妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

514 / 913
八尺様の恐怖

sideカゲチヨ

今日は依頼もないし暇だな・・・

学校の帰り道俺はそう思いながらカレコレ屋に向かってたんだが・・・

 

「ポポポ・・・」

 

カゲチヨ「なんか高身長な女性がいたような気がしたけど気のせいか・・・?」

 

俺はそのままカレコレ屋に向かった。

 

サトウ「聞いてくれよ!さっき身長高そうな強そうな女とすれ違ったんだよ!」

 

フィーア「サトウがそういうって・・・どのくらい高いんですか?」

 

スズキ「身長2メートルは超えてたなありゃ・・・」

 

さっき見た女の特徴と一致する話をしていた。

 

カゲチヨ「それなら俺も見たぜ。ぽぽぽ・・・って喋ってたな。」

 

シディ「そうなのか?俺は見かけなかったな・・・」

 

そうなのか・・・

 

カンナ「う~ん・・・それって八尺様じゃない?」

 

八尺様?

 

カンナ「都市伝説の一つだよ。身長が八尺、およそ240センチもある女で白いワンピースと帽子、ぽぽぽ・・・という不気味な笑い声が特徴だね。」

 

スズキ「確かに白いワンピース着てたな・・・」

 

カンナ「未成年男子が八尺様に魅入られると最後・・・連れ去られるんだって。」

 

怖すぎだろ・・・・

 

サトウ「聞く限り強そうだけど勝てるのか?」

 

カンナ「うーん・・・過去の話では倒せた報告はないし勝てないと思うよ・・・」

 

カンナがそう言った時だった!

 

「ぽぽぽ・・・ぽぽぽ・・・」

 

今のって・・・

 

スズキ「おい・・・扉の高い場所に影が映ってるってことは・・・」

 

間違いないな・・・

 

カゲチヨ「でもなんでシディは魅入られなかったんだ・・・」

 

フィーア「いや、シディさん二十歳ですよ・・・」

 

そうだった・・・

 

sideカンナ

 

やれやれ・・・ヒサメちゃんがヨ―メイと出かけた後で良かったよ・・・

 

カンナ「取りあえず一番効果的なお札を張って結界の中で一晩やり過ごす方法で行くよ。」

 

アーシは対処法を提示する。

 

シディ「だがお札なんてどこにもないぞ?」

 

そこはオカルトマニアであるアーシにお任せ!

 

カンナ「和紙と墨は用意してあるからあとはお酒・・・」

 

サトウ「普通和紙と墨の方が用意してること稀だろ・・・」

 

スズキ「流石だな・・・」

 

カゲチヨ「フフフ…動画撮影のために日本酒用意してて良かったぜ!」

 

フィーア「何のためにですか・・・」

 

カゲチヨ「シディが酔っぱらった動画で女性の視聴者を増やそうと・・・いたたたた!」

 

フィーア「良い度胸ですね・・・」

 

カゲチヨがフィーアちゃんに関節技を掛けられている間にアーシは説明を開始する。

 

カンナ「まずは水と日本酒を混ぜて・・・こうして墨を解いてから悪霊退散って書けばOK!」

 

サトウ「面白そうだな!俺もやるぜ!」

 

サトウが書き始めたけど・・・

 

フィーア「なんで喧嘩上等なんですか・・・」

 

サトウ「カッコいいだろ!八尺様もビビるだろ!」

 

カンナ「カゲチヨは・・・欲まみれじゃん・・・」

 

カゲチヨの札は登録者増加と金運上昇だった・・・

 

ドンドンドン!

 

シディ「扉を叩く音が大きくなったぞ!?」

 

カンナ「二人がふざけるからだよ・・・」

 

カゲチヨ・サトウ・スズキ「マジか・・・」

 

けどノックはぴたりとやんだ・・・

 

ヒサメ?「カゲ―飲み物買ってきたよー。」

 

カゲチヨ「ヒサが帰ってきたのか?」

 

違うよ・・・

 

カンナ「気を付けて八尺様は声を真似るから開けたら・・・」

 

サトウ・カゲチヨ「え?」

 

スズキ「もう開けてるぞ・・・」

 

ちょっとおおおお!

 

けどそれは八尺様じゃなくて・・・

 

ハト「ぽぽぽ・・・ぽっぽー・・・」

 

ハトとデカい人形だった・・・それにラジカセって・・・

 

カンナ「誰かの嫌がらせだったんだ・・・」

 

フィーア「おそらくカゲチヨかサトウとスズキをライバル視してる不良の仕業ですね・・・」

 

アーシとフィーアちゃんは言う。

 

シディ「そうか。本物じゃなくて良かったな。」

 

カゲチヨ「くそー!ビビらせやがって!」

 

サトウ「まぁ、肝試しになったな!」

 

スズキ「見つけ出してシメる・・・!」

 

けどホントにいたらいいよね~

 

ー天井ー

 

八尺様「ぽぽぽぽぽぽ・・・・・・」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。