妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
side山田
俺の名前は山田一郎・・・またの名をファイアーマグナム。
そうあのカレコレ屋に絡んで酷い目に逢っている男だ・・・
しかし今回はカレコレ屋に依頼があってきたのだ・・・
カゲチヨ「で、依頼ってなんなんだ?」
山田「実は・・・好きな人が出来たんだ。」
カンナ「あはははは!!」
ヨ―メイ「貴方どの面で行ってるんですか!」
フィーア「好かれた相手はとんだ迷惑ですね。」
こらー!!笑うな!!
ヒサメ「三人とも笑っちゃダメだよ・・・」
山田「俺は真剣なんだ・・・!この恋を実らせないと・・・38歳だしヤバいんだよ・・・」
カゲチヨ「結構切実だな・・・」
シディ「だが何故俺たちを頼るんだ?」
山田「実はその人は新谷端子って言う俺が通ってる歯医者の受付でな・・・」
初めて会ったときから感じたんだよ・・・運命の人だって。
だから俺はわざと歯を痛めつけて病院に通ったんだ・・・
ヨ―メイ「凄い執念ですね・・・」
そうしてついに・・・
ー回想ー
山田「あの。端子さん!」
新谷「あら、山田一 ローさん。」
山田「いえ、山田一郎です。覚えていてくれたんですね。」
新谷「区切るとこ間違えましたけど。どうしたんですか?」
山田「実はたまたま花束持ってたんで偶然声を掛けたんです。よかったら・・・いかがですか?」
新谷「じゃあ・・・」
パパっ―!
山田「ぐわぁああ!」
新谷「きゃああ!偶然トラックが!?」
ー回想終了ー
それがきっかけで彼女は親しくなったんだ。
カンナ「何で?」
カゲチヨ「っていうか花束渡すの下手すぎだろ・・・」
ー回想ー
新谷「あの・・・いく病院間違ってませんか?」
山田「いえいえ!複雑骨折くらい唾をつけておけば治ります!」
新谷「お強いんですね・・・」
山田「はい!強さだけは負けません!」
新谷「強い人って素敵ですね。」
山田「本当ですか!?」
ー回想終了ー
そこで俺は考えたんだ!
山田「彼女が強い男が好きだというなら正義の味方の理想のパートナーじゃないかってね。」
ヨ―メイ「なるほど、私たちに端子さんの前で戦えってことですね?」
山田「そうなんだよ!そんなのそんなの頼めるのお前たちしかいないんだよ。」
シディ「わかった!バッチリこなして見せよう!」
ヒサメ「通じるかわかんないけどね・・・」
カゲチヨ「ベタ過ぎると思うけどな・・・」
こういうものほどかっこよくやればかかるものさ!レッツゴー!
sideカゲチヨ
俺たちは早速仕事帰りの端子さんに近づき声を掛ける。
カゲチヨ「お嬢さん・・・ちょっといいかな~。」
カンナ「あっちの三毛猫の雄を見つけたの。一緒に写真撮ってツイッターにアップしない?」
新谷「結構です。」
なかなかガードが堅いな・・・
ヨ―メイ「ちょっとお嬢さん待ってくださいよ~!」
ヨ―メイが声を掛けようとすると誰かが来たので山田と思ったのだが・・・
男「おい・・・あの女に何か用か?」
メチャクチャガラの悪そうな男が立っていた・・・
カゲチヨ「え?!いやあのー・・・」
ヨ―メイ「いや?何もないですよよね・・・」
俺とヨ―メイは慌てて答える・・・
男「だったら失せろ!」
ヒサメ「ひい!?」
俺たちは一旦山田の所に戻った。
カンナ「どういうこと!?あんなにガラの悪いのに何で端子さんが狙われてるの!?」
山田「知らないよ!」
フィーア「まずいですよ・・・彼女狙われてます!」
フィーアの言う通り囲まれてるな・・・
カンナ「早く行って助けてきなよ!」
カンナに急かされて山田は変身して突撃する!
男「大人しくきやがれ!」
新谷「嫌よ!」
バシッ!
山田「ひっ!お、折れた!」
角材で殴ったけどアイツ等びくともしてねぇ・・・
男「かゆいな・・・俺の頭に蚊でも止まったか?」
男「いや、ウジ虫ならいるぜ・・・」
山田「早く逃げるんだ!端子さん!」
よし!端子さんは逃がせた!
男「この野郎・・・首をひっこ抜いて生き血をすすってやる!」
ズガっ!バキッ!
シディ「マズイ!助」
けなければ・・・」
カンナ「そうだね、まずはお葬式の手配をしよう。」
ヨ―メイ「違いますよ、火葬場に連絡です。」
フィーア「二人とも違いますよ・・・」
ヒサメ「すぐに行かないと・・・!」
俺たちが向かおうとしたその時だった!
?「およし!」
ズガッ!
男「ぎゃー-!」
颯爽と青いマスクをした女性が男たちを蹴散らした!
男「やはり・・・お前だったのか・・・」
そう言って男たちは逃げていった・・・
山田「あ、貴方は・・・」
山田がそういうと女性は変身を解除した俺たちは驚いた・・・それは・・・
カゲチヨ「端子さん!?」
フィーア「まさかの展開ですね・・・」
フィーアの言う通りメチャクチャ強い姿になれるなんて・・・
山田「端子さん・・・」
新谷「正義の味方、ブルーサンダー、でももう嫌になって辞めてたの。変態って言われるし。」
山田「アイツ等は・・・」
新谷「前に懲らしめた組織の一員よ。それより大丈夫?山田さん。」
山田「はい、ってなんで・・・」
変身してるもんな・・・
新谷「私の名前呼んでたじゃない。」
山田「かっこ悪いな・・・俺・・・」
新谷「そんなことないわ。愛する人のために立ち向かって心が強くて素敵だったわ。」
山田「え!?」
新谷「また、偶然でもいいから花束持ってきて?」
うーん・・・これって・・・
ヨ―メイ「なんかうまく行っちゃいましたね?」
シディ「うむ。めでたいことだ。」
ヒサメ「あの二人結構お似合いじゃない?」
フィーア「結構なレアケースですけどね。」
カンナ「まぁ、からかいがいはありそうだね。」
こうして俺たちは二人を見守るのだった・・・