妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

478 / 913
ヤンキーになるとどうなるのか?

sideヒサメ

 

自警団メンバー「お前ら―!行くぞー!」

 

「うおおおお!」

 

私は男装してこのヤンキーと町の自警団の抗争に巻き込まれていた・・・なんでこうなったのかというと数時間前にさかのぼる必要がある・・・

 

ー病院ー

 

ヒサメ「す、すみませんでした!車に轢かれそうになったのをかばってもらってこんな骨折を・・」

 

総長「気にしないでください。」

 

メンバー「総長~!!」

 

そう、私は車に轢かれそうになったのを総長さんに庇ってもらったんだけどそのせいで怪我をしてしまったの・・・

 

総長「俺たちは地域の安全を守る活動をしてるんですよ。妖精王さんにも援助されてて舐められないようにしてるとこっちもヤンキーみたいになってしまうんですよ。」

 

そうなんだ・・・確かに森の自警団の皆も怖い感じの人が多いから何も言えない・・・

 

総長「それにヒサメさんが車に轢かれそうになったのもその悪さをするヤンキーのせいなんです。」

 

危険な人たちなんだ・・・

 

メンバー「うぅ・・・総長なしで今日の抗争どうすればいいんすか・・・」

 

抗争!?

 

総長「話をつけるにはこういう形しかなくて・・・」

 

うぅ・・・

 

ヒサメ「あの・・・」

 

というわけで男装して参加しているのだ・・・

 

メンバー「ヒサトさん!やっちゃってください!」

 

ヒサメ「う・・・おう!」

 

取りあえず氷の能力で・・・

 

ヤンキー「うわっ!地面が凍ってる!」

 

ヤンキー「覚えてろよ!」

 

あっさり引き下がった・・・

 

メンバー「すげー!兄貴!めっちゃカッコいいです!」

 

メンバー「氷上のヒサトって感じだよな!」

 

なんか変な異名をつけられた!

 

メンバー「明日もお願いします!」

 

今日だけだよ!?そう言ったんだけど・・・

 

ー翌日ー

 

今日も来させられた・・・しかも・・・

 

ヒサメ「なんかメンバー増えてない?」

 

メンバー「ヒサトさんに憧れて入った奴が殺到してるんです!」

 

大変なことになってきた・・・

 

今日はゴミ拾いだったから助かった・・・

 

メンバー「総長代理!ゴミ拾い終わりました!」

 

いつの間にか代理になってる・・・まぁ動けない間ならいいか・・・

 

メンバー「ゴミ拾いは集まり悪いのに代理が参加してるので結構集まってるんですよ!」

 

そうなんだ・・・

 

メンバー「この勢いでメンバーが増えれば神速の金髪女も仲間にできるかもしれません!」

 

神速の金髪女?

 

メンバー「この町の伝説ですよ!ヤンキーが悪さしてると連れの角の生えた金髪の男とメガネをかけた黒髪を引き連れどんな大人数でもとんでもないスピードで倒して悪さを止めるとんでもない女がいるんですよ!」

 

それって・・・いや、ただの噂話だし違うよね・・・

そうしてゴミ拾いを終えて歩いていると・・・

 

ヤンキー「いいから金出せよ!」

 

「ひぃ~!」

 

ヤンキー「痛い目に逢わないとわかんねぇのか?」

 

ヒサメ「おい!お前らやめろ!」

 

ヤンキー「お、お前・・・自警団の氷上のヒサト!」

 

名前がもう伝わってる・・・

 

ヤンキー「くそっ!逃げろ!」

 

そうしてヤンキーがは去っていった・・・

 

ヒサメ「怪我はないか・・・」

 

カゲチヨ「カッコいい・・・!」

 

カツアゲの被害者ってカゲなの!?絶対馬鹿にされる・・・

 

ヒサメ「じゃあな・・・」

 

バレないように男らしく去ることにした・・・

 

sideカンナ

 

アーシはミキとノリコの二人とSNSで噂の氷上のヒサトについて話していた。

 

カンナ「カッコいいけど謎に包まれてる男・・・解き明かしたいよね!」

 

ミキ「イケメンすぎるよ!」

 

ノリコ「自警団なのか?慈善活動してるみたいだし結構よさげだな。」

 

ヒサメ「ぶぶ~!」

 

どうしたのヒサメちゃん?

 

ヒサメ「ごめんごめん・・・」

 

カゲチヨ「俺もその人気になってるんだよ!その人さ!助けてもらったし動画にしたら自警団の活動を世に広められるしバズるしWIN-WINの関係で接近できると思うんだよ!」

 

それいいアイデアじゃん!

 

カンナ「あれ?そういえばフィーアちゃんは?」

 

カゲチヨ「またサトウとスズキとヤンキー退治してて休みだってよ。それで成績良いから羨ましいぜ・・・」

 

そうなんだ・・・

 

sideフィーア

私はカツアゲしていたヤンキーたちをサトウとスズキと一緒に倒していました・・・

 

フィーア「貴方たちでいうカタギ?に手を出したらダメじゃないですか?心の弱さが体に出てるんですよ・・・」

 

ヤンキー「ひぃぃぃ・・・!氷上のヒサトと同じくらい強い・・・」

 

氷上のヒサト?

 

サトウ「誰だ?」

 

ヤンキーの話によると突然敵対してる自警団に現れて抗争や慈善活動で破竹の勢いで名を広めている男らしいです・・・

 

フィーア「良いですね。最近腕の立つ異宙人のヤンキーも人間のヤンキーもいなくて暇だったんです。その人に会ってみましょう。」

 

サトウ「楽しみだな!」

 

スズキ「ったくこの喧嘩バカどもが・・・」

 

ヤンキー「あのー・・・俺たちも仲間に入れて欲しいんですが・・・」

 

フィーア「だったら仁義のある行動を心掛けられますか?」

 

ヤンキー「あ、あぁ!アンタの強さに惚れた!だから氷上のヒサトと戦ってるところを見せてくれ!」

 

さて・・・近々また抗争みたいですし楽しませてくださいよ?氷上のヒサトさん?

 

sideヒサメ

ー数日後ー

噂が大きくなる前になんとかしないと・・・

 

ヒサメ「あれ・総長さん!大丈夫なんですか?」

 

総長「あぁ、もうバッチリだよ。」

 

良かった・・・これで・・・

 

総長「君にはこれから総長を任せたいんだ!もちろんフォローもするから!」

 

メンバー「なりましょうよ!ヒサトさんのおかげでここまで大きくなれたんですから!」

 

期待のまなざしがまぶしい・・・でも断らなきゃ・・・

 

カゲチヨ「すみません!ここに氷上のヒサトがいるって聞いたんですけど・・・」

 

カゲ!?シディ!?カンナちゃん!?

結局グイグイきたせいで取材を受けることになった・・・

 

カゲチヨ「この間は助けてくれてありがとうございました!」

 

カンナ「SNS通りマジでカッコ良いよ!シディもそう思わない!?」

 

シディ「うぬ、真面目で強いし困っている人を放っておけないしヒサメに似てるな。」

 

シディ・・・鋭い。

その時だった!

 

メンバー「ヒサトさん!大変です!噂の女がヤンキーたちを取り込んでまた戦いを挑んできました!」

 

えぇ!?

 

私たちは士気も十分に戦ったんだけど・・・

 

ヤンキー「おらおら!これが箒掃除で磨かれた手首のスナップを使ったパンチじゃぁ!」

 

メンバー「ぐはっ!」

 

ヤンキー「これがラジオ体操の手伝いで得た柔軟性から繰り出されるキックじゃぁ!」

 

メンバー「ぐっ!」

 

なんか慈善活動で身に着けた体で圧倒してるんですけど!?

 

ヤンキー「フィーアさん!すげぇっす!完全に俺らのペースですよ!」

 

フィーア「当たり前です。くすぶっていたあの頃の貴方たちとは違うんですから。」

 

サトウ「こりゃヒサトって奴が来る前に全滅しちまうかもな!」

 

スズキ「ねみぃから早く終わらせようぜ・・・」

 

やっぱりフィーアちゃんたちだったー!!

 

フィーア「お、ヒサトが現れたので行ってきます!」

 

くっ・・・やっぱり凄いスピード・・・

 

ヒサメ「ぐっ!」

 

私はとっさにガードを固めるけど吹き飛ばされる!

 

ヒサメ「いたた・・・!」

 

もうフィーアちゃんさえ来なければカゲたちの取材で終わらせられる可能性があったのに・・・

 

ヒサメ「もう頭にきた!」

 

私は氷を拳にまとわせてフィーアちゃんを思いっきり殴った!

 

フィーア「なぁあ!」

 

フィーアちゃんにヒットしてフィーアちゃんも吹き飛ぶ!

 

フィーア「最高ですね・・・!私の石頭から血が出るなんて・・・」

 

こっちは全然楽しくないよ・・・!このカツラも邪魔だね!

 

カゲチヨ「ヒサ!?」

 

サトウ「マジかよ!?」

 

カンナ「予想外すぎるよ!」

 

スズキ「マジか・・・」

 

シディ「匂いから何となくとは思っていたぞ。」

 

フィーア「良いじゃないですか!前から思いっきり戦ってみたかったんですよ!チームの命運をかけて勝負と行きましょう!」

 

ヒサメ「せっかく穏便に済ませたかったのに!明日からかわれたらフィーアちゃんのせいなんだからね!」

 

そうして私たちは互いに突っ込んだ!

 

sideフィーア

 

ヒサメ「フィーアちゃん遠距離苦手でしょ!びりびりさせてあげる!」

 

その瞬間電撃が網の様に襲い掛かってきた!

 

フィーア「相変わらず凄い電撃ですね!これ避けられないかもしれません!」

 

数発食らいますね!これ!

 

フィーア「いたたた!痺れてしまいます!」

 

隙間は見つからなかったので一気に突っ込んで電撃の範囲を抜けました!

 

フィーア「回し蹴りです!」

 

ヒサメ「ぐううう!」

 

ヒサメちゃんも頭から血が出ちゃってますね!

 

ヒサメ「だったらこれでどう!」

 

やっぱり電気の加速は早いですね!しかも氷のナイフを作ってます!

 

フィーア「素早さで勝負なんて愚策ですよ!」

 

私は手刀で受け止めます!

 

そこからは互いに二刀流でラッシュを掛けます!

 

フィーア「勝つのは私ですよ!」

 

ヒサメ「肉がそがれそう・・・いててて・・・!」

 

そうしてぶつかり合ってたんですけど・・・

 

ヤンキー「おい・・・!そろそろ止めないとやばくねぇか・・・?」

 

メンバー「メチャクチャ血が流れてるぞ・・・」

 

その時は気付かなかったんですけど私たちは結構血を流してたみたいですね・・・

 

フィーア「サトウ。なんかあなたの金髪が薄暗くなってるんですけど気のせいですか?」

 

ヒサメ「あれ・・・?カンナちゃんいつの間に影分身なんて覚えたの?三人に見えるんだけど?」

 

サトウ「いや!?それヤバい時の奴だよ!」

 

カンナ「二人ともストップ!ストップ!」

 

・・・?

 

フィーア「何・・・?前が見えませんね・・・電気をつけないと・・・」

 

ヒサメ「フィーアちゃん・・・どこ行ったの・・・ぐほ・・・」

 

ヒサメちゃんの声を聞いたときには私たちは倒れていました・・・

 

sideカゲチヨ

 

カゲチヨ「まさか・・・ヒサトがヒサだったとは・・・っていうかもう大丈夫なのか?」

 

ヒサメ「うん!ばっちり!ところでカゲ、血液パック持ってたりしない?」

 

顔に包帯まいてるしバッチリ貧血じゃねぇか!

 

カンナ「ヒサメちゃんがあんなにマジになるなんて珍しかったね。」

 

ヒサメ「だってフィーアちゃんが来て頭に血が上ったんだもん・・・」

 

そうして学校に着くと・・・

 

メンバー「おはようございます!総長!」

 

ヒサメ「えぇえ!?」

 

自警団のメンバーたちがいた・・・

 

ヒサメ「私総長になるなんて言ってないんだけど!?」

 

メンバー「え?でもフィーアさんがヒサメさんはきっとなるって・・・」

 

フィーア「また戦ってくださいよ。お願いします。」包帯まいてる。

 

ヒサメ「フィーアちゃん・・・!?」

 

カンナ「ちょ!二人を止めて!」

 

今戦ったら確実に死ぬぞ!

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。