妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
カレコレ屋に依頼を終えて戻ってくるとフィーアが読書をしていた・・・
ヒサメ「フィーアちゃんが読書なんて珍しいね。」
カンナ「雪でも降るんじゃない?」
フィーア「私だって本くらい読みますよ!」
シディ「何を読んでるんだ?」
シディが聞く。
フィーア「不思議の国のアリスの小説です!」
随分とメルヘンチックなもの読んでるな・・・
シディ「どんな本なんだ?」
ヒサメ「かなり独特な世界観の本だよ。アリスっていう少女が白い兎を追いかけて迷い込んだ不思議の国で冒険する話だね。」
カンナ「ルイスキャロルっていう数学者が知人の娘に語って聞かせるための童話だったみたいだね。」
フィーア「アリスが大きくなったり小さくなったり不思議なお茶会に呼ばれたりして面白いんですよ!」
かなり気に入ってるんだな・・・
フィーア「カゲチヨも読んでみませんか?異世界もののライトノベルに似てるからカゲチヨもハマると思いますよ!」
カゲチヨ「凄い進めてくるな・・・まぁ、読んでみるよ。」
sideフィーア
私はカレコレ屋から家に帰る途中でも本を読んでいました。
フィーア「何回読んでも面白いですね!っていたた・・・なんか頭が痛くなってきましたね・・・」
あれ?なんか本が小さくなった気が・・・
フィーア「気のせいですかね・・・道もいつもより遠い気がします・・・」
っていうか建物も小さくなった気がします!
私は急いでカレコレ屋に戻ります!
フィーア「皆さん!」
カゲチヨ「どうしたんだよそんなに慌てて・・・」
フィーア「なんか変なんです!道が遠くなったり小さくなったりしてるんです!」
シディ「どういうこと何だ?」
なんていえばいいんでしょうか・・・
フィーア「まるであの本の世界にいる感覚なんですよ・・・」
カンナ「もしかして不思議の国のアリス症候群じゃない?」
何ですかそれ?
カンナ「この病気は実際よりも物が大きく見えたり小さく見えたり自分の体が変形したように見えるほかに幻覚症状も出るみたい。童話でアリスが体験したような話だからこう名付けられたんだって。」
ヒサメ「フィーアちゃん病院に行った方が良いんじゃない?」
そうかもしれませんね・・・ってまた頭が痛く・・・
フィーア「あれ・・・ヒサメちゃん大きくなってないですか!?」
ヒサメ「何言ってるの?何も変わってないよ。」
そんなに大きくなってるのに何言ってるんですか!
カゲチヨ「おい、本当に大丈夫か?」
シディ「俺が連れて行こうか?」
ぎゃあぁあ!カゲチヨとシディさんまで!
フィーア「いやああああ!」
カンナ「ちょっと!むやみに動かない方が・・・」
カンナちゃんも大きくなってるし外に出なかったら押しつぶされるところでした・・・
フィーア「しかし病気って・・・これって治るんですか!?」
私が不安になっていると・・・
フィーア「風船?」
アリス「それは私のよ?」
え!?アリスが何でここに・・・
アリス「お茶会に来ない?」
招待状を渡されました・・・まぁ、お茶を飲んで落ち着きましょう・・・
私は指定された場所に行くとそこはあの本と同じでお茶会が催されてしました・・・
アリス「素敵なものにしましょうね。クッキーも用意したし楽しみましょう。」
まぁ悪くないですね・・・本当に本の世界に来たみたいです・・・
アリス「さぁ、365杯目のお茶をどうぞ・・・」
もう飲めませんよ・・・
フィーア「もうやめてください・・・苦しくなってきました・・・」
アリス「ふふふふ・・・・・」
なんだか意識があいまいに・・・
sideカゲチヨ
フィーア「あれ・・・私は・・・」
やっと目が覚めたのか!
ヒサメ「フィーアちゃん良かったよ!道で倒れてるときはもうどうしようかと・・・」
フィーア「倒れてたんですか・・・?」
カンナ「そうそう、ちゃんと如月さんに治療してもらったからもう安心だよ。」
シディ「如月が言うには本に関心を持った時期と同時に発症したから酷い幻覚症状になってしまったらしいぞ。」
全く大変だったんだからな!
カゲチヨ「運んでる最中に暴れるし殴ってくるしで散々だったんだからな。」
フィーア「そうだったんですね・・・ありがとうございます!」
まぁ、無事で良かったけどな。
sideフィーア
今日は頭痛もしないし体調バッチリです!
フィーア「皆さん!心配かけました!」
私はそうしてカレコレ屋に入ったんですけど・・・
ヒサメ「フィーアちゃん!良かった!」
カンナ「お茶でも飲む?」
カゲチヨ「お茶会しようぜ!」
シディ「楽しいぞ!」
ぎゃあー!頭が大きくなってます!
私は全速力で逃げました!
カゲチヨ「驚かせすぎたか・・・?」(被り物)
ヒサメ「あはは・・・」
シディ「でも元気そうで安心したぞ。」
カンナ「しばらくフィーアちゃんお茶飲めないだろうね・・・」