妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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混血高校編 遅刻の言い訳

sideヒサメ

今日は普通に授業のはずなんだけど・・・

 

ヒサメ「全員来てないってどういうこと!?今日休みじゃないよね!」

 

先生の私以外誰も教室にいなかったの!

 

ヒサメ「普通の平日なのにどうして・・・」

 

そうつぶやいたときだった・・・

 

フィーア「おはようございます!」

 

サトウ「一番のりじゃねぇか!」

 

スズキ「やっとついたぜ・・・」

 

フィーアちゃんたち三人がやってきた!

 

ヒサメ「三人とも遅刻だよ!どうして遅れたの?」

 

私は三人に聞きます。

 

フィーア「それは私たち三人でおぼれていた猫を助けてたんです。」

 

そんなよくある言い訳・・・

 

サトウ「でも朝の六時に助けたからそのまま学校に向かったんだよ。」

 

ヒサメ「メチャクチャ早起きだね!?じゃあどうして遅れたの?」

 

スズキ「それが道端で急いでいるときに・・・」

 

回想

 

フィーア「遅刻してしまいますね!」

 

スズキ「ネコなんて助けてるからだろ!」

 

サトウ「かはは!でもこのスピードなら大丈夫だろ!」

 

そしたら曲がり角で・・・

 

ドンっ!

 

スズキ「いてぇ!」

 

フィーア「なんかぶつかりましたけど・・・」

 

サトウ「二人ともシカとぶつかってるぞ!」

 

シカにぶつかってシカが倒れちまったんだよ・・・

 

回想終了

 

ヒサメ「なんで通学路にシカがいたの!?」

 

サトウ「その後熊とかイノシシとかに遭遇しちまってな・・・」

 

無法地帯すぎない!?

 

フィーア「良い狩人は動物に好かれてしまうんでしょうね・・あとおばあさんにもぶつかりそうになったけどそれは三人とも避けたんです。」

 

そこは避けたんだ・・・

 

サトウ「丁度猫を助けて腹が減ってたからぶつかって気絶した動物はジビエにして食ってて遅れちまったんだ!」

 

スズキ「俺は二人に付き合わされてな・・・」

 

登校中にジビエしないでよもう!っていうか食べてみたかった・・・

 

ヒサメ「う、嘘つかないでよね!」

 

フィーア「何で涎たらしてるんですか?」

 

スズキ「嘘じゃねーんだけどな・・・」

 

全くバレバレだよ・・・

その時だった・・・

 

ゼクス「なんとかたどり着いたな・・・」

 

ミナヅキ「うん・・・。」

 

ゼクス君とミナヅキちゃんが来た!

 

ヒサメ「二人とも遅刻だよ!」

 

ゼクス「悪い、学校に向かってる途中におばあさんがいてそれの手助けをしてたんだ。」

 

ありふれた言い訳だね・・・

 

ミナヅキ「でもその途中で老婆たちが世界人口の増加を憂いた組織がプロジェクトノアを執行しようとしてることに気づいて二人で阻止を・・・」

 

何でいきなり中二病みたいな感じになってるの!?

二人が話しているときに・・・

 

ヤヨイ「おはようございます。」

 

ハツキ「遅れてすみません。」

 

二人が遅刻なんて珍しいけど・・・

 

ヤヨイ「実は二人で登校してるときに隕石が降ってきたんです。それを阻止するために結界で防ごうとしたんですけど破壊力が強すぎて学校しか守れなくて荒廃した町を駆け抜けてきたんです。」

 

ゼクス「お前たちも巻き込まれていたのか・・・」

 

ミナヅキ「ごめん、隕石が降ってきたのは私たちのせい、あの時逃がしたから・・・」

 

いや二人の言い訳と繋がってるの!?

 

ヒサメ「皆いい加減な理由ばっかり・・・!ちゃんとしてよ!」

 

フィーア「いや本当なんですよ!っていうかあのおばあさんがそんな計画を立ててたなんて・・・」

 

ゼクス「まぁ、突拍子もなさすぎて信じてくれないか・・・」

 

ヤヨイ「あの時防いでいれば学校にも間に合ったのに・・・すみません・・・」

 

まだその嘘通じると思ってるの!?

私は叱ろうとしたら・・・

 

ズガンっ!

 

天井を突き破って現れたのは・・・

 

シディ「すまん、遅刻してしまった・・・」

 

カンナ「いたた・・・アーシたち生きてる・・・」

 

なんとカンナちゃんとシディだった!

 

ヒサメ「学校の天井を壊さないでよ二人とも!」

 

カンナ「ま、待ってよ!本当にアーシたち命の危機だったんだって!」

 

どういうこと?

 

シディ「うむ、実は・・・」

 

回想

 

sideシディ

 

俺たちは登校途中怪しい老婆たちが魔方陣を囲って儀式をしているのを見かけ阻止しようとしたんだ。

 

老婆「ふふふ・・・まさか計画を阻止しようとする奴らがこんなにいるとはねぇ・・・さっきは三つ目の風を操る男と怪力の黒髪の女と戦ったよ・・・けどそこのケモミミはそれより上の力を秘めているね・・・」

 

カンナ「それってゼクスとミナヅキちゃんのこと!?」

 

老婆「なんとか目くらましで逃げて儀式をここまでづづけたんだ・・・人口増加の憂いはこれで無くなる・・・」

 

シディ「そんなことはさせないぞ!」

 

カンナ「でもアイツ等の呼び出す使い魔のせいで全く近づけないんだよ!?」

 

老婆「そしてもう手遅れだ・・・もうすぐ地球は滅亡する・・・」

 

ゴゴゴゴ・・・!

 

カンナ「ヤバいよ!もう隕石を降らせる陣が完成しちゃったんだ!」

 

だが俺は諦めない!

 

シディ「うおおおおお!」

 

カンナ「あぁもう!やるしかないじゃん!」

 

俺たちは炎を纏った拳を隕石にぶつけた・・・

 

回想終了

 

ヒサメ「地球が手遅れになってるじゃん!」

 

カンナ「でも凄いんだよシディ、隕石を大きな破片にしちゃったんだから!」

 

シディ「いや、結局カンナと力を合わせても粉砕はできず破片が降り注いで町が・・・」

 

ヤヨイ「私たちに降ってきた隕石はその破片だったんですね。」

 

ハツキ「破片でも相当な大きさでしたよ・・・元のデカさはどんなんだったんですか・・・」

 

カンナ「結局アーシたちはぶつかった衝撃を殺し切れなくてさっき来たみたいに天井突き破ってきちゃったんだけどね・・・」

 

ヒサメ「天井裏にいたときから言い訳考えてたんじゃないよね!?」

 

カンナ「本当に死にそうだったんだって!」

 

どうしてそんな滅茶苦茶な言い訳するの!?

 

ヒサメ「皆反省文書いてもらうからね!」

 

カンナ「あんまりだよ・・・」

 

シディ「仕方ないさ。」

 

ゼクス「お前たちの勇姿は俺が忘れない。」

 

ミナヅキ「ん・・・私も。」

 

サトウ「隕石、俺も戦ってみたかったな!」

 

スズキ「いや、シディがいなきゃできないだろ・・・」

 

ヤヨイ「街の復興のための装置考えながらでもいいですか?」

 

ハツキ「それじゃ意味なくないですか?」

 

もう呆れて来たよ・・・

 

カゲチヨ「あー・・・ひどい目にあったぜ・・・」

 

アハト「大丈夫・・・?」

 

ユカ「朝から厄日ですよね。」

 

カゲにアハト君にユカちゃん・・・

 

カゲチヨ「あ、遅刻理由か?実は俺の頭の傷とアハトの顔の痣から話すと長いんだけどよ・・・」

 

良いよ・・・

 

ヒサメ「どうせアハト君がおばあさんにひかれて隕石がカゲの頭に落ちてきて地球が滅亡したって言いたいんでしょ?」

 

ユカ「え?何で知ってるんですか?」

 

え?正解なの?

 

アハト「そうして目が覚めたら一面焼け野原になっててユカに回復してもらってなんとか無事だった学校に登校してきたんだ・・・」

 

ヒサメ「信じられないんだけど!?」

 

カゲチヨ「この学校窓ないからな・・・教室の外見てみろよ。」

 

私が教室の外に出て見ると・・・

 

ヒサメ「えぇぇええええ!」

 

本当に町が荒廃している風景があったの!

 

ヒサメ「本当にシディたちが隕石を砕いてヤヨイちゃんたちが結界で防いだから学校は無事だったんだ・・・」

 

私は教室に戻ってきた・・・

 

カゲチヨ「地球滅亡しちまったし・・・漫画読むか。」

 

フィーア「授業どうしましょうか?」

 

ヤヨイ「あのおばあさんの組織を探し出すまで休みにした方が良いと思うんですけど・・・」

 

カンナ「今更だけど学校が無事なのって奇跡だよね・・・」

 

あははは・・・

 

ヒサメ「道理で皆来ないわけだよね・・・どうすればいいのー!!?」

 

私の悲鳴が空に響いたのでした・・・

 

 

 

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