妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日の依頼人はシディが連れて帰ってきた女の子だった・・・
カゲチヨ「どうしてこんなことに・・・」
シディ「山で拾った。」
シディ!なんか食べ物持ってきた感覚で拾ってくるなよ!?
カンナ「警察に行かないとアーシたちが逮捕される案件じゃ・・・」
カンナの言う通り警察に行こうとしたけど・・・
女の子「いや!警察には・・・行かない。」
女の子に拒否されてしまった・・・
ヒサメ「で、でも警察に行かないってねぇ・・・どうするの?」
女の子「ここに泊めて・・・」
フィーア「どのくらいの期間ですか?」
女の子「ずっと・・・」
カゲチヨ「ここは宿屋じゃねぇぞ!?」
ヒサたちの質問に答えた女子に俺は言う。
シディ「何か事情があるのかもしれん話してくれるか?」
女の子「・・・」
はぁ・・・
カゲチヨ「どーせ俺達なんてこの先お前の人生に関わんねーよ。別に話してもいいんじゃねーの?」
女の子「実は・・・」
そうして話始めたが結構複雑だった・・・
この子は両親が大好きだったがルールがあって授業参観などには父親だけが来てもう一つが両親の寝室に入れないことらしい・・・
カンナ「お母さんが忙しいとかそういう感じかな?」
フィーア「寝室に入れないのは夜の・・・」
ヒサメ「うん、二人ともそれ以上はダメ。」
女の子「あはは・・・クラスの皆にも同じような感じだったし大丈夫だよ。それにその時はあんまり気にしてなかったけどペンション旅行の時に寝れなくなってトイレに行こうとしたら間違ってお風呂場にはいったらママについてたの・・・私にないあれが・・・」
そうだったのか・・・
フィーア「それでショックで山の中を走ってシディさんに拾われたってことですね。」
女の子「うん・・・本当に女性っぽくって気づかなかったけど・・・ママはママじゃなかったの・・・!!だから家には帰りたくない・・・」
カゲチヨ「逃げたいときは逃げるのが一番だ。」
女の子「え?」
ヒサメ「好きなだけここにいて良いってことだよ。」
カンナ「山の中走ったから泥だらけだしまずはお風呂だね!」
ヒサたちはそう言って準備する。
シディ「母親を愛してるんだな。」
女の子「え?」
シディ「凄く辛そうに見えるから。」
フィーア「多分まだ受け入れるための準備が必要なだけです。落ち着くまでいて良いですから。」
女の子「うん・・・ママが泣いてたらって思うと胸がぎゅうってなるから多分そう・・・!」
そうして預かることにした。
sideヒサメ
数日たつ頃にはすっかり落ち着いていた。
カゲチヨ「今日こそゲームで泣かしてやる!」
ヒサメ「JC泣かせてどうするの・・・」
フィーア「まぁ、ゲーム強いですしね。」
いつも通り会話してたんだけど・・・
女の子「私・・・家に帰りたい。」
少しためらってそう言ってくれた。
そうして家まで一緒に来たんだけど・・・
カンナ「まだ整理がついてないなら無理しないで。」
シディ「そうだぞ。」
女の子「ううん、大丈夫。」
そうして女の子はインターホンを鳴らした。
母親「っ・・・!」
女の子「・・・ママのごはん食べたくなっちゃった。」
女の子「うん・・・!一緒にご飯たべようね!」
良かった・・・
カゲチヨ「さっさと帰ろうぜー!」
涙もろいなぁ・・・
フィーア「良いですよね・・・性別を超えた愛・・・!」
カンナ「フィーアちゃんもか・・・」
side女の子
女の子「そうだ!新しい友達紹介しなきゃ!」
母親「シディさんたちのこと?」
何で?
母親「家に来て無事だってこと伝えに来てくれたの。」
そうだったんだ・・・
それから私はカゲチヨたちの事を話したりした!