妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は教育実習の先生が来るらしい・・・
ヒサメ「噂で聞いたんだけどすっごくイケメンなんだって!!」
カゲチヨ「で?」
カンナ「見に行こうって話だよ。」
カゲチヨ「俺のどこをどう見ればイケメンの新任教師に興味あるように見えるんだよ?」
フィーア「新しい先生なんですから顔と名前くらい覚えないとクラス内で気まずくなりますよ。」
ぐっ!それはそうだな・・・
見に行くと・・・
女子生徒「ヘクト先生って言うんですか!?」
女子生徒「名前もカッコいいし空手部の顧問になるんだって!」
やっぱもてもてだな・・・
ヘクト「君!?名前は?」
なんかいきなりヒサのこと掴んだぞ!?
ヒサメ「えっと・・・ヒサメです。」
カンナ「先生いきなり触ったらセクハラと勘違いされますよ~!」
ヘクト「あぁ・・・すみません知人に似てたもので・・・すみません。」
ヒサメ「大丈夫です。」
なんか変な先生だったな・・・
sideヒサメ
授業が終わって皆用事があってすぐに帰ってしまったので自習してから私は帰りのしてたんだけど・・・
教師「ヒサメー、ヘクト先生が道場で呼んでたぞー」
ヒサメ「はい・・・わかりました。」
そうして道場に行ってみると・・・
ヒサメ「なっ!」
なんと目を隠した四腕の異宙人・・・ヘカトンケイルがいた!
ヒサメ「先生はどこ!?」
ヘクト(私に可能性を示してください!)
けれどヘカトンケイルは質問には答えず笑って拳を繰り出してきた!
ヒサメ「ぐっ!」
とっさに拳が振り下ろされるところに氷の壁を作ったけど衝撃が貫通してる!
ヘクト「ははっ!」
バトルジャンキー特有の笑い…バトルジャンキーはフィーアちゃんだけでいいのに勘弁してよ!
ヒサメ「喋らないなら尋問してでも聞くよ!」
私は道場の周りにあったダンベルを重りと棒に分けて電磁加速で発射した!
ヘクト「ぐううう!」
流石に光速でくる鉄の塊はガードしてても効いたみたい!吹っ飛んで壁に衝突する!
ヘクト(攻撃が終わってから気の抜けやすいタイミングでの攻撃・・・能力の応用もできてるのは流石妖精王の指導といったところでしょうか・・・聖女の中で最もセンスがありそうでしたからねぇ・・・!)
ヘクト「きゃははは!」
全く腕赤くなってるのに突っ込んでくるなんて狂気孕んでるにもほどがあるよ!
ヒサメ「だったら受けて立ってあげる!」
私は高速戦闘用に氷の刀にダンベルの重りの鉄を粉にして纏わせて固める!
キンっ!ガンッ!ギョン!
近接戦であたりから火花が散るけど流石はヘカトンケイルの拳!刃物と同じレベルの子の武器と互角に打ち合っている!
ヘクト「くっくっ・・・」
ヘラヘラ笑ってさぁ・・・!
ヒサメ「こっちはヘクト先生に呼ばれてきたのにいきなりあなたが襲ってきてちょっとイラついてるの・・・!本当にヘクト先生はどこ!」
ヘクト「面白い・・・!」
そういうとまた突っ込んできた!そう・・・話を聞かない上に私の身近な人を傷つけたのならもう仕方ないよね・・・!
私は自分でも気づかないうちに恐怖を忘れて覚えのない黒い感情を抱いていた・・・
sideカンナ
ーとある日リサイクルショップにてー
ヨ―メイ「やっぱりフィーアさんは強すぎですよ・・・シディさん以外叶う人なんていないんじゃないですか?」
フィーア「いえ、私なんてヒサメちゃんに比べたらまだ劣りますね。」
ヨ―メイ「え?そうなんですか?いつも押してるのでそうかと思ってました・・・」
分かってないな・・・
カンナ「ヒサメちゃんって恐怖が殺意で満たされたて開花したら戦闘の天才だよ!怖いよね~!」
ヨ―メイ「そんな軽い感じで言われても・・・」
sideヒサメ
私の心が黒い感情で満たされると見えている風景が変わった・・・
ヘクト「とーどーめー・・・」
なんか・・・急にゆっくりになった?
しかも視野が極端に広くなったの・・・攻撃するとき残りの三本は隙があってガードされてない・・・ブレザーでいきなり視界を塞げば蹴りを入れられる。
その瞬間私は動いていた・・・
ヘクト「ぶわっ!?」
アイツの戦闘勘は異常だ。ステップを踏めないように氷で足を固めた後・・・
ヘクト「ごおおお!?」
つま先を氷の刃でとがらせて砂鉄を固めた特製の刃物でアイツの腹を蹴りぬいた!
ヘクト(質問を無視したら急に殺意が出て動きが変わった!面白すぎる!)
今度は腕を複数使ってきた・・・でも
ヒサメ「根本的にもう読めてる・・・」
私は一本は分厚くした氷の障壁で受け止め残りは振り下ろされる前に砂鉄を固めたワイヤーで動きを止めて氷の弾丸を発射した!
ヘクト「くっ!」
流石バトルジャンキー・・・経験で躱したけど・・・
ヒサメ「狙いは振った首を逆方向の足だよ・・・」
ヘクト「ぎゃぁああ!」
もう少しで殺せる・・・その瞬間だった!
シディ「ふっ!ヒサメ無事か?」
シディが来てくれた・・・そうだ、バッチ持って行ってたんだ・・・でもなんかがっかりしてる自分もいる・・・
ヘクト(この男はそそられない・・・決着は持ち越しにしましょう!)
ヘクト「ひゃは!」
奴は道場の畳を数枚ひっくり返して視界を塞ぎ逃げてしまった・・・
ヒサメ「逃がすわけない・・・!」
シディ「ヒサメ待て!今のヒサメは何か変だぞ。」
ヒサメ「!?ごめん、冷静じゃなかったかも・・・」
でもあの時のスローモーションの動きは冷静じゃなきゃできない動きだったような・・・なんで出来たんだろ・・・
その後ヘクト先生は体育館の倉庫で気を失っていたのをシディが見つけてくれた・・・