妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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呪いの人形回をカンナの謎解きでお送りします!

三人称で進めるためフィーア視点多めでいきます。


名探偵カンナと呪いの人形

sideフィーア

私たちは今日遠出して田舎のホテルに四人で来ています。

 

「うわーすっごい雰囲気ある建物だね!!」

 

「そうですね歴史を感じます。」

 

「カンナ、よくこんな立派なホテルを見つけたな。」

 

「まぁね!!」

 

そうホテルはカンナちゃんが見つけてくれました。

雰囲気のあっておいしい料理のあるホテルを見つけたから

行こうと誘われたのでカゲチヨ以外の四人で来ました。

 

「カゲも来ればよかったのにねー」

 

「そうだなカゲチヨも予定がなければ一緒にこれたんだけどな・・・」

 

カゲチヨの予定って・・・

 

「なんか予定あったの?」

 

「リセマラというのがあるらしい。」

 

「そんなことだと思いましたよ・・・」

 

遠出するのが面倒だからってカンナちゃんに言わずにシディさんにいうなんて怪しいと思ったんですよ。

 

早速ホテルに入るとなんだか人だかりができていた。

 

「やっぱりあった、あった・・・」

 

カンナちゃんが笑顔でそこに入っていく私たちも追いかけると

そこには人形が置かれていました。

 

「人形・・・?」

 

「皆これを見ていたのか?」

 

なんだかわからず二人が困惑していると、

 

「アナベル人形っすよ」

 

「ちょっと!なにいきなり話しかけてるのよ!?」

 

男性二人女子二人のグループがはなしかけてきた。

 

どうやら三人とも大学のオカルト研究会で旅行に来たらしい、

 

「アナベル人形は呪いの人形です。

 

「えっ!?呪いの人形!?」

 

当然この手の話が苦手なヒサメちゃんは驚きます。

 

「その通り!アナベル人形は元は数十年前両親を失った少女が叔母家族に引き取られたんだけど叔母の娘に気持ち悪がられ、宝物だったアナベルと名付けた電池の人形を燃やして

しまって娘は焼却炉に飛び込んで死んだんだって!」

 

カンナちゃんが詳細をすらすらとしゃべる、もしかして・・・

 

「ええ、叔母の家族は不可解な死をとげ燃やしたはずの人形がそこにはあったそうです。」

 

グループの柏さんというメガネをかけた青年が話をしめた。なんだか怪しい事件ですね・・・

 

「う、うそ・・・それがぞのアナベル人形なの・・・?」

 

当然ヒサメちゃんは怖がりますが

 

「実はアーシたちこの人形を調査しにやってきたんです!」

 

カンナちゃんがえがおでそういった。

 

「聞いてないんだけど!?」

 

「やっぱり・・・」

 

「もしかしてカンナはこの場所に人形があることをしっていたのか?」

 

私たちは抗議しますが。

 

「いいいじゃん!こういうのってワクワクするじゃん!」

 

全く無意味でした。ホントこういうの好きですよね・・・

 

「はは!怖がりすぎ!ただの都市伝説燃やした人形が残ってるわけないでしょ!」

 

チャラそうな原田さんが否定するが

 

「そんなことないですよ!!ネッシ―やチュパカブラだってきっといるはずなんだから!!」

 

「お、おねーさん随分マニアなんだね・・・」

 

カンナちゃんが熱心になるのをみて原田さんも引いていた。

その後も柏さんが喫煙者ということがわかったりしました。

 

sideカンナ

 

「大丈夫だ。ヒサメは俺が守るからな。」

 

「シディそういうこと気軽に言っちゃだめだから。」

 

恒例のようにシディがイケメンムーブをしてたんだけど・・・

 

「きゃっ!?」

 

「っち、気を付けろよ!こっちは仕事で来てるんだよ!」

 

ヒサメちゃんにぶつかったのに悪びれもしない男だった。

 

「自分からぶつかってそれはないんじゃないか?」

 

「素直に謝ることもできないなんてほんとに社会人ですか?」

 

「ああっ!?」

 

シディとフィーアちゃんが怒り喧嘩になるがなんとかヒサメちゃんが納め

どうにかなった。

そのほかにも

 

「あれがアナベル人形・・・」

 

「あなたそんなまじまじみないで・・・」

 

外国人の夫婦も見に来ていた。やっぱ噂になるんだな~

 

sideフィーア

 

そうして雨の夜になり、ご飯を食べようとしていたのですが・・・

 

「ヒサメちゃん・・・とりすぎじゃない?」

 

「食べられる分にしといた方がいいぞ・・・」

 

「えっ?最初だから少なめにしたよ?何回も取りにいけるのがビュッフェの良いところだよね!」

 

「そうですか・・・」

 

相変わらずのヒサメちゃんに呆れていると

 

「きゃあああああ!!」

 

突然悲鳴が上がった。

 

私たちが見に行くとそこにあったのは外国人の夫が焼かれた無残な姿でした。

 

「うっ・・・!」

 

ヒサメちゃんがショックを受けてしまいました。

当然ですけど・・・

 

「ここを離れて休もう。」

 

「アーシはもうちょっと残ってるよ。」

 

「あなたが何かしないか心配ですから私も残ります。」

 

シディさんとヒサメちゃんが部屋に戻ると

 

「カーメロ!カーメロ!」

 

夫を殺され錯乱する妻が現れました。

 

「アナベル人形だ・・・!アナベル人形の仕業だ!!」

 

あの男はどうやら記者だったらしく不謹慎にもよろこんでいます。

 

「凄いスクープになるぞ!」

 

「サイテーだな」

 

「嘘でしょ・・・」

 

「大丈夫?」

 

オカルトサークルの人たちも現れた。

しかも最悪なことに大雨の影響で明日のひるごろまで警察がこれないそうだ。

 

「この謎絶対アーシが解こうじゃないの・・・・!」

 

ひそかに燃えてるカンナちゃんをよそに私は二人にこれからのことを話すと

 

「もう怖がってる場合じゃないもん。」

 

ヒサメちゃんが立ち直った様子でそう言った。

 

「それに私ひとりじゃないしね。」

 

そして翌日

 

「きゃあああああ!!」

 

悲鳴で駆け付けるとオカルトサークルの原田さんが

ナイフで刺されていました。

 

「原田くん!原田君がぁ!!」

 

小川さんが叫んでいた。

そのあとすぐにみんなが集められ従業員から

連絡が入る

 

「こいつはいよいよアナベル人形の仕業だな!」

 

ホント不謹慎ですねこの記者・・・!

どうやら死因は首を絞められたことによる窒息死であることがわかった。

そしてメンバーの部屋はかぎがかかってて密室記者はますます騒ぎ立てるし

小川さんが犯人といってきて散々でした。

まぁ柏さんがかばってたので心配はすくないですが・・・

 

「大丈夫か・・・?町まで帰ることもできるが。」

 

「ううん私だけ逃げ出すわけにはいかないもん。」

 

なんかヒサメちゃん別人みたいですね・・・?

 

「・・・そうだよ!この事件はアーシたちで解決しよう!」

 

カンナちゃんも怪しんでいたがすぐ調子を取り戻す。

 

「ベランダから隣には飛び移れそうだね。」

 

「何か匂いがするな・・・」

 

「匂いってもしかしてタバコの匂い?」

 

「うむ。」

 

「なるほどね・・・謎はだいたいわかったよ。あとは聞き込みだけ。」

 

「さすがカンナちゃん!」

 

「早速行こう。」

 

そして二人に話を聞いた

 

「原田君と小川さんは付き合っていたの?」

 

ヒサメちゃんがきくと

 

「はい・・・」

 

「あのそれがどうしたんですか?」

 

柏さんが困惑する。

 

「昨日は特に部屋に誰か来なかった?」

 

カンナちゃんが質問する。

 

「はい、昨日は誰も。」

 

「あなたは原田君がタバコ吸うって知ってた?」

 

「えっ!?やめたって言ってたのに・・・」

 

「なるほど、なぞは全て解けました!」

 

「どういうことだ?カンナ、確かにベランダから、たばこの匂いはしたが・・・」

 

「原田さんは小川さんに内緒でタバコを吸っていたの。だから小川さんが寝たあとでこっそりベランダに出て吸っていた。犯人はそのタイミングを狙って彼を襲ったの。」

 

「そのことを知っている可能性があるのは柏さんしかいないよね?」

 

「・・・!!」

 

凄いです・・・!まさかカンナちゃんにこんな才能があったなんて・・・

 

「小川さんに隠れてタバコを吸うことを知っていたあなたはベランダに隠れていた。

そうとは知らず原田さんを絞め殺した。そのあと寝かして果物ナイフで刺して部屋から出てオートロックで密室の出来上がりってこと。」

 

すると柏さんは

 

「僕は小川さんをあの悪魔から守っただけなんですよぉ。あの老人だって原田が・・・」

 

「悪いが拘束させてもらう。」

 

シディさんが素早く拘束してヒサメちゃん以外の私たちは従業員たちに渡してきたんですけど・・・

 

「二人ともまだ事件は終わってない、すぐにカーメロさんを殺した犯人のところに向かうよ。」

 

sideシディ

 

「や、やめてお願いよ・・・もう許して・・・私はもう十分苦しんだでしょ?」

 

俺たちの目に映ったのは外国人の妻に雷で攻撃しようとするヒサメの姿だった。

 

「やっぱりね。」

 

ゴウっ!!

 

カンナがヒサメに向かって炎で攻撃しヒサメはそれを躱す。

 

「何やってるんですか!?ヒサメちゃん!?」

 

フィーアが驚いた様子で言うとカンナが推理を話す。

 

「変だと思ってたんだよ。アナベル人形さん、ヒサメちゃんはこういうオカルトもの怖がるし

アーシが事件解決するときも進んで協力していたしね。大方レンジに憑依してカーメロさんを殺してすぐにジェシカさんを殺すつもりだったけど偶然あのサークルで事件が起きて

自分の仕業にされそうになったからアーシの助手として電流の流れるヒサメちゃんに憑依して手伝ったてところでしょ。」

 

「アハハ・・・・そこまで見破られてるんだ。じゃあもういいや。」

 

そういうと憑依を解除したのかヒサメは崩れ落ちた

話によるとジェシカさんがアナベル人形を燃やした娘だった。

今回は怯える生活に限界が来て夫と一緒に人形を始末しようとしたらしい

 

「なるほどね・・・それで恨みの対象を見つけたアナベル人形は夫を殺してまた自分を

始末しようとするあなたを殺しかけたということね・・・」

 

カンナの一言で事件は本当に解決したのだった。

 

sideカンナ

 

そして翌日ヒサメちゃんは目を覚ました。

どうやらアナベル人形はとりついてなかった。

お礼に見逃してもらったってところかな。

 

「私キッチンで死体をみてから・・・」

 

どうやらあの時憑依されたみたい。

 

「それにしてもカンナちゃんに推理の才能があったなんて驚きました。」

 

「あぁ、すごかったな。」

 

「えっ!?あの事件カンナちゃん解いたの!?どうやって?」

 

「それは秘密!」

 

 

「えー!?」

 

こうして私たちは帰ろうとしたのだが

 

「アナベル人形がなくなってる!?」

 

「渋柿様もいないぞ!!」

 

どうやらあの記者がアナベル人形を盗んだみたいだった。

まぁ、あの態度からしてスクープ目当てだろうけど・・・

まだまだ、アイツの引き起こす事件は終わりそうにないと思うアーシなのだった。




謎解きシーン動画を参考にしても難しかった・・・
推理小説読むのはすきなんですが・・・
ホントに専門にしてる推理小説家の人は尊敬できます。
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