ハツキさんの衣装も黒の着物にメイドエプロンと昔の喫茶店のようで最高ですよ!」
店長「ゼクスさんとシディさんも筋肉質な体格がまさに女装という感じで萌えます!」
シディ「燃えるのか?気をつけよう・・・」
ゼクス「多分そっちの方じゃないと思うぞ・・・」
被害を受けてるスタッフから説明を受けて俺たちは業務についた・・・
sideゼクス
ゼクス「美味しくな~れ、萌え萌えキュン。」
お客「クールに言ってる姿・・・最高・・・」
はぁ・・・以外にも男が多くて驚いたな。
カゲチヨ「萌え萌えきゅん・・・」
カゲチヨも恥ずかしがりながらも頑張っているな・・・
しかも人気になってるし。
カンナ「あれ~?ゼクス君じゃん。何でいるの?」
カゲチヨ「ヒサ!?何でここに!?」
ハツキ「おかえりなさいませお嬢様。」
ヤヨイ「すっかり女性になってますね・・・」
ミナヅキ「ん・・・違和感なさすぎて怖い・・・」
フィーア「シディさんのメイド・・・最高以外の何者でもないですね・・・」
まさか女性陣集合とはな・・・
カンナ「ゼクス君!チェキ撮ろうか!」
ゼクス「注文するなら席についてくれ・・・」
フィーア「シディさん・・・オレンジじゅーちゅに萌え萌えキュンお願いします!」
シディ「うむ、わかった。」
二人とも馴染むの早いな・・・
ヤヨイ「ハツキは和服似合うのは知ってましたけどまさかここまでとは・・・」
ミナヅキ「カゲチヨも似合ってる・・・」
ヒサメ「一瞬カゲってわからなかったよ。」
カゲチヨ「ま、マジで・・・」
カゲチヨ何かに目覚めてないか?
sideハツキ
そうしていると一人の女性客が来ましたが・・・
女性客「いいからあの子を連れてきて!」
スタッフ「すみません。ご主人さま・・・」
どうやらあの人がストーカーのようですね・・・
スタッフ「離してください!」
女性客「家を突き止めたらまた引っ越したでしょ・・・?どうして逃げるの?」
さて、確保しないとまずいですね・・・
カゲチヨ「バッチリ録音させてもらったぜ。」
シディ「脅迫までしてるとはな・・・」
ゼクス「規約違反で出禁とさせてもらうぞ。」
ハツキ「脅迫用にナイフも持ってますし警察が来るまで結界で閉じ込めさせてもらいますよ。」
女性客「そんな・・・!」
こうしてこの依頼は無事に終わりました・・・
フィーア「全く人に執着するととんでもないことになるんですね。」
シディ以外全員(お前が言うな・・・)
シディ「そうだな・・・」
フィーアさんが加害者が連れて行かれるのを見てこう言ったのを全員で突っ込みました・・・
sideカゲチヨ
店長にはスカウトされて断ったけど女装について調べている・・・
もしかしたら潜入でまた使うかもしれないしな!うん!
カゲチヨ「俺でも似合うか・・・」
数日後
ヤバい・・・服を買って町まで来ちまった・・・
カゲチヨ「歩いてみるか・・・」
やっぱりいつもの俺じゃないみたいだな・・・
今なら何でもできる気がする!
店で注文すれば女装とバレていないのか店員に笑顔で接客してもらえるし・・・
男「ねぇねぇ、そこのお姉さん。お茶いかない?」
ナンパにもあった!
カゲチヨ「えぇっと・・・大事な用事があるんです・・・本当にごめんなさい。」
すげぇ・・・店の経験も生きてるし凄すぎだろ!
男性「待った・・・?」
しまった・・・また次のナンパ・・・しかも用事に合わせてる・・・
マチャソ「待て!貴様ら!」
アサヲ「やめるんだ!」
ルイ「女性の嫌がることはしてはいけないよ。」
チダイ「成敗してくれる・・・!」
お前らなんで・・・そうか!手に持ってるラノベ・・・!女の子を助けて恋が始まるストーリーの・・・ワンチャンあると思ってるのか!?
男性「めんどくさいな・・・」
男は去っていったけど・・・
アサヲ「だだだ・・・大丈夫ですか?」
ルイ「もも・・・もう大丈夫ですよ・・・お姉さん・・・」
チダイ「貴殿のような。そのおなごが・・・一人で歩くのは危険・・・」
お前ら震えすぎだろ!正体は俺だ!しっかりしろ!!
バレる前に逃げよう・・・
店長「あれ?カゲチヨさん?その服自前ですか?」
店長!?
店長「凄く似合ってますよ働きましょう!」
間が悪すぎだろ・・・
アサヲ「カゲチヨだと・・・」
カゲチヨ「わ、わりぃ・・・」
ルイ「僕の純情をもてあそんだな~」
チダイ「我も・・・恋の予感を覚えてたのに・・・」
マチャソ「燃え尽きたぞ・・・」
だからごめんって!
店長「そういえばハツキさんも着物を着て遊んでましたよ?」
女性「キャー!何あの美人!」
男性「おい・・・口説いて来いって・・・!」
男性「無理だよ・・・どこかの名家かもしれないだろ?」
マジかよ・・・
アサヲ「あの人男でもモテそうなのに女装したら同性にもモテるのかよ・・・」
チダイ「この世はどうかしてるな・・・」
完全に目覚めてるじゃねーか!ヤヨイたち苦労しそうだな・・・