妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺たちはクリスマスイブに北極圏のとある場所を歩いていた・・・
カゲチヨ「さみ~・・・・!皆何でこんなところを歩いてるんだよ。」
防寒具着てても寒いぞ・・・
ヒサメ「カゲ聞いてなかったの?今日はサンタさんにトッププレデターの事を聞こうって言ったじゃん。」
まずはそこが理解できねぇんだよ・・・
カンナ「カゲチヨ。サンタさんをあんまり舐めちゃダメだよ?たった一人でプレゼントを世界中に配るんだよ?その行動力と身体能力、そして何年も語り継がれてることからその不死性はカゲチヨの不死やシディの体力を遥かに上回ってるんだよ?」
フィーア「それに今回の目的である情報能力も世界中の子供たちからの願いを間違うことなく聞き取るその情報網と事務処理能力は私の合理性とヒサメちゃんのハッキング能力を上回っていると思わないですか?」
確かに二人の言う通りなんだけどよ・・・
ヒサメ「それにサンタさんの資金力は世界中の子供たちにプレゼントを配れるんだよ?並大抵のものじゃないでしょ?」
シディ「俺は例えサンタさんがトッププレデターの事を知らなくても会えるというだけでワクワクするぞ!」
シディは今だにサンタを信じてるもんな・・・
そうして歩いていると・・・
ヒサメ「あ!家があったよ!」
確かに煙突のついたロッジ風の家があった・・・
カゲチヨ「マジであったよ。」
シディ「手作りのクッキーを持ってきたが喜んでくれるだろうか・・・」
作ってきたのかよ!
カンナ「さーて中の様子はどうなってるのかな~!」
フィーア「気づかれずに行ってサンタさんをびっくりさせましょう!」
カゲチヨ「恐れ多すぎるだろ!」
?「やめた方がいいと思うぞ?」
カゲチヨ「全くだ、大体違ったらどうするんだよ・・・」
?「大体サンタの家に何のようなの?」
カゲチヨ「事情があってサンタさんの情報網を頼りたくてって・・・」
四人「んー!んー!」
もう小さなサンタに捕まってるー!!
ってことは目の前にいるお爺さんは・・・
カゲチヨ「ぎゃー!!」
sideカンナ
サンタ「いやー!まさかクリスの知り合いとはのう!すまんすまん!」
家で訳を話したアーシたちはなんとか解放された・・・っていうかお父さんサンタさんにも護衛の妖精つけてたんだ・・・
サンタ「近頃はサンタを捕まえて大金持ちになろうとする奴らがいるからクリスと同盟を結ばなくちゃいけなくて困るわい。」
フィーア「大変ですね・・・」
シディ「俺は貴方に憧れていたんだ。これは手土産です。」
サンタ「おー!美味しそうなクッキーじゃ!ありがたくいただくとするかのう!」
やっぱり好きなんだクッキー!
サンタ「すまんがトッププレデターとバルボアのことはクリスが知っていること以外知らない状況なんじゃ・・・力になれなくてすまんのう・・・」
カゲチヨ「いえ、サンタさんも力を貸してるってだけでありがたいっす・・・」
サンタ「そうじゃ、クリスマスイブじゃしお詫びと言っては何じゃがサンタの仕事を手伝ってみるかの?」
え!?
シディ「良いのか!?」
フィーア「シディさんの眼がキラキラしてる・・・」
サンタ「あぁ、そりにプレゼントを積んでくれるか?」
そうしてそりに荷物を積むことになりました・・・
カゲチヨ「こうして本物の空飛ぶそりを見るとなんかドキドキするな・・・」
カゲチヨもすっかり童心に帰ってるしこんな依頼も悪くないよね・・・
ヒサメ「でも。世界中って言う割にはプレゼント少ないね・・・」
フィーア「これなら早めに準備はできそうですけどね。」
こうしてアーシたちはそりに荷物を積み終わったので・・・
サンタ「トナカイの準備もできたしいざ出発!」
sideヒサメ
そうしてサンタさんの仕事を体験したんだけどほんとに凄かったな・・・
まずは隠密性、警察官に職質されることなく素早く家に入って枕や靴下にプレゼントを入れていた。
カゲは何回も職質されてフィーアちゃんは寝ている子供たちにほっぺをすりすりしようとしてたし・・・
私もおなかがすいて家の食べ物食べちゃいそうだったしね・・・
それに煙突に入るのも音をたてちゃいけないから体格の大きいシディは苦労していた。
カンナちゃんは割とうまくやれてたけど・・・そうしてそりで上空を飛んでいるとき・・・
カンナ「あれ?ここは配らないの?」
カンナちゃんの言う通りここだけ素通り?
サンタ「あぁ・・・この地域の子供たちからはプレゼントをお願いされてないからのう・・・」
シディ「お願いしなければ届けないのか・・・」
サンタ「ルールじゃからな・・・あの子たちは大人たちの勝手な都合に付き合わされて子供らしい夢も描けない・・・当然サンタを信じてはいない・・・昔はそりを100以上ひっかけてプレゼントを配っていた・・・」
カゲチヨ「だからプレゼントが少なかったのか・・・」
サンタ「あまりそうなってはいないが大人たちがサンタになるべきと儂は考えている・・・お前たちは夢と希望を届けられる大人になってくれ。」
はい・・・
そうして私たちは帰ってきた。
サンタ「いやー!助かったわい、礼を言おう。そうじゃお前たちからもプレゼントを頼まれていたのう。」
そう言って私たちはサンタさんにプレゼントをもらった。
ヒサメ「はい、カゲ。これ高くて買えなくて結局サンタさんに頼んじゃったけど最新のパーカー・・・日光を防ぐ他にも涼しくなるようにエアコン付きなんだよ。」
カゲチヨ「うお!すげー!俺にか?」
う、うん・・・
カゲチヨ「実は俺も高級な牛肉頼んでたんだよ・・・偶に勝手に料理食べて怒らせるしお詫び・・・」
やったー!ありがとう!
フィーア「これシディさんにどうぞ。騒音の気にならない耳当てです。音を完全にシャットアウトして安眠できますよ。」
シディ「おぉ!ありがとう!俺もフィーアに異宙産のハンドグリップだ。」
シディはフィーアちゃんに握力を鍛えるグッズ、フィーアちゃんは耳当てをプレゼントした・・・
カンナ「アーシは皆にお揃いの手袋買ったんだ!」
お揃い・・・凄く嬉しいよ!
サンタ「ほっほっほ!仲が良くて良いのう!」
はい!自慢の仲間です!