妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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刑事の憂鬱

side花水木

俺は警視庁捜査一課の花水木、今連続強盗団の一人を追いかけて張り込みのためにラーメン屋をしている・・・

 

花水木「黒沼め・・・やたら警戒してやがるな。」

 

勘づいたか・・・?いやいやそんなはずない。

この変装は完璧なはず・・・

 

ヒサメ「皆!ここだよ!私が見つけた穴場のラーメン屋!」

 

カンナ「確かにこういう屋台のラーメンって無性に食べたくなるよね・・・」

 

フィーア「でもなんか忙しそうですよ?出直した方が良いんじゃないですか?」

 

やばい!そういえばこの前も変装してるときに青髪の女の子が腹すかしながらラーメン頼んできたから作ったんだった・・・まさか友人に勧めるほど気に入るとは・・・

 

黒沼「・・・」

 

マズイ・・・怪しまれてるな。下手に騒ぎを起こしたらめんどくさそうな見た目の奴ら(カゲチヨとヨ―メイのこと)もいるし・・・ここはラーメン屋のふりのためにも作るか!

 

花水木「はいよ!豚骨ラーメン。」

 

ヨ―メイ「カゲチヨさん・・・久しぶりの庶民的な物に私涙が出そうです・・・」

 

この女なんでこんなに感動してるんだ?

 

カゲチヨ「この間ユカとのデートで高級なイタリアンごちそうになったんだろ?」

 

ヨ―メイ「雰囲気に飲まれて全く味わえませんでした・・・やっぱりこういう庶民的なものが一番なんですよ!」

 

まぁ、漫画とかであるよなそういうの・・・っていうかこの女どんだけ金持ちの男に好かれてるんだ?(女です。)

 

シディ「それにしてもこのラーメンは美味しいな!」

 

フィーア「良い出汁で出ますね。」

 

カンナ「食べログにあげても良いですか?」

 

そ、それは・・・

 

花水木「あんまり注目浴びるのはちょっと・・・・」

 

俺はとっさの言葉が出ずにこう言ってしまう・・・

 

カゲチヨ「なんか人に注目あびたらまずい理由でもあるんすか?」

 

ヨ―メイ「もしかして別の目的でここにいるとか?」

 

ヒサメ「この店主が向こうのアパートを張り込んでるとか?」

 

ヤバい・・・

 

カゲチヨ「んなわけねーか。美味しいラーメン作れるもんだからつい勝手な妄想しちまった。悪いな。」

 

心臓に悪いぜ全く・・・

その時だった!

 

黒沼「豚骨一つ・・・」

 

まさかの張り込み相手が食べに来た!これはチャンスだ!

 

黒沼「こんなところに屋台とは珍しいな・・・」

 

ヒサメ「本当に美味しいですから驚くと思いますよ。」

 

カンナ「でもSNSとかにあげるのは無しって言う変な店なんですよねー。」

 

黒沼「それはこだわりがあるんだろ?」

 

なんとかごまかせた・・・俺はラーメンを提供する。

 

黒沼「美味しいな。出汁は何を使ってるんだ?」

 

花水木「普通に豚骨と昆布と・・・」

 

シディ「警察手帳があるぞ!」

 

ヨ―メイ「これが隠し味なんですか!?」

 

なぁああ!?鍋に隠してたのを見られた・・・俺の凡ミスだ・・・

 

黒沼「くそっ!」

 

しまった!逃げられる!

 

ヒサメ「まさか本当に刑事だったなんて・・・」

 

カンナ「だったら向こうの橋をすぐに封鎖して!責任を取って私たちが追い込みますから!」

 

何だって!

 

sideフィーア

 

黒沼「はぁはぁ・・・マジで刑事だったとは・・・」

 

フィーア「逃がしませんよ!犯罪者!」

 

黒沼「は、はやっ!ぐほっ!」

 

私はすぐに走って追い付き強烈な蹴りで黒沼を撃退しました!

 

花水木「すげぇ・・・なんて戦闘力だ。」

 

カンナ「カゲチヨ犯人の拘束お願いね。」

 

カゲチヨ「了解だ。」

 

ヒサメ「封鎖も氷や警察官のおかげで完璧だったけどカンナちゃん何で分かったの?」

 

カンナ「そりゃラーメンだけに犯人は橋(箸)で頂きます。」

 

ヨ―メイ「マジですか・・・」

 

凄いあてずっぽうに聞こえるけどこの大きな橋は隣の町に行くルートにすぐに行けるから理にはかなってたんですよね・・・とぼけてはいるけどそれを見越してたんでしょうねカンナちゃん・・・

 

花水木「お前たち助かったぜ。何者なんだ?」

 

シディ「俺たちはカレコレ屋。何でも屋だ。」

 

カゲチヨ「依頼がありましたら相談に乗りますよ?」

 

そう言ってカゲチヨが名刺を渡すのと同時に私たちは去っていきました・・・

 

 

 

 

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